70系 ランドクルーザー プラドってどんな車?

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

70系 ランドクルーザー プラドってどんな車?

2018.01.31

クロスカントリービークルの代名詞にして、トヨタが世界に誇る名車と言えば、ランドクルーザーをおいてほかにはありません。1954年に登場して以来、度重なる改良を経て、64年が経過した2018年現在でも、その名が受け継がれています。


ランドクルーザープラドは、そんなランドクルーザーの派生車種として、1990年に登場しました。ランドクルーザーがもつクロスカントリービークルの性能はそのままに、より乗用車ライクなタウンユースなSUVとして登場したランドクルーザープラドについて、ここでは70系と呼ばれる初代について紹介したいと思います。


70系ランドクルーザープラドってこんなクルマ!




上述の通り、廉価版ランドクルーザーとして登場したランドクルーザーワゴンをベースに大幅な改良が施され、1990年に発表されたのが、70系と呼ばれる初代ランドクルーザープラドです。


ランドクルーザーワゴンからは、フロントグリル、フロントフェンダー、エンジンフードが新デザインのものに変更されたほか、ヘッドランプも角型となるなど、より乗用車らしいエクステリアデザインとなっています。


各市場へ向けて、パワートレインやボディスタイルは様々なバリエーションが用意されましたが、日本市場には2.4リットル直列4気筒ターボエンジンの2ドアショートボディと4ドアセミロングボディが正規販売されました。8人乗りの4ドアセミロングモデルが、特に人気でした。1993年のマイナーチェンジで、3リットル直列4気筒ターボディーゼルエンジンが導入され、日本市場はこのパワートレイン1種類の販売となりました。


ボディカラーも基本色に加え、スタイリッシュなツートンカラーが選択できるなど、市場のニーズをうまくとらえていました。もちろん、基本設計がランドクルーザーということもあり、悪路走破性能は随一でした。初代ランドクルーザープラドは、ランドクルーザーのよいところをそのままに、日常使用での快適性を高めたモデルと言えるでしょう。



クロスオーバーSUVとは逆のアプローチ




1990年代後半以降、乗用車をベースにしたSUVであるクロスオーバーSUVが各ブランドから発表されました。アイポイントが高いことによる運転のしやすさに加えて、居住空間の広さ、積載性の高さ、そして何より、デザイン性の高さと乗用車ベースであることによるコストパフォーマンスの高さで、その後大きな人気を得ることになるクロスオーバーSUVですが、ランドクルーザープラドは、ヘビーデューティーなクロスカントリービークルを乗用車へと改良したという点で、逆のアプローチのモデルと言えるでしょう。

SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る