ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた

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ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた

2023.04.02

トヨタの人気コンパクトSUVであるライズとヤリスクロス。


ライズのほうがコンパクトではありますが、販売台数では上回っているだけに、実際の使い勝手はどうなのか気になるところです。


そこでライズとヤリスクロスの、ユーティリティと荷室を中心に2台を比較してみたいと思います。



■日本でもっとも売れているSUV



ライズとヤリスクロスは、昨年日本で売れたSUVのナンバーワン(ライズ)とナンバーツー(ヤリスクロス)です。


どちらも日本のような狭い道路事情や駐車場でも便利なコンパクトモデルで、SUVらしいスタイリングや、使いやすいユーティリティが魅力となっています。


SUVの購入を検討している方の多くは、レジャーや小旅行などでもクルマを使いたいので室内空間の快適さや荷物がどのくらい積めるか、というのは気になるポイントではないでしょうか。



■ライズとヤリスクロス、それぞれの特徴とは



ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


ライズは全長4m以下、全幅1.7m以下の5ナンバーサイズでありながら、SUVらしい力強いスタイルと多彩なユーティリティ、クラストップレベルの広い荷室が特徴のモデルです。


ダイハツが開発した車両で、DNGAに基づくプラットフォームに新開発のパワートレインを搭載しています。


1.0Lターボまたは1.2Lターボエンジンのキビキビとした走り、高剛性ボディや最適化されたサスペンションシステムによる安定した走行性能、充実した先進安全運転支援システムなどがポイントです。


ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


対するヤリスクロスは、人気コンパクトカー「ヤリス」の軽快な走りと先進的な安全運転支援システム、高い燃費性能という特徴を受け継ぎつつ、SUVならではの個性を付与して新たな価値を提供するクルマとして開発されました。


都市部でもアウトドアシーンでも映える洗練されたプロポーション、街乗りからレジャーまで幅広く活躍する4WDシステム、トヨタ自慢のハイブリッドシステム(THSⅡ)、ユーティリティ性能にこだわり抜いた荷室空間など魅力満載のモデルとなっています。



■インテリア・荷室の使い勝手比較



ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


ライズのコックピットは、すっきりシンプルなインパネでSUVらしい見晴らしを確保するとともに、オーディオやエアコンの操作パネルを運転席側に向けてセットすることで使いやすさを高めています。


メーターはLEDデジタルスピードメーターと7インチのTFTカラー液晶ディスプレイをシームレスに表示し、フルスクリーンディスプレイのような先進性を表現しています。


ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


室内寸法は、室内長1,955mm×室内幅1,420mm×室内高1,250mmというもので、シート表皮はファブリックに中間グレード以上ではレッドパイピングのアクセントが付きます。


ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


ヤリスクロスのコックピットは、立体的な造形で空間の広がりを表現するダッシュボードパネルと、センターコンソールからディスプレイオーディオにかけて縦方向の流れを強調することで、力強さを表現したデザインになっています。


インパネ上部にソフトパッドを使用することで、室内の前方のイメージはコンパクトカーを越えた上質な印象となっています。


ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


シートは、基本がファブリックで上級グレードは合成皮革+ツイード調ファブリック、GRスポーツはエアヌバック+合成皮革となります。


室内寸法は室内長1,845mm×室内幅1,430mm×室内高1,205mmで、スペック上ではライズのほうが長さ、高さともにゆとりがあります。


収納スペースは、どちらもカップホルダーやグローブボックス、センターコンソールなど基本的なものに加え、助手席シートアンダートレイなど、随所に収納スペースが設けられるほか、充電用USB端子が用意されています。



■荷室の広さと使い勝手



ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


ライズの荷室は、荷室長755mm/荷室幅1,000mm/荷室高865mmと、ボディサイズや室内寸法からは想像できない広さです。


可動デッキボードも備え、デッキボードを下段にするとクラストップレベルの369Lの荷室容量を確保しています。


またデッキボードを上段にセットして後席シートバックを倒すとフラットなスペースが現れ、長尺物を積む際に便利です。


ライズとヤリスクロスを、使い勝手で比較してみた


いっぽうヤリスクロスの荷室は、荷室長820mm/荷室幅1,400mm/荷室高さ850mmと、ゆとりのある空間が確保されています。


後席シートは4:2:4の分割式で、4人乗車で長尺物の積載も可能。荷室にはデッキボードがあり、下段時の荷室容量は390Lです。


オプションながらハンズフリーパワーバックドアも用意されており、買い物など両手がふさがった状態でもリアハッチゲートの開閉ができます。



■それぞれどんな方におすすめ?



ライズは、街乗りでも小回りの効く運転しやすいクルマが欲しいという方、2人での旅行やレジャーに出かけることが多いという方におすすめ。


ヤリスクロスは、アウトドアレジャーによく行くという方、大きな荷物を積む機会が多いという方、都会的でスタイリッシュなデザインが好みという方におすすめです。


どちらもコンパクトで扱いやすい2台ですが、やはり1クラス上のヤリスクロスは装備も充実していますし、ライズより荷室が広いので、荷物をたくさん積む方には良さそうですね。


普段街乗りで使うことが多いのか、レジャーやロングドライブに行く機会が多いのか、最終的にはご自身のライフスタイルに合わせて検討すると良いでしょう。


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