トヨタ エスティマとはどんなミニバンなのか?!

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トヨタ エスティマとはどんなミニバンなのか?!

2018.12.25

トヨタ エスティマとはどんなミニバンなのか

トヨタ エスティマ アエラス プレミアム-G 2016

初代エスティマが登場したのは1990年。それから25年以上に渡り販売が続けられ、トヨタのラインナップの中で長い歴史を誇るミニバンとなりました。


デザインは常に他のミニバンと一線を画し、独自の路線を築いてきたエスティマですが、2019年には生産終了すると噂されています。最後のモデルになるかもしれない現行型のエスティマを、アエラス プレミアム(7人乗り2WD)をベースに紹介します。



ボディスペック

トヨタ エスティマ アエラス プレミアム-G 2016

全長×全幅×全高:4,820mm×1,810mm×1,745mm

ホイールベース:2,950mm

車両重量:1,770kg

乗車定員:5名

タイヤ:225/50R18

サスペンション:(前)ストラット式/(後)トーションビーム式


ミニバンのスタンダードから外れたスタイリングは、フロントからリアまで伸びやかで滑らかな流線形を描いています。


特徴的なのはフロントフェイスの造形で、グリルの存在を消すとともにヘッドライトも薄くデザインされ、押し出し感というポイントでは他車に譲ります。


7人乗りの室内は223のシート配置で、セカンドシートには800mmのロングスライドに加え、両サイドにアームレスト、シート一体型のオットマンを備えたリラックスキャプテンシートがセットされます。


またサードシートは、スイッチ操作で床下格納ができる6:4分割シートが備わります。


運転席にはシートスライド、リクライニングはもちろん、シート座面の上下移動を無段階で電動調整できる、8ウェイパワーアジャスト機構を。助手席にはスライドとリクライニングが手動調整できる4ウェイアジャスト機構をそれぞれ装備し、快適な空間を提供しています。



エンジンスペック

トヨタ エスティマ アエラス プレミアム-G 2016

エンジン:直列4気筒 DOHC

総排気量: 2,362cc

最高出力:125kW(170ps)/6,000rpm

最大トルク:224Nm(22.8kgf・m)/4,000rpm

JC08モード燃費:11.4km/L

トランスミッション:CVT 

駆動方式:2WD 前輪駆動


エンジンは、2代目エスティマを始め、多くのミニバンやSUVに採用されてきた、可変バルブタイミング機構付き2.4Lの自然吸気2AZ-FE型ですが、さまざまに改良が施された結果、最高出力で8kW(11ps)向上した125kWバージョンが搭載されています。


特徴は、実用域における扱いやすさに加え、スムーズに加速できるところで、各部の徹底した低フリクション化などで、高い燃費性能と優れた環境性能も備えています。



主な安全装備をチェック

トヨタ エスティマ アエラス プレミアム-G 2016


現在トヨタの安全装備として注目されているのが「トヨタ・セーフティ・センス」です。エスティマにも以下の内容で装備され、付帯機能として、先行車発進告知機能が装備されています。


・プリクラッシュセーフティ

・レーンディパーチャーアラート

・オートマチックハイビーム


これらの装備の中で特筆すべきなのは、"プリクラッシュセーフティ"でしょう。


レーザーレーダーと単眼カメラが先行車を検出し、約15km/h~140km/hの車速域において、警報を発して回避操作を促してくれるほか、ドライバーがブレーキを踏めない場合には、約10km/h~80km/hの速度域なら、自動ブレーキが作動。


停止車両に対しては、自車速度が30km/hの場合は、自動で減速を行い、衝突被害の軽減を支援するものです。


レーンディパーチャーアラートは、道路上の白線・黄線をセンサーで認識してドライバーがウィンカー操作を行っていないとき、車両が車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示で注意を促します。


また、オートマチックハイビームは、自動で切り替えを行い、夜に走行している時に注意したい歩行者などを早期に発見を助ける頼もしい機能です。


その他、予防安全として、緊急ブレーキシグナル、クリアランスソーナー&バックソナー、ヒルスタートアシストコントロール、S-VSC(ステアリング協調車両安定性制御システム)などが装備されます。


なかでもS-VSCは、電動パワーステアリング(EPS)とブレーキ制御(VSCABS)、駆動力制御(TRC)の3つを協調させ、さまざまな路面状況で車両の挙動を安定させるシステムです。


緊急ブレーキシグナルは、急ブレーキをかけたときにハザードランプが自動的に点滅するもので、急停車するような場面でハザードランプが自動で作動してくれるものです。


エスティマが、2019年に大きな変革を迎えることは、どうやら確実のようです。前述したモデル消滅の噂がある一方で、新型デビューもささやかれています。その答えは、年明け頃に判明するでしょう。


いずれにしても現行型が気になる方は、早めにディーラーを訪れ、実車を確認してください。

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