スバル XVと日産 エクストレイルのスペックの違いは!?
2018.12.27
スバル XVと日産 エクストレイルのスペックの違いは
スバル XVと日産 エクストレイルは、ともに200万円前半からモデルをランナップするクロスオーバーSUVです。
そのラインナップのなから、スバル XV 2.0i-L EyeSightと日産 エクストレイル 20X 4WDをピックアップして、ボディ、エンジン、先進安全装備&運転支援装備を比較します。
※2018年12月時点で販売されているモデルについて解説しています。
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※価格は支払総額
ボディスペックを比較
■XV 2.0i-L アイサイト
全長×全幅×全高:4,465mm×1,800mm×1,550mm
ホイールベース:2,670mm
車両重量:1,420kg
乗車定員:5名
タイヤ:225/60R17
サスペンション:(前)ストラット式/(後)ダブルウィッシュボーン式
■エクストレイル 20X 2列 4WD
全長×全幅×全高:4,690mm×1,820mm×1,740mm
ホイールベース:2,705mm
車両重量:1,540kg
乗車定員:5名
タイヤ:225/60R18
サスペンション:(前)ストラット式/(後)マルチリンク式
XVは、高いアイポイントと死角の少ない良好な視界を確保しています。また、全高を1,550mmに抑えているので、一般的な立体駐車場に駐車が可能なのが大きな特徴です。
エクストレイルは、ダイナミックな走りを予感させるシャープなラインやボディ側面の面構成から、いかにも一目でタフなSUVであるとイメージさせます。最大で1,745mmという奥行きを確保した室内のラゲッジスペースは、用途を選ばず荷物を収納することができます。
エンジンのスペック比較
■XV 2.0i-L アイサイト
エンジン:水平対向4気筒
総排気量: 1,995cc
最高出力:113kW(154ps)/6,000rpm
最大トルク:196Nm(20.0kgf・m)/4,000rpm
JC08モード燃費:16.0km/L
トランスミッション:CVT
駆動方式:4WD
■エクストレイル 20X 2列 4WD
エンジン:直列4気筒 DOHC
総排気量: 1,997cc
最高出力:108kW(147ps)/6,000rpm
最大トルク:207Nm(21.1kgf・m)/4,400rpm
JC08モード燃費:16.0km/L
トランスミッション:CVT
駆動方式:4WD
エンジンに注目してみると、2台に搭載されているエンジンは大きく違います。
XVは、スバルが長年こだわり、アイデンティティとしている水平対向エンジンが搭載されています。水平対向エンジンの特徴は、振動が少なく滑らかなこと。また、低重心となり、安定した気持ちの良い走りが可能です。
また水平対向エンジンと4WDによるシンメトリカルAWDは、前後左右均等に荷重がかかるメリットを活かして、さまざまな道で安定した走りと高い安心感を実現しています。
X-MODEスイッチを押せば、エンジン、トランスミッション、各制御システムをコントロールし、そのときの路面の状況に合わせた走行が可能となります。
一方、エクストレイルの2.0L 直列4気筒エンジンは、シリンダー内へ直接燃料が噴射される直噴エンジンで、無駄な燃料消費を抑えつつ、安定した加速性能を実現しています。
インテリジェント 4x4は、アクセルを踏むと同時に、各種センサーの情報からコンピュータが走行状態を判断し、その時の走行状況に応じて前後のトルク配分を100:0から約50:50まで状況に応じて切り替えを行い、滑りやすい路面でも安定した走りを実現します。
先進安全装備&走破性をチェック!
XVには、“ぶつからないクルマ”でおなじみの、スバル独自の技術であるアイサイトが搭載されています。その内容は以下の通り。
・プリクラッシュブレーキ
・AT誤発進抑制制御 (前・後)
・全車速追従機能付クルーズコントロール/
・定速クルーズコントロール
・アクティブレーンキープ (車線中央維持/車線逸脱抑制)/車線逸脱警報/ ふらつき警報/先行車発進お知らせ機能
プリクラッシュブレーキは、前方のステレオカメラで歩行者、車両を検知し、衝突を回避してくれほか、後方は車体後部のソナーセンサーが障害物を検知し、警告表示と警告音によって段階的にアラートしてくれます。そのまま危険な状況になれば、自動的にブレーキをかけ、衝突を回避してくれます。
一方のエクストレイルに搭載されるおもな安全装備は以下のとおりです。
・インテリジェント エマージェンシーブレーキ
- ・踏み間違い衝突防止アシスト
- ・フロント&バックソナー
- ・LDW(車線逸脱警報)
- ・ 進入禁止標識検知
エクストレイルのインテリジェント エマージェンシーブレーキは、フロントカメラで、前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高まるとメーター内のディスプレイへの警告表示ならびにブザーでドライバーに警告を行い、ドライバーが減速できなかった場合は、自動的に緊急ブレーキが作動してくれるシステムです。
注目のプロパイロット(高速道路 同一車線自動運転技術)は、20Xではオプション扱いとなります。
甲乙つけがたい2台のクロスオーバーSUVですが、水平対向エンジンにシンメトリカルAWDという独自のパッケージが魅力のスバル XVと、防水の内装でアウトドアアクティビティでの使い勝手を高めた日産 エクストレイル。それぞれ甲乙つけがたい魅力があります。その実力は、お近くのディーラーで確認してください。