300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?

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300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?

2023.03.01

トヨタ ハリアーとレクサス NXは、ともにプレミアムクロスオーバーSUVとして人気が高いモデルです。


新車では455万円〜753.3万円のレクサス NXが、312.8万円〜514.8万円のハリアーを大きくうわ回っていますが、中古車に目を向けると新車のハリアーと同じような価格帯に降りてきます。


そこでここでは価格帯がほぼ同じ、ハリアーのガソリン車と中古の初代NXを比較して、どちらがおすすめなのか検証します。


プレミアムクロスオーバーSUVの購入を検討している方は参考にしてみてください。



■4代目ハリアーと初代NX



300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


4代目ハリアーは、2020年6月に販売を開始したプレミアムクロスオーバーSUVです。


エレガントさと逞しさが融合した流麗なクーペのようなフォルム、乗り込んだときから分かる安心感に包まれる上質な室内、走り出すと感じる意のままに走れる心地よさや静かな車内が特徴となっています。


ガソリン車の新車販売価格は、312万8000円〜453万8000円です。


300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


対する初代NXは、2014年7月にレクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとして販売を開始しました。


都会を機敏に駆け抜ける高い走行性能と、SUVらしい力強いスタイリングを兼ね備えていることが特徴です。


2017年9月のマイナーチェンジでは、洗練されたエクステリアと質感を向上させたインテリアに変更。


また、先進装備を充実させ、快適性・利便性を高めています。


さらに予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を採用し、安全運転支援を強化しました。


初代NXの新車販売価格は428万円〜582万円(2014年モデル)で、2023年3月時点の中古車価格は220万円〜580万円。


ボリュームゾーンは200万円台後半〜400万円と、ハリアーの新車と変わらない価格となっています。



■面で魅せるハリアー vs 力強いキャラクターラインのNX



300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


エクステリアは、どちらもプレミアムクロスオーバーSUVらしい上質感あるスタイリングです。ただし、それぞれに個性や特徴があります。


4代目ハリアーは、精悍でシンプルな面に、絞り込まれたクーペのようなキャビンとスポーツカーのように張り出したホイールハウスが組み合わされたスタイリングです。


全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmのボディに、ホイールベース2,690mmで、最小回転半径は5.5〜5.7mとなっています。


300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


初代NXは、シャープなフロントグリルやヘッドライト・リアコンビランプと力強いシャープなキャラクターラインによって、アグレッシブなスタイリングです。


スピンドルグリルとひと目でレクサスとわかるデザインは、レクサスSUV共通のアイデンティティです。


ボディサイズは、全長4,630mm×全幅1,845mm×全高1,645mm、ホイールベース2,660mmで、最小回転半径は5.3〜5.7mとなっています。


運転のしやすさという側面から比較をすると、ボディサイズがハリアーよりひとまわり小さいNXのほうが扱いやすいでしょう。


ただし、最小回転半径に大きな違いはありません。そのため、小回り性能はほぼ同等といえますね。



■奥行きを感じられるハリアー vs 広がり感があるNX



300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


インテリアは、どちらもインパネ中央上部にモニターが配置され、左右に広がる水平基調のデザインです。


ハリアーは、大型のモニターを中心に左右に広がるインパネとなっています。また二段構えの造形になっていることから、奥行きを感じられるのも特徴です。


室内の広さは、長さ1,880mm×幅1,520mm×高さ1,215mmとなっています。


300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


NXは、広がりのあるダッシュボードにインパネ中央のモニターからセンターコンソールまでコントロールユニットが続くデザインです。


室内の広さは、長さ2,080mm×幅1,520mm×高さ1,180mmと、室内長で新型ハリアーに差をつけています。


センターコンソールはどちらも縦基調にデザインしたものですが、新型ハリアーは12.3インチのディスプレイモニター、NXは初期が7インチ、2017年以降が10.3インチとなっています。


また操作ボタンなどを減らしたすっきりとした設計に新型ハリアーに対し、NXはセンターにアナログ時計を配置するなど高級感にこだわったデザインとなっています。



■優雅な走りのハリアー vs 力強さが特徴のNX



パワートレインは、新型ハリアーのガソリン車が2.0L自然吸気エンジンとCVTの組み合わせ。


初代NXは、2.0Lガソリンターボが6AT、2.5LハイブリッドはCVTとの組み合わせになっています。


燃費は、ハリアー(ガソリン車)が14.7〜15.4km/L(WLTCモード)。


NXは、ガソリンターボが12.4〜12.8km/L(JC08モード)、ハイブリッドが19.8〜21.0km/L(JC08モード)です。


燃費性能で選ぶのであれば、ハリアーのガソリン車またはNXのハイブリッドとなるでしょう。



■安全性能は新しいハリアーに分がある



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安全装備は、デビュー年が異なるため違いが明確です。


ハリアーには、先進安全システム「Toyota Safety Sense」が標準装備となっています。


おもな機能は、衝突被害軽減ブレーキシステム、オートマチックハイビーム/アダプティブハイビームシステム、車線維持機能、標識認識機能などです。


300万円台で買うなら新車ハリアーと中古NXどちらがおすすめ?


NXの安全装備は、デビュー当初がクルーズコントロールやバックガイド&サイドモニターといったシンプルなもの。


2017年9月のマイナーチェンジ以降でようやく、歩行者検知機能付衝突回避支援タイプの「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱防止機能の「レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)」、「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、「アダプティブハイビームシステム」などが標準装備されています。


同価格帯の新車ハリアー(ガソリン車)と中古のNXを比べてみると、基本性能では新しいハリアーがうわ回っているものの、基本的な質という部分ではNXに分があるように思います。


それをふまえて美しく先進的な車がよいのであればハリアー、ちょっと古くても上質な走りと居住性を求めるのでればNXがそれぞれおすすとなります。


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