新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?

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新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?

2022.11.18

2022年1月にモデルチェンジを受けたトヨタ ヴォクシー。


4代目に進化してもその人気は変わりません。


街でも見かける機会が増えて、中古車も在庫されるようになりました。


そんなヴォクシーを狙っている人が気になるのはグレード間の違いでは無いでしょうか?


そこでこの記事では、グレードごとにどのような違いがあるのかを解説します。


グレード選びで迷っているときの参考にしてみてください。


新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?



■4代目ヴォクシーのグレード概要



新型(4代目)ヴォクシーは3代目まで用意されていた5ナンバー枠に収まるグレードが廃止されて、エアロ仕様の3ナンバー登録モデルのみになり、グレード展開はベーシックな「S-G」と上級モデル「S-Z」の2タイプになったことが最大の変化です。


パワートレインは、2.0Lガソリンと1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドの2種類で、それぞれのグレードに設定しています。


乗車定員は7人乗りが基本で、ガソリンモデルの「S-G」にのみ8人乗りが用意されます。


駆動方式は、7人乗り仕様に2WD(FF)と4WD(※ハイブリッドはE-Four)を設定しますが、8人乗りの「S-G」は2WDのみとなります。


4代目ヴォクシーを購入するときは、パワートレイン(ガソリンまたはハイブリッド)、駆動方式(8人乗りは2WDのみ)、グレード(8人乗りはS-Gのみ)を絞ると良いでしょう。


新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?



■微妙な違いが気になるエクステリア



4代目ヴォクシーのエクステリアは、一見すると同じに見えますが、細かな部分に違いがあります。


フロントまわりの大きな違いは、フロントバンパー下部左右のひし形に発光するLEDの薄暮灯(アクセサリーランプ)の有無です。


この装備は上級グレードの「S-Z」のみで、ベーシックな「S-G」にはオプション設定もありません。


フロントの印象を引き締める薄暮灯がほしい場合には、自動的に「S-Z」グレードになります。


新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?


サイドウインドウの下側に付くドアベルトモールディングは、「S-Z」がステンレス、「S-G」は樹脂のブラック。


ガラス類はUVカット機能付きのグリーンガラス(フロント/クォーター/フロントドア)とプライバシーガラス(リアスライド/リアクォーター/バックドア)の組み合わせですが、「S-Z」のみフロントドアに撥水機能付きのスーパーUVカット機能付きに変更。


またハイブリッド車が高遮音の合わせガラスであるのに対し、ガソリン車は通常の合わせガラスという違いがあります。


挟み込み防止機能付きワンタッチスイッチパワースライドドアは、「S-Z」が両側、「S-G」が助手席側のみ。


バックドアのイージークローザーは「S-Z」にのみ装備される機能です。


足まわりのアルミホイールは、「S-Z」の2WDモデルのみ17インチで、その他のグレードは16インチです。


新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?

新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?



■質感は上級グレードのS-Zが上



エクステリアよりも違いを感じるのはインテリアの質感です。


「S-G」から「S-Z」になることで、インパネアッパーオーナメントや運転席・助手席のインパネオーナメントが樹脂から合成皮革巻き(インパネオーナメントはステッチ入り)に変更。


さらにソフトレザー+ステッチのフロントドアアームレスト、シルバー塗装のインサイドドアハンドル、ソフトレザーのドアトリムオーナメントなど、「S-Z」は上質感を感じられる室内となっています。


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メーターは、全グレードにオプティトロンメーターを装備。


ハイブリッド車は、ハイブリッド専用のブルーアクセント入りとなります。


グレードごとのメーターの違いは、TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイの大きさです。


「S-G」の4.2インチに対して「S-Z」は7.0インチです。


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シート表皮は「S-Z」が合成皮革+ファブリック、「S-G」が上級ファブリックで、「S-Z」には運転席と助手席の快適温熱シートが標準装備(「S-G」はメーカーオプション)。


キャプテンシートが基本のセカンドシートは、「S-Z」にカップホルダー4個/ポケット/充電用USB Type-C端子2個/エコバッグフック2個が付属する折りたたみ式大型サイドテーブルを装備。


「S-G」は、カップホルダー2個が付いた簡単な折りたたみ式サイドテーブルになります。


8人乗り仕様「S-G」のセカンドシートは60:40分割のチップアップ機能の付いたベンチシート。


超ロングスライドやリクライニング機構、格納式センターボックス(カップホルダー2個、オープンボックス、エコバッグフック)を装備します。


またセカンドシートの左側(60:40の40側)を取り除くことで、サードシートへの乗り降りをしやすくした”7人乗りユーティリティパッケージ”がオプションで用意されます。


荷室は、セカンドシートのスライドやサードシートの格納により荷物に応じた空間を作り出すことが可能です。


またデッキボードの下にはスーパーラゲージボックスがあるため、洗車用具や傘など常備品の収納に便利です。


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■快適性を求めるならオプションを選びたい



室内の空調は、「S-G」がフロントオートエアコン+リヤクーラーなのに対し、「S-Z」はフロントが左右独立温度コントロールオートエアコン+リヤオートエアコンです。


「S-G」はオプションで「S-Z」と同じ左右独立温度コントロールオートエアコンとリヤオートエアコンにできます。


ナビ・オーディオは、ともにコネクティッドナビ対応の8インチHDディスプレイオーディオが標準装備で、スピーカー数は「S-G」が4個、「S-Z」が6個です。


オプションで用意されるコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオPlusを選ぶと、いずれもモニターが10.5インチになるほか、DVD、CD、TV(フルセグ)、HDMI入力、ETC2.0ユニット(VICS機能付)+光ビーコンユニットが付属。


スピーカー数も「S-Z」は12個、「S-G」は6個に増やされます。


室内の快適性を求めるのであれば、質感が高くエアコンやスピーカー数の多い「S-Z」がおすすめです。



■安全装備は基本的に同じ



新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?


安全装備は、トヨタセーフティセンスが全グレード標準装備です。


おもな機能は、プリクラッシュセーフティ(昼夜歩行者・昼夜自転車運転者・昼間の自動二輪車検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、レーントレーシングアシスト、レーンディパーチャーアラート、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)、オートマチックハイビーム、ドライバー異常時対応システムなど。


メーカーオプションでは、緊急時操舵支援(アクティブ操舵機能付)、フロントクロストラフィックアラート、レーンチェンジアシスト、ブラインドスポットモニター、安心降車アシスト(ドアオープン制御付)などが追加されますが、アダプティブハイビームは「S-Z」でしか選ぶことができません。


また、駐車時や渋滞時の走行を支援する「トヨタチームメイト」もメーカーオプション設定となっています。


新型ヴォクシーのグレードによる違いとは?


新型ヴォクシーは、一見するとグレードの違いがわかりにくいものの、細かく見るとディテールや搭載されている機能などに違いがあります。


大切な家族や友人などを乗せる際の安全性という点ではそれほど差はないものの、室内の快適性や質感では「S-Z」がうわ回っています。


このあたりは予算と相談して決めたいですね。



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