使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説

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使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説

2022.11.20

2022年7月に4代目(T33型)となった日産 エクストレイルの基本グレードは、S/X/Gの3つです。


それぞれの違いはどんなところにあるのでしょうか?


購入前に知っておきたいグレードの違いを、徹底的に解説します。


新型エクストレイルの購入を検討している方は参考にしてください。


使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説



■新しくなったエクストレイルの特徴



新型(4代目)エクストレイルは、初代モデルから続く”タフギア”のDNAを受け継ぎながら上質さを格段に向上、さらに進化したパワートレインを搭載したことで、いままで以上に日常生活からアウトドアまで、幅広いシーンで活躍するモデルとなっています。


エクステリアは、2段になったフロントのライトまわりや伸びやかなショルダーライン、ワイド感を演出しているバックドアやバンパーなどにより、上質で落ち着きのあるスタイルです。


インテリアは、使い勝手が良く、広がり感があるパネルなどによって上品な印象となっています。


グレードは、ベーシックな「S」、中間グレードの「X」、上級グレードの「G」という構成。


それに4WDのe-4ORCEが各グレードに加わり、幅広い顧客のニーズに応える内容になっています。



■すべての基本となる:[S]



使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説


新型エクストレイルの基本グレードとなるのが、S/S e-4ORCEグレードです。


エクステリアには、ハイビームアシスト付きLEDヘッドランプが装備されます。


サイドターンランプが内蔵された電動格納式リモコンカラードアミラーはドアロックに連動して格納する機能が付いていますが、シーケンシャルドアミラーウインカーの用意はありません。


ホイールは18インチアルミホイール(18×7.5J)、タイヤは前後235/60R18サイズです。


インテリアは、本革巻ステアリングホイールにクルーズコントロールなどの操作ができるステアリングスイッチを装備。


メーター内のアドバンスドドライブアシストディスプレイは7インチ、ルームミラーは通常の防眩式です。


オートエアコンは運転席と助手席が独立調整式。


シートはファブリックシートが標準装備で、シートリフターは手動のラチェット式になります。


ナビ・オーディオは、オーディオレス4スピーカーです。


そのため、ナビが必要な場合は日産オリジナルナビゲーション(ディーラーオプション)を装備することとなります。


安全装備は、踏み間違い衝突防止アシスト、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)、前方と後方の衝突支援システムや車線逸脱防止支援システム、クルーズコントロールなどを標準装備されますが、プロパイロットの用意がありません。


日産の誇る先進運転支援システムであるプロパイロットの用意がないのは残念ですが、それでも安全装備は現代の新車として十分に用意されたS/S e-4ORCEグレードは、安価で新型エクストレイルに乗りたい方におすすめです。



■プロパイロットを装備した:[X]



使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説


必要最低限の装備となっているS/S e-4ORCEグレードに対して、充実した運転支援システムや内装・外装の選択肢を広げたい場合には、X/X e-4ORCEグレード以上を選ぶと良いでしょう。


なによりX/X e-4ORCEグレードからは、運転支援システムの”プロパイロット”が標準装備となることが最大の違いです。


エクステリアはS/S e-4ORCEグレードの装備にくわえて、シーケンシャルドアミラーウインカー、ルーフレール、リモコンオートバックドアがメーカーオプションで選べるようになります。


タイヤ&ホイールは、S/S e-4ORCEグレードと同様です。


メーターのアドバンスドドライブアシストディスプレイは大型の12.3インチになり、本革巻ステアリングにはプロパイロットのスイッチが装備されます。


使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説


インテリアのシートは、S/S e-4ORCEグレード同様のファブリックですが、運転席がパワーシートに変更。


防水シート(セルクロス)をメーカーオプションとして設定しています。


オーディオレス4スピーカーのナビ・オーディオは、Nissanコネクトナビがオプションで選べるようになるほか、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)とインテリジェントルームミラーもオプションで選ぶことが可能です。


使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説


インテリジェントキーはS/S e-4ORCEグレードと同じものが標準装備ですが、メーカーオプションとして運転席・助手席・バックドア感知/オートバックドア開閉機能/フューエルフィラーリッド連動機能付きが用意されます。


安全装備は、ナビリンク付きプロパイロットとなり、コネクトナビを装着するとSOSコールや緊急停止支援システムの作動が可能になります。


プロパイロットを装備したX/X e-4ORCEグレードは、万人におすすめできるグレードです。



■上質さを求める人には:[G]



G/G e-4ORCEグレードは、新しいエクストレイルのテーマでもある上質感を全面に押し出したグレードです。


使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説


エクステリアでは、シーケンシャルターン機能付シグネチャーLEDポジションランプやサイドターンランプ付電動格納式リモコンカラードドアミラー(リバース連動下向やポジションメモリー連動機能付き)、リモコンオートバックドアが標準装備。


ホイールは、専用の19インチアルミホイール (19×7.5J)となり、タイヤは235/55R19サイズ。


くわえてシルバー塗装のクロームフロント&リアバンパーロアフィニッシャー、ドアロアクロームモールで上質感を高めています。


インテリアでは、ヘッドアップディスプレイ、インテリジェントルームミラー、ワイヤレス充電器、運転席/助手席/後席独立エアコン、木目調インストロアフィニッシャーにくわえ、インテリジェントキーを標準装備。


シートは、運転席/助手席パワーシートやパーソナルドライビングポジションメモリーシステム(運転席・ドアミラー連動)を標準装備。


表皮は触り心地が良いテーラーフィットを採用し、ナッパレザーシートがメーカーオプションとして設定されます。


標準装備となるコネクトナビは、緊急停止支援システムやSOSコール機能付きのプロパイロットに対応するとともに、インテリジェントアラウンドビューモニター機能も付いています。


電源系も充実しており、2つのタイプA USB電源ソケットにくわえて、タイプCも前後席に装備するほか、ラゲッジにはAC100V(1500W)電源が標準装備となります。


新型エクストレイルのイメージである”先進的で上質なSUV”を求める方には、G/G e-4ORCEグレードがおすすめです。


4代目となったエクストレイルのグレードは、リーズナブルなベースグレードのS/S e-4ORCE、プロパイロットが標準装備となる中間グレードのX/X e-4ORCE、先進的な安全装備や上質感ある内装・外装となる上級グレードのG/G e-4ORCEの3グレード構成。


寒冷地仕様では、S/S e-4ORCEおよびX/X e-4ORCEグレードが前席シートヒーター、G/G e-4ORCEグレードではくわえて後席シートヒーターが標準装備です。


使い方からグレードを選ぼう!新型エクストレイルのグレード解説


アクティブな使い方をする場合は、中間グレードの「X/X e-4ORCE」にメーカーオプションの防水シートをプラス。


上質感を求める場合には、G/G e-4ORCEグレードのレザーシートを選ぶと満足度はより高まるでしょう。


使い方からグレードを選んで、エクストレイルとともにタフで上質なカーライフを送ってみてはいかがでしょうか。



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