200万円台で上モノが見つかる!? マツダCX-5 VS 日産エクストレイル

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200万円台で上モノが見つかる!? マツダCX-5 VS 日産エクストレイル

2022.10.03

いまや数多くのSUVが製造され、ユーザーはお金さえあれば選択肢には困ることもありません。


しかし現実はクルマにそれほどお金を掛けられないという方も多く、いまや200万円前後の中古車に注目が集まっています。


200万円台で上モノが見つかる!? マツダCX-5 VS 日産エクストレイル


そんななかでも人気のミドルクラスSUVから、現行型のマツダ CX-5とモデルチェンジを受けたばかりの日産 エクストレイルという、比較的新しいモデルにフォーカスしてみました。


ユーテリティや走行性能だけでなく、見た目も優れた2台のSUV。


いったいどんな実力をもっているのでしょうか。



■熟成の域にあるマツダCX-5はいまが買い?



200万円台で上モノが見つかる!? マツダCX-5 VS 日産エクストレイル


次世代マツダの最新技術SKYACTIV TECHNOLOGYを全面採用した初めてのモデルとして2012年にデビューしたCX-5は、マツダのSUVラインナップの中核を担うミドルサイズSUVです。


それからわずか5年でフルモデルチェンジを行ない2代目へと進化。


洗練された力強さをキーワードに掲げ“魂動-Soul of Motion”のコンセプトをさらに突き詰めています。


フロントからリアへと一気に突き抜ける動きと、彫りの深いディテールによって精悍な雰囲気を表現した2代目CX-5のボディサイズは、全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mm、ホイールベース2,700mmというもの。


先代よりも前後トレッドを約10mm拡大したボディは台形フォルムでスタンスの良さを強調するとともに、立体感を強めたシグネチャーウイングの先端をヘッドランプ下側に通したことでワイド感を高めています。



■デザインもサイズもベストバランスな日産エクストレイル(3代目T32)



200万円台で上モノが見つかる!? マツダCX-5 VS 日産エクストレイル


日産自動車が2000年から販売を続けているエクストレイルは、2022年7月にフルモデルチェンジを行ない4代目がデビューしましたが、ここでピックアップするのは2013年から販売されている3代目(T32型)です。


ルノーと共同開発したエンジニアリングアーキテクチャCMF(Common Module Family)を初めて採用した3代目エクストレイルのボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,820mm×全高1,715mm、ホイールベース2,705mmで、外観はグリルからエンジンフードへつながる「Vモーションシェイプ」を採用。


また個性的なブーメラン型のLEDヘッドランプシグネチャーとリアランプシグネチャーを採用し、先代よりもスタイリッシュに生まれ変わっています。



■後席の居住性で選ぶならエクストレイル



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乗員すべてがドライブをゆったり楽しめる空間を実現したCX-5の室内空間は、室内長1,890mm×室内幅1,540mm×室内高1,265mmという広さで、乗車定員は5名。


フロントシートは、シートバックに耐圧を分散できるサスペンションマットを採用するとともに、シートバックの場所ごとに剛性を最適化することで、体幹を支えて安心感と快適性を向上しています。


また座面には人間が不快に感じる振動だけをカットする高減衰ウレタン素材を新採用。


さらにパーツ形状の最適化による振動の最小化や細かく振動をコントロールする工夫によってロードノイズを低減し、室内の静粛性にもこだわりました。


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エクストレイルの室内空間は、室内長2,005mm×室内幅1,535mm×室内高1,270mmという広さ。


5人乗りの2列シートと7人乗りの3列シートがあり、5人乗りの2列目は6:4分割式でニールームはクラストップレベルの広さを実現。


7人乗りの2列目はスライド&リクライニング機構付き4:2:4分割という違いがあります。


フロントとリアの左右シートには、中折れ(スパイナルサポート)形状の背もたれパッドを採用して長時間移動の疲労を軽減していることがポイント。


さらにフロントとフロントドアに遮音ガラス、リヤドアとバックドアに板厚を向上したガラスを採用したり、内部に吸音スポンジを備えた静音タイヤと吸音フェンダープロテクターの採用や、各部位の吸音材の性能も向上させて、不快な振動を抑制して静粛性に優れた快適な車内を実現しています。



■エクストレイルはパッケージの上手さが光る



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CX-5のラゲッジルームは、定員乗車時にもゴルフバッグ4つ、72型のスーツケースであれば3つを積み込める容量505L(DIN)を確保。


開閉ユニットは小型&軽量で見栄えもシンプルなスピンドルダンパー式のパワーリフトゲートを採用しています。


ゲートの開閉は運転席横スイッチ、リフトゲートスイッチ、さらにアドバンストキーでも可能で、ゲート開度は無段階でメモリーできます。


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いっぽうエクストレイルのラゲッジルームは、最大550Lというクラストップレベルの大容量にくわえ、防水仕様になっていることがポイントです。


荷室の間仕切りが自由に行なえる防水ラゲッジボードが付いていたり、インテリジェントキーを持っていれば手などをセンサーにかざすだけでリアゲートが開くハンズフリー機能付リモコンオートバックドアも装備するなど使い勝手を向上させています。



■ディーゼル×6MTも選べるCX-5



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CX-5のパワートレインは、優れた燃費性能と力強い中低速トルクを実現したSKYACTIV-G 2.0をボトムに、パワーと燃費をバランスさせたSKYACTIV-G 2.5、2018年10月の改良でラインアップに加わったもっともハイパワーなSKYACTIV-G 2.5T、そして実用燃費と環境性能の向上を追求しつつ、ディーゼルならではの力強さ、ロングツーリングを快適に楽しめる静粛性も実現したクリーンディーゼルのSKYACTIV-D2.2という4種類です。


駆動方式はFFと4WDの2種類で、それらに組み合わされるトランスミッションは6速ATの「SKYACTIV-DRIVE」と一部のエンジンでは6速MTの「SKYACTIV-MT」も選べます。


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対するエクストレイルのパワートレインは、2.0L直噴ガソリンエンジンとエクストロニックCVTという組み合わせで、発売当初はガソリンエンジン車のみのラインナップでしたが、2015年4月にはハイブリッド車もラインアップに加えました。


駆動方式はFFと4WDの2種類があり、4WDはALL MODE4×4-iを先代より受け継いでいます。


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■新しいほど充実する安全装備



2代目CX-5の安全性能は、理想のドライビングポジションを実現するペダルレイアウトやオルガン式ペダル、ドライバーに必要は情報を見やすくしたコクピットレイアウトなど、インターフェースの部分から手がつけられています。


くわえて歩行者の検知も可能な「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」や速度制限・進入禁止・一時停止の交通標識を認識し、アクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示する「交通標識認識システム(TSR)」のほか、2017年には約60km/h以上で車線の逸脱を防ぐ「レーン・キープ・アシスト(LAS)」、「AT誤発進抑制制御」などでドライバーをサポートする先進安全技術“i-ACTIVSENSE”が全車標準装備となりました。


その他、「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」は追従可能な速度域の下限を30km/hから0km/hへ拡大するなど、年を追うごとに進化しています。


200万円台で上モノが見つかる!? マツダCX-5 VS 日産エクストレイル



対するエクストレイルの安全性能は「エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」などをパッケージ化してグレード設定にしたほか、「後側方車両検知警報(BSW)」や「ふらつき警報」なども設定。


運転支援機能では、車庫入れを支援する「インテリジェントパーキングアシスト」を日産車として初めて採用しました。


また2017年のマイナーチェンジでは、アクセル・ブレーキ・ステアリングのすべてを自動で制御する「プロパイロット」がオプション設定されています。



■200万円台で極上の1台を狙おう!



2代目CX-5と3代目エクストレイルは、いずれも人気が高く中古車市場にも良質な個体が数多く存在していますから、200万円台の予算でも十分に狙うことが可能です。


そのなかで、安全性能を始めとした装備内容にこだわりたい方は、いずれも高年式車がおすすめ。


CX-5で走りにこだわりたい方は、2018年10月に登場しつつも2021年11月に姿を消した「2.5T」を探してみてはいかがでしょうか。



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