三菱 デリカD:5のエクステリアを解説

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

三菱 デリカD:5のエクステリアを解説

2022.07.03

三菱 デリカD:5のエクステリアを解説


オフロードも走れるミニバンとして唯一無二の存在である三菱 デリカD:5。


アウトドアレジャー好きなファミリーを中心に人気のモデルです。


そんなデリカD:5の現行型のエクステリア(外装)について解説していきます。



■オフロードでも安心できる最低地上高と扱いやすいボディサイズ



三菱 デリカD:5のエクステリアを解説


デリカD:5は、デリカの5代目として2007年にデビュー。


現行型は2019年に発表されたもので、マイナーチェンジを超える大幅な改良が施されていました。


全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mmのサイズは、人気のミドルクラスミニバンのトヨタ ノア/ヴォクシーや 日産 セレナなどにくらべて、ひとまわり大きくなっています。


2,850mmのホイールベースはノア/ヴォクシーと同じ、最小回転半径は5.6mで若干大回りです。


とはいえデリカD:5のボディスペックでの注目は、185mmというミニバンではありえない最低地上高です。


ラフロードでも下回りを気にせず走行できる高さが確保された最低地上高は、デリカD:5の実用的な悪路走破性を備えている素性が現れています。



■力強いデザインの標準タイプと都会的でスタイリッシュな2つのタイプが用意される



三菱 デリカD:5のエクステリアを解説


2019年にビッグマイナーチェンジを受けた現行型デリカD:5のボディは、オフロードシーンで力強い存在感を放つ標準タイプと、都会でも映えるスタイリッシュな“アーバンギア”という2つのタイプがあります。


現行型の2007年デビューと決して新しくはないのですが、直線基調でスクエアなフォルムは力強さと機能美を強調していますので、長く乗っても飽きのこないスタイルだと言えます。


さらに2019年のビッグマイナーチェンジでは大掛かりなデザイン変更があり、非常に力強いスタイリングに生まれ変わっています。


三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」は、大型のグリルがサイドに向かって大きく広がるデザインで、スッキリとした形状のLEDシグネチャーランプをレイアウト。


その下に縦型のマルチLEDヘッドライトを配置して、機能性と質感の高さを表現しています。


標準タイプのフロントグリルは、小さな横長のパンチングが施されており、バンパーはアンダーガード風の意匠とスキッドプレートによって、オフローダー的な力強い印象となっています。


三菱 デリカD:5のエクステリアを解説

※画像はアーバンギア


いっぽうアーバンギアのフロントは、メッキ加飾のスリットタイプグリルに、スポイラー風デザインのバンパーの組み合わせで、高級感を演出。


サイドとリアバンパーもエアロタイプになり、標準タイプよりもスポーティでスタイリッシュな印象です。


ボディカラーは、標準タイプがホワイトダイヤモンド、スターリングシルバーメタリック、ブラックマイカ、ブラックダイヤモンドと、ツートーンカラーのホワイトダイヤモンド+スターリングシルバーメタリック、スターリングシルバーメタリック+グラファイトグレーメタリック、グラファイトグレーメタリック+ブラックマイカ、ブラックダイヤモンド+グラファイトグレーメタリックという計8色。


アーバンギアはモノトーンのみのラインアップで、ホワイトダイヤモンド、グラファイトグレーメタリック、ブラックダイヤモンドの3色です。


標準タイプのツートーンカラーは、ボディ下部が暗めの配色で最低地上高がより高く見えるため、デリカの「高機動性」が強調されたデザインだと言えるでしょう。


アウトドアシーンによく映えるカラーだと思います。



■オフロードでも走れるミニバンはボディ剛性も高い



三菱 デリカD:5のエクステリアを解説


デリカD:5はミニバンでありながらオフロードでも強いという高い機能性を実現させるため、ボディ構造にもこだわっています。


基本フレームは一般的なモノコックタイプですが、アンダーボディに大型クロスメンバーを配置するとともに、ボディには哺乳類の肋骨のような環状構造「リブボーンフレーム」を採用することによってボディ剛性を高めています。


サスペンションは、フロントにアウトランダーでも採用されているマクファーソンストラット、リアは独立懸架式のトレーリングアーム式マルチリンクの組み合わせです。


ミニバンのように全高の高いクルマでは重心が高くなるため、オンロードでの安定した走りとオフロードでのしなやかで駆動力をしっかり確保できる足回りを両立させるのは難しいのですが、現行型デリカD:5は優れた操縦安定性と乗り心地を実現しています。



デリカD:5の中古車情報を見てみる



■多人数乗車+オフロードで強力なライバル:マツダ CX-8



三菱 デリカD:5のエクステリアを解説


多人数乗車のSUVという観点からデリカD:5を捉えると、マツダの3列シートSUV、CX-8は強力なライバルになるでしょう。


ボディサイズは全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm、ホイールベースは2,930mmと、大きさとしてはデリカD:5よりひと回り大きい印象です。


そのおかげで、全高こそ低くなっていますが、室内空間も広く、3列目シートも大人がきちんと乗れるスペースが確保されています。


デザインはマツダのSUVモデルに共通する躍動感のある上品なもので、都市部で乗ってもアウトドアシーンに持ち込んでも存在感があります。


エンジンはクリーンディーゼルのSKYACTIV-D 2.2を中心に、2.5L ガソリンターボ、2.5L ガソリンNAもラインアップされています。


電子制御AWD(4WDシステム)のi-ACTIV AWDを採用することで、オフロードでの安定した走行はもちろん、オンロードでの曲がりやすさ、旋回安定性も高められています。



CX-8の中古車情報を見てみる



デリカD:5のようにワンボックスタイプのミニバンで、オフロード走行もこなせるクルマは他にありません。


力強い特徴的なデザインも魅力のデリカD:5が気になる方は、ぜひ実車を一度見に行ってみましょう。



SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る