オデッセイ ハイブリッド解説

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オデッセイ ハイブリッド解説

2022.07.13

ホンダを代表するモデルのひとつであるオデッセイは、2021年内で生産を終了した3列シートの上級ミニバンです。


今回は、2013年10月から販売を開始した5代目オデッセイに追加されたハイブリッドモデルについて解説します。


燃費性能と力強い走りを両立したハイブリッドミニバンを検討中の方は、この記事を参考にしてみてください。



■風格のあるスタイリングが特徴のエクステリア



オデッセイ ハイブリッド解説


オデッセイ ハイブリッドは、2013年10月に発売した5代目オデッセイの派生モデルとして2016年2月から販売が開始されました。


厚みのあるフロントフェイスやどっしり風格あるスタイリングが特徴で、ハイブリッドモデルには、ブルーのカラーが入ったヘッドライトやハイブリッドエンブレムなど、ハイブリッド専用のアイテムが装備され、ガソリンモデルと差別化されました。


2020年11月のマイナーチェンジでは、押し出し感のあるフロントグリルに、ワイド感あるフロントバンパー、随所に加飾されたメッキのアクセントパーツによって、高級感をアップするとともに、ガソリンモデルとハイブリッドモデルが共通のエクステリアになりました。



■ハイブリッドでも上質感や使い勝手に優れるインテリア



オデッセイ ハイブリッド解説


オデッセイ ハイブリッドのインテリアは、ラグジュアリーミニバンらしい上質な室内空間で、使い勝手はもちろん広さとくつろぎが重視されてデザインされています。


2列目は、プレミアムクレドールシートを装備した7人乗りと、6:4分割スライドシートの8人乗りが選べます。


ハイブリッドモデルの追加にあわせ、フロントのアームレストを大型化するとともに、専用メーターが採用されました。


オデッセイ ハイブリッド解説


ホンダお得意のセンタータンクレイアウトを活かし、ハイブリッドシステムのIPUをフロントシート下にレイアウトすることで、3列目床下格納シートや2列目シートの居心地などの使い勝手が犠牲になっていません。


また、ラゲッジスペースもガソリンモデルと同様の利便性を確保しています。


ハイブリッドモデルでも室内空間や居心地の良さ、ラゲッジスペースや使い勝手が犠牲になっていないのは、ユーザーにとって嬉しいポイントといえるでしょう。



■2モーターハイブリッドシステム:e:HEV搭載



オデッセイ ハイブリッド解説


オデッセイ ハイブリッドの心臓部でもある2.0Lガソリンエンジンに2つのモーターが組み合わされるハイブリッドシステムは、SPORT HYBRID i-MMDと呼ばれていたりe:HEVと表現されたりしますが、基本は同じものです。


SPORT HYBRID i-MMD/e:HEVは、モーターをメインに駆動させ、エンジンがモーターをサポートするシステムとなっています。


名称が変更されても、エンジンの動力が伝わる発電用モーターとバッテリーから電力が供給される駆動用モーターを持つ2モーター方式のハイブリッドシステムであること、エンジンとモーターの型式、最高出力や最大トルクに違いはありません。


駆動用モーターのパワーは、最高出力135kW(184PS)/5,000-6,000rpm、最大トルク315Nm(32.1kgm)/0-2,000rpm。


ガソリンエンジンに例えると、3.0L自然吸気エンジン並みのトルクとなります。


オデッセイ ハイブリッドには、この力強いトルクを瞬時に発生する電気モーターが搭載されており、大きくて重いボデイを軽快に加速させます。


駆動用モーターに電力を供給するバッテリーは、小型のリチウムイオンバッテリーで、フロントシートの下に格納されています。


モーターをサポートするエンジンは、2.0L直列4気筒のアトキンソンサイクルを搭載。


最高出力は107kW(145PS)/6,200rpm、最大トルクは175Nm(17.8kgm)/4,000rpmです。


エンジンが発生させた動力は、発電用モーターもしくはタイヤに伝達されます。


走行モードは、バッテリーに充電された電力で駆動用モーターを動かして走行する「EVドライブモード」、エンジンで発電用モーターを動かし駆動用モーターに電力を供給しながら走行する「ハイブリッドドライブモード」、エンジンとタイヤをクラッチで繋いで走行する「エンジンドライブモード」の3つのモードを使い分けることができます。


オデッセイ ハイブリッドは、2モーターハイブリッドシステムによる効率の良い走行によって、WLTCモード燃費19.8〜20.2km/Lを実現しています。



■機能が充実している安全性能



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オデッセイ ハイブリッドには、2016年2月のデビュー当時から先進的な運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」が装備されています。


ホンダセンシングの機能は、衝突軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線維持支援システム(LKAS)、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能に、2020年のマイナーチェンジで後方誤発進抑制機能が追加されました。


オデッセイ ハイブリッドは、先進的な安全システムだけでなく、うっかりミスを軽減する機能も充実しています。


走行性能にこだわるホンダらしいハイブリッドシステムを搭載しているミオデッセイ ハイブリッドは、走行性能はもちろん、燃費、使い勝手、高級感のいずれも妥協していないミニバンを探している方に、ベストマッチのミニバンとなっています。



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