トヨタ ヤリスクロスのインテリア・荷室の使い勝手を紹介

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トヨタ ヤリスクロスのインテリア・荷室の使い勝手を紹介

2022.06.30

トヨタ ヤリスクロスのインテリア・荷室の使い勝手を紹介


コンパクトサイズのクロスオーバーSUVは、日本車・輸入車問わずバリエーションが豊富です。


そのなかで、世界中の車両を対象に23カ国のジャーナリストが大賞を選ぶワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2022のアーバン・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したトヨタのコンパクトSUVがヤリスクロスです。


ヤリスと共通のプラットフォームを使ったクロスオーバーSUVの、インテリア(内装)や荷室について解説します。



■運転席まわり:シートポジションを調整すれば視界が良いドライバーシート



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ヤリスクロスの運転席は、視界が良く、視線の移動も少ないレイアウトになっています。


インテリアの、水平基調のダッシュボードや丸みを帯びたパネルなどは、兄弟車のヤリスと共通ですが、ヤリスクロスではセンターコンソールからディスプレイオーディオにかけての縦方向の流れを強調することで、SUVらしい力強さが表現されています。


TFTカラー液晶を使ったマルチインフォメーションディスプレイは、高い位置にセットして運転中の視線移動を最小限にしています。


シートリフターまたはパワーシートを標準装備としていますので、背の低いドライバーの視線の妨げになることもありません。


ちなみにヤリスクロスのウェルキャブには、シートが回転しながら傾く(チルト)機能により、足を揃えて乗り降りすることが可能な「運転席ターンチルトシート」が用意されています。



■後席の居住性:狭さを感じさせない工夫がされている後席



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後席は、乗員に狭さを感じさせないように工夫されているのが特徴です。


室内を見ると、前席のシートバックや天井にえぐりが設けられ、後席の膝まわりスペースや頭上空間が狭いと感じないようデザインされています。


また後席は、座面と背もたれにサイドサポートがあることから、疲れを感じにくい形状といえるでしょう。



■荷室の使い勝手:荷室は背もたれを倒せばフラットになり大きな荷物も載せられる



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セカンドシートは、4:2:4の分割可倒式を採用(Xグレードのみ6:4分割)。荷物の大きさや乗員に応じて後席の背もたれを倒して荷室を拡大させることができます。


荷室容量は、5名乗車時で390L、後席の背もたれを倒せば1,102Lまで拡大することができます。


また荷室のフロアボードは、上段と下段の二段階に調整することが可能で、積載したい荷物の大きさによって、フロアボードを調整できる使い勝手の良さもヤリスクロスの魅力です。


荷室の寸法は、5名乗車時で奥行き820mm×最大幅1,400mm×高さ732mm(フロアボード上段)~850mm(フロアボード下段)となっています。


後席を倒すと、奥行きを最大1,740mmまで広がりますが、シートがフラットにならないため車中泊には工夫が必要です。


リヤバンパーの下に足を出し入れするとバックドアの自動開閉ができる便利なハンズフリーパワーバックドア(挟み込み防止機能・停止位置メモリー機能・予約ロック機能付)は、Z、Gグレードにメーカーオプションとして用意されます。



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■ライバル車比較:ホンダ 2代目ヴェゼル



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ホンダ 2代目ヴェゼルは、2021年4月に販売が開始された水平基調のスタイリングが特徴的なコンパクトクラスのクロスオーバーSUVです。


トヨタ ヤリスクロスのインテリア・荷室の使い勝手を紹介


インテリアのダッシュボードは、エクステリアの流れを組んだフラットで上質感あるもの。


ヤリスクロスと同じようにディスプレイモニターが高い位置にあるため、視線の移動を少なくするような工夫がされています。


後席はシートバックを厚くすることで、快適な空間を形成。


ホンダ独自のセンタータンクレイアウトにより、膝まわりの空間や頭上空間にもゆとりがあります。


トヨタ ヤリスクロスのインテリア・荷室の使い勝手を紹介


先代ヴェゼル同様にチップアップ&ダイブダウン機構を備えており、ダイブダウンさせれば荷室をフラットにできるほか、チップアップで座面を跳ね上げることで、運転席後ろにフラットな空間が現れます。


シートは6:4の分割可倒式で、チップアップ&ダイブダウン機構と合わせれば、さまざまなシートアレンジが可能です。


両手が荷物でふさがっていてもバックドアの開閉ができるハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付)は、ハイブリッドのe:HEV Zとe:HEV PLaYのみの設定です。


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ホンダは、すでにEVへのシフトを開始しており、ヴェゼルに用意されるガソリン車は1グレードのみで、ほかはすべてハイブリッドのe:HEVになっているので、新車価格は高めです。


購入のしやすさという点では、ガソリン車もグレードが充実しているヤリスクロスのほうに分があります。



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ヤリスクロスは、視界が良く、狭さを感じにくいように工夫された室内空間が特徴のクロスオーバーSUVです。


また、シートアレンジやフロアボードの調整によって、荷室の使い勝手にも優れているといえるでしょう。


運転しやすいサイズのクロスオーバーSUVを探しているのであれば、ヤリスクロスを候補に入れはいかがでしょう。



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