レトロモダンなかわいいデザイン!トヨタ FJクルーザーのエクステリアを解説

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レトロモダンなかわいいデザイン!トヨタ FJクルーザーのエクステリアを解説

2022.06.12

2003年のデトロイトモーターショーで鮮烈なデビューを果たし、2006年から北米で販売が開始されたトヨタ FJクルーザー。


日本では2010年から2018年まで販売され、遊び心あふれるエクステリア(外装)とパッケージング、そして本格的なオフロード性能が話題となりました。


今回はFJクルーザーのエクステリアを解説していきます。



■アメリカ市場を意識した存在感のあるボディサイズ



レトロモダンなかわいいデザイン!トヨタ FJクルーザーのエクステリアを解説


FJクルーザーのボディサイズは、全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mm、ホイールベースは2,690mm、最低地上高は230mmです。


ミドルサイズSUVの日産 エクストレイルより短い全長に、ランクルプラドとほぼ同じ全高と1,900mmを超える全幅は、北米市場を意識したもの。


さらに200mmを超える最低地上高など、クロスカントリーモデルが持つ堂々とした佇まいが好きな方にとって、FJクルーザーはとても魅力的に映ります。


最小回転半径は6.2mとランドクルーザー300よりも大きく、小回りがききませんので、なれるまでは環境を選ぶかもしれませんが。



■遊び心あふれるレトロでモダンなデザイン



レトロモダンなかわいいデザイン!トヨタ FJクルーザーのエクステリアを解説


FJクルーザーのエクステリアは、遊び心あふれるユニークなデザインが特徴です。


台形ホイールアーチや直立したフロントウインドウシールド、張り出したリアフェンダーなどで本格クロカンをイメージさせながら、リアドアを観音開きにするユニークさもあわせ持っています。


またホワイトルーフ、丸目ヘッドランプ、フロントグリルの「TOYOTA」エンブレムなど、往年のランドクルーザーFJ40(1960年〜1984年まで販売されていたモデル)を彷彿とさせるレトロチックなディテールをちりばめて、見た目でも楽しめるSUVとなっています。


観音開きのリアドアの最大開放角度は90度で、リアシートへのアクセスも悪くありません。


アウトドアですべてのドアを開ければ、室内は開放的なスペースへと早変わりします。


バックドアは横開き式で、ガラスハッチも採用されていますので狭い駐車場での荷物の出し入れにも便利です。


ドアにセットされるスペアタイヤは、本格クロカンの雰囲気を強めています。



■高いオフロード性能を支える堅牢なフレーム構造



レトロモダンなかわいいデザイン!トヨタ FJクルーザーのエクステリアを解説


FJクルーザーの魅力はデザインだけでなく、その本格的なオフロード性能にもあります。


その性能を支えるのは堅牢なラダーフレーム構造です。


ラダーフレームはランドクルーザーシリーズにも採用されており、重量はかさむもののその堅牢性と耐久性はお墨付きです。


FJクルーザーはラダーフレームにシンプルなパートタイム4WDを組み合わせることで、高いオフロード性能を発揮するとともに信頼性も高めています。


サスペンションシステムは、フロントにはダブルウィッシュボーン式、リアにはトレーリングリンク式を採用し、操縦安定性と乗り心地を両立させています。


セッティングは、地形への接地性能を高める十分なホイールストロークを確保するなど、オフロード性能を重視したものですが、「オフロードパッケージ」では専用チューニングのビルシュタイン製モノチューブショックアブソーバーを採用し、悪路における走行安定性を高めています。


オプションで用意されたX−REAS(X−リアス)は、四輪のショックアブソーバーを対角線に連結し、作動に応じて中間部のユニットが最適な減衰力を付加する相互連携ショックアブソーバーシステムでのこと。


車両の横揺れや縦揺れを抑え、オン/オフ問わず安定した走りをもたらしました。



■普遍のデザインと本物志向のメカニズムが魅力のライバル:ラングラー



レトロモダンなかわいいデザイン!トヨタ FJクルーザーのエクステリアを解説


ジープ ラングラーは、ジープブランドのSUVです。


丸形ヘッドライト、7スロットグリル、台形ホイールアーチなど、ジープの伝統的なデザインを継承し、ジープのラインアップ中、もっとも高いオフロード性能を発揮するモデルとして人気があります。


日本国内向けに販売されるアンリミテッド・サハラ 2.0Lのボディサイズは、全長4,870mm×全幅1,895mm×全高1,845mm、ホイールベースは3,010mmです。


FJクルーザーと同様に堅牢なラダーフレームを採用しつつ、路面の状況に合わせて前後のトルク配分を自動的に調整する電子制御式4WDシステムのセレクトラック フルタイム4×4システムによって、オンロードでもオフロードでも安定して快適な走りが楽しめます。


ルーフにはフリーダムトップが採用され、いるでも取り外し可能。


外せば大自然と一体になれるオープンエアドライブを楽しむことが可能です。



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レトロで遊び心あふれるデザインと、ランドクルーザー譲りの本格的なオフロード性能をあわせ持つFJクルーザーは、大事に乗られてきた個体が多いことも特徴のひとつ。


年式が古くても、程度の良い個体を探すことは可能ですから、気になる方はぜひ中古車を探してみてください。



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