ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説

2022.06.15

ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


ホンダ オデッセイは、スタイリッシュなデザインとホンダらしいハンドリングが魅力のミニバンですが、インテリア(内装)や荷室の使い勝手はどうなのでしょうか。


本記事では、大方の予想通り2021年末で生産終了となったオデッセイ(最終モデル)のインテリアと荷室について解説していきます。



■モダンで洗練されたデザインの運転席まわり



ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


オデッセイの運転席まわりは、モダンで洗練されたデザインと質感の高いマテリアルによって、高級感のあるものとなっています。


水平基調のダッシュボードには、木目をあしらったパネルを配置し、その下にセットされたエアコン吹き出し口のルーバーは金属調の加飾で上質さを演出しています。


メーターパネルはフードが付いたオーソドックスなデザインで、7インチの高精細フルカラー液晶パネルとアナログメーターの組み合わせで、多彩な情報を見やすくデザインしました。


ドアトリムは木目調パネルとピアノブラック加飾、合成皮革などによって、ダッシュボードの一体感と質感を両立しています。


シフトレバーとエアコン操作パネルなどはセンターパネルに集められ、手の届く範囲に機能的に配置されています。


こちらにも金属調やピアノブラックの加飾がありますが、あまりギラギラした感じではなく、落ち着いた大人の空間、といった演出になっています。



■超低床プラットフォームで見た目より広い室内空間



ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


オデッセイの室内寸法は、室内長2,935mm×室内幅1,625mm×室内高1,325mmです。


通常のミニバンより全高が低いオデッセイですが、超低床キャビンによって室内高もゆとりがあり、ゆったりとくつろぐことができます。


スライドドアの開口部の高さは1,230mm、ステップの高さは300mmと、小さなお子様や年配の方でも2列目(セカンド)以降のシートへの乗り降りがしやすいこともポイントです。


オデッセイの2列目シートは、キャプテンシートの7名乗りと、ベンチシートの8人乗りが選択できます。


「プレミアムクレードルシート」という名称のキャプテンシートは、オットマンやシートバック中折機構も備えるとともに、740mmのロングスライド機構があり、ゆったりとした空間となっています。


シートバックを倒すとそれに連動してシートクッションが最適な角度に持ち上がる仕組みもあり、まるで高級ラウンジでくつろいでいるかのように快適な環境を実現しています。


ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


3人がけベンチシートは6:4の分割式で、ドリンクホルダー付センターアームレストが装備されています。


3列目シートは3分割リクライニング機構によって、中央席と左右席のリクライニング角度を変えることで、それぞれの乗員の肩が触れ合うことなく座ることができます。



■荷物の積み下ろしがしやすく、日常使いでも便利な荷室



ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


低床設計のオデッセイは、地面から荷室フロアまで525mmと低く、荷物の積み下ろしがしやすい高さになっています。


リアゲート開口部の高さは1,030mm、幅も1,160mmあるので、大きな荷物も出し入れしやすいでしょう。


フル乗車時でも荷室容量は330Lあり、日常使いでの使用にも十分なスペースが確保されていますが、3列目シートを床下に格納すれば、大型の荷物も積載できます。


2列目がベンチシートであれば前方にシートバックを倒すことができますので、ちょっとした家具なども載せることができるでしょう。


また3列目は、センター部分だけを倒すことで、2名ぶんのシートを残したまま、長尺物を乗せるという使い方もできます。



■ライバル比較:日産 エルグランド



ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


スタイリッシュなデザインと低床設計の快適なキャビンスペースを持つ高級ミニバンということで、オデッセイとライバルになるのが日産 エルグランドです。


ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


エルグランドのインテリアは、動きのある優雅な曲線で構成されたダッシュボードに、ピアノブラックとウッド調加飾が中心のインパネによってモダンな雰囲気です。


オデッセイと比べても負けない高級感と上質感が感じられるデザインです。


ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


7人乗りタイプは「コンフォタブルキャプテンシート」というネーミングのシートで、オットマンと中折れ機能付きと、こちらもオデッセイとよく似ています。


室内高は1,300mmとややオデッセイより低いですが、それでも十分な高さを確保しているといえるでしょう。


ホンダ 5代目オデッセイのインテリア・荷室を解説


こちらは3列目シートにもシートスライド機構が備わっており、3列目を使用しながらラゲッジスペースを広げることが可能です。


最大550mmまで伸ばすことができますので、乗車人数、荷物の量に応じて自由にアレンジすることができます。



エルグランドの中古車情報を見てみる



全高が低いスタイリッシュなラージミニバンとして人気のホンダ オデッセイは、室内空間が広く、ファミリーカーとして使い勝手が良いモデルです。


キャプテンシートは想像以上に快適なので、後席に乗る機会が多い方、後席に大事な方を載せる機会の多い方は、ぜひ検討してみてください。



オデッセイの中古車情報を見てみる


オデッセイハイブリッドの中古車情報を見てみる

SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る