国産車にないアメリカンなSUV！ミツオカ バディとは？
2022.06.08
1970年代にアメリカで販売されたSUV的なスタイリングを採用したミツオカ バディ。
年間生産台数を増やすほどの話題と人気を誇るミツオカ初のSUVモデルです。
予約から話題沸騰となったミツオカ バディを解説します。
■ミツオカ バディとは？
ミツオカ バディ(Buddy)とは、光岡自動車が2020年11月に発表したミツオカ初のSUVです。
「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」をコンセプトに開発されたバディは、正式発表後から問い合わせが多く、発表翌月の2020年12月には2022年度以降の生産計画を見直すことを余儀なくされたという人気モデルです。
■四角いパーツが多いアメリカンな雰囲気のバディのエクステリア
バディのエクステリア(外装)は、1970年代アメリカンテイストの角張ったデザインが特徴です。
四角いフロントグリルと角型LEDヘッドランプ、フラットなボンネット、バックドアなど、現代のSUVには少ないスクエアなデザイン。
フロントマスクは、逆スラントノーズと格子状のメッキグリル、オーバーライダーを備えたメッキバンパーなどにより、オールドアメリカンスタイルを演出しています。
後ろ姿を演出するブラックのバックドアガーニッシュや縦型のリアコンビランプも、1970年代アメリカンテイストです。
メーカーオプションのサイドメッキモールやホワイト/シルバー/マットブラックの3色から選べる16インチホイールを装備すれば、オールドアメリカンスタイルがより高まります。
ボディサイズは、全長4,730mm×全幅1,865mm×全高1,685〜1,695mmとベース車両であるRAV4よりも全長が120mm長く、全幅と全高はRAV4と同等です。
■上質でモダンなバディのインテリア
バディのインテリアの基本はベースとなったRAV4に準じたもので、フラットで広がり感があり、上質で先進的な室内空間となっています。
シート表皮は、ガソリン車のDXとLXグレード、ハイブリッド車のDXグレードにパーフォレーション・ステッチ付き合成皮革、ガソリン車・ハイブリッド車のSTグレードにはファブリックがそれぞれ標準装備となります。
全グレードに、合成皮革+ステッチ付き専用レザーシート&トリムセットのオプションを用意。
より上質でバディらしいモダンなインテリアにすることも可能です。
ラゲッジルームは、さまざまな荷物を載せることができる容量があります。
また、デッキアンダートレイ収納スペースやデッキサイドポケットも標準装備。
アンダートレイなどには、小さな物や洗車グッズなどを収納しておくことができます。
メーカーオプションとして設定されているパノラマムーンルーフを装着すれば、開放的なドライブを楽しむことも可能です。
■スムーズな走りをするバディの走行性能
バディのパワートレインは、2.0Lガソリンエンジンと2.5Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドの2タイプです。
駆動方式は、前輪駆動(FF)と四輪駆動(4WD、ハイブリッドはE-Four)を用意しています。
トランスミッションは、ガソリン車にDirect Shift-CVT、ハイブリッド車に無段階変速機が組み合わされ、スムーズで滑らかな走行フィールを実現しています。
スペックは、2.0L直列4気筒ガソリンエンジンが最高出力126kW(171PS)/6,600rpm、最大トルク207Nm(21.1)kgm/4,800rpm。
2.5Lガソリンエンジンにモーターが組み合わされるハイブリッドは、最高出力131kW(178PS)/5,700rpm、最大トルク221Nm(22.5kgm)/3,600〜5,200rpmのエンジンに、最高出力88kW(120PS)・最大トルク202Nm(20.6kgm)のフロントモーターの組み合わせ。
E-Fourには、それに最高出力40kW(54PS)・最大トルク121Nm(12.3kgm)のリヤモーターが装備されます。
■見た目はレトロでも安全性能は充実
先進安全機能には、ミリ波レーダー+単眼カメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ(プリクラッシュセーフティ)、レーダークルーズコントロール、先行車発進告知機能、パーキングサポートブレーキなど、トヨタの先進的なシステムが標準装備されています。
ミツオカ バディは、クラシカルなデザインが好きな方、アメリカ車が好きだけど車両故障の心配をしたくない方、レトロでも先進的な安全システムが装備されている車がほしいという欲張りな方におすすめです。
街乗りだけでなく、休日のアウトドアやキャンプなど、さまざまな場面に似合うスタイリングのバディは、毎日の相棒(バディ)に最適なオシャレSUVとなっています。
