【200万円〜1000万円以下】予算別ランドローバーを紹介
2022.06.04
本格的なオフロード性能にスポーティでモダンなデザイン、そして豪華で先進的な装備が魅力のランドローバー。
今回は購入を検討中の方に、予算別でおすすめのモデルを紹介していきましょう。
■200万円以下ならフリーランダー
フリーランダーはローバーブランドのエントリーモデルで、最終型となる2代目は2007年〜2014年まで販売されていました。
ボディサイズは全長4,515mm×全幅1,910mm×全高1,740mmで、当時の同ブランドでは最もコンパクトなモデルという位置づけでしたが全幅が1,900mmを超えるので存在感があります。
どっしりとした安定感のある水平基調のデザインとボリューム感のある前後バンパーがSUVらしい力強さを主張しています。
当初は3.2L 直6ガソリンエンジンのみのラインアップでしたが、2013年2月発売モデルから2.0L 直4ガソリンターボのダウンサイジングエンジンに変更し、パワフルな走りと高い燃費性能を両立させています。
35年以上にわたって超高級家庭用サウンドシステムを手掛けているイギリスの音響メーカー「メリディアン」のサウンドシステムを導入していることも魅力で、快適なドライブを楽しむことができます。
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※価格は支払総額
■300万円以下なら初代イヴォーク
イヴォークはシャープさを強調した都会的なルックスと、ローバー社らしいラグジュアリーな装備や雰囲気が特徴のコンパクトモデルです。
現行型となる2代目は2019年にリリースされましたが、初代モデルなら300万円以下の予算で狙うことができます。
初代の登場は2012年で、ボディサイズは全長4,355mm×全幅1,900mm×全高1,635mmと日本の道路事情でも扱いやすい大きさです。
搭載されるエンジンは2.0L 直4ターボで、最高出力は177kW(240PS)/5,500rpm、最大トルクは340Nm(34.7kgm)/1,750rpm。
トランスミッションは当初は6速AT、2013年11月からは新開発の9速ATの搭載と「インテリジェント・ストップ/スタート・システム」の搭載などで燃費性能を向上させています。
■500万円以下ならディスカバリースポーツ
ディスカバリースポーツは、前述のフリーランダーの後継モデルとして2014年に発売されました。
ボディサイズは全長4,610mm×全幅1,895mm×全高1,725mmというサイズですが、ホイールベースは2,740mmとイヴォークより余裕のあるサイズを確保しているため室内空間が広く、ファミリーユースではイヴォークより使いやすいと言えます。
エンジンはイヴォークと同じ2.0L 直4ターボを搭載し、トランスミッションは9速ATとなります。
安全面では、世界初(当時)となるデジタル・ステレオカメラを使用した自動緊急ブレーキや、歩行者用エアバッグなどを標準装備するなど充実しています。
■700万円以下なら2代目イヴォーク
2019年6月に発売された現行型のイヴォークが欲しいという方は700万円以下の予算なら狙うことができます。
2代目のボディサイズは全長4,380mm×全幅1,905mm×全高1,650mmで、ラインアップは2.0L 直4ターボの200PS、250PS、そしてマイルドハイブリッドを採用した300PSのガソリンモデル、そして2.0L 直4ディーゼルターボモデルなど豊富に用意されています。
イヴォークの特徴でもある都会的でシャープなデザインが継承されつつ、超薄型マトリックスLEDヘッドライト、普段は格納され使用時にせり上がる「デプロイアブル・ドアハンドル」など、より美しさとスマートさにこだわったデザインが採用されています。
また、まるでボンネットがないかのようにフロント下180度を見通せる「ClearSightグラウンドビュー」や、乗員や荷物で後方視界が悪い時に役立つ「ClearSightインテリア・リアビューミラー」、人工知能アルゴリズムを駆使してドライバーの好みや行動パターンに合わせた設定をサポートする「スマート・セッティング」なども用意され、最新モデルならではの装備・仕様を楽しむことが可能です。
■1000万円以下ならディフェンダー
ディフェンダーはローバーブランドでもっともスパルタンな本格オフローダーです。
1948年のアムステルダムモーターショーで発表された第一号のランドローバーモデルを基本に、その高い耐久性と走破性が世界的に高く評価されてきました。
このコンセプトを踏襲する新型のディフェンダーが、2019年11月に発売されました。
ラインアップは3ドアモデルの「90」と5ドアモデルの「110」があり、搭載されるエンジンは2.0L 直4INGENIUM(インジニウム)ガソリンターボで、最高出力は221kW(300PS)/5,500rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/1,500〜4,000rpm、トランスミッションは8速ATが採用されています。
軽量アルミモノコック構造で全く新しいアーキテクチャー「D7x」を採用し、従来のラダーフレーム構造と比較して3倍のねじり剛性を確保するなど、ローバー史上最も頑丈なボディ構造となりました。
伝統の4WDシステムは電子制御のフルタイム式で、路面に応じて前後輪のトルク配分を調整し、安定した走りを提供してくれます。
またドライバー自身が好みに合わせて設定をカスタマイズできる「コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス」も採用しています。
ディフェンダーの場合、旧型モデルも本格オフローダーとして人気があり、中古車市場でもなかなか値段が下がりません。
コアなファンの多いモデルですが、この予算なら旧型モデルを狙うことも可能です。
旧型はディーゼルターボエンジンを搭載していますので、ディーゼルが欲しい方は必見です。
SUVとして多くの魅力を備えているローバーモデルは、予算に応じてさまざまなタイプを検討することができます。
都会的で洗練されたデザインが好みでしょうか、それとも昔ながらの堂々とした存在感のある雰囲気が良いでしょうか。
ぜひお気に入りの一台を探してみてください。
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