都会派SUVに飽きた!そんなあなたにおすすめの本格クロカン5選

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都会派SUVに飽きた!そんなあなたにおすすめの本格クロカン5選

2022.03.14

■都会派SUVじゃ物足りない?



都会派SUVに飽きた!そんなあなたにおすすめの本格クロカン5選


2021年現在、日本におけるSUV人気は過去のRVブームを超える勢いで広がっています。


車格があり、車内スペースも広く、積載能力も高く、パワフル。


そんなイメージのSUVですが、近年は特にクーペライクなデザインを持ったスポーティなモデルや、コンパクトカーのプラットフォームを使用した小さめのモデルなど、都会派SUVと呼ばれるアーバンモデルが人気を博しています。


2021年のSUV新車販売台数は1位から3位をヤリスクロス、ライズ、ハリアーのトヨタ製都会派SUVが席捲しており、打倒トヨタで今後ますますこの市場に各メーカーが新型車を投入してくるでしょう。


しかし、そんな中でもやはり本格クロカンの魅力は格別です。


都会派SUVにはない野性味溢れるフォルムや、実用性や視認性を重視したインテリア(内装)、そして本格的な4WDシステムと悪路走破性。


今回は「本格クロカンに乗りたい!」という方向けに、何台かおすすめのクルマを紹介します。



■一子相伝の悪路攻略DNA:スズキ ジムニー(JB64)/ジムニーシエラ(JB74)



都会派SUVに飽きた!そんなあなたにおすすめの本格クロカン5選


和製クロカンの代名詞といえば、初代(SJ10/1970年)登場以来その性能とキャラクター性で圧倒的な支持を誇るスズキ ジムニー。


現行では軽自動車規格のジムニー(JB64)と、1.5Lエンジンとオーバーフェンダーで拡大されたジムニーシエラ(JB74)が販売されており、こちらは納車待ちが一時一年以上になるほどの大ヒットとなりました。


伝統のラダーフレーム構造の強化や最新の電子制御が盛り込まれただけではなく、カラーリングも明るくポップ。


愛嬌たっぷりのフェイスもあって老若男女問わず人気となっています。


また、その軽さを活かした悪路走破性能は他社のいかなるクルマも霞んでしまうほどの無敵っぷりで、ジムニーというブランドを育ててきたスズキのこだわりを感じます。


カスタムパーツの豊富さも大きな魅力で、多くのユーザーが自分だけのジムニーを作って楽しんでいます。



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■北米気質・王者の血統:トヨタ FJクルーザー



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2006年に北米で登場し、その人気から本来予定されていなかった日本でも販売されるようになったという異例の経歴を持つトヨタ FJクルーザーは、2018年の販売終了以降も根強い人気を持つ一台です。


同社のランドクルーザープラドをベースに、過去のロングセラーモデルであるFJ40ランドクルーザー(40系)のモチーフを取り込んだデザインなど、少しレトロでありながらモダンな雰囲気は外に類を見ない魅力があります。


特徴的な左右ドアは前後で観音開きになっていて、後席側を開くには前席側を先に開ける必要があるなど、ユニークなものとなっています。


後席に荷物を積む際にはリアゲートのウインドウが上に開けられるので、そこから荷物を積み込めるのも魅力です。


搭載される4.0L V6エンジンは203kW(276PS)/5,600rpmで、北米サイズのボディ(全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mm)をぐいぐいと引っ張るパワフルさも頼もしいです。



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■クロカンファンも沸いた復活:トヨタ ランドクルーザー70系(30周年記念復活モデル)



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トヨタ ランドクルーザーといえば長い歴史を持つトヨタのブランドですが、その中でも特に人気が高いのが上記FJクルーザーの項で挙げた40系と「ランクルらしさ」に溢れる70系です。


カクカクとした堅牢なボディとヘビーデューティな性格は今なおファンの心を離しませんが、2014年に70系の発売30周年記念として、各部に現代的なリファインや装備追加を行ったものがバンボディとピックアップボディの2種類展開で復活販売されました。


かつては丸形だった顔付きはモダンな形状のターンシグナルランプ一体型へと変更され、エンジンはFJクルーザーにも採用された4.0L V6を搭載。


期間限定の販売だった事もあって再度の復活を待つ声も多くあります。



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■始まりの一台、その末裔:ジープ ラングラー(JK・JL)



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ジープ ラングラーのルーツは第二次大戦中に開発されたウィリス・オーバーランド社製の軍用車MBジープにあり、その民間向けモデルであるCJ(Civilian Jeep:市民のジープ)が1944年に生まれ、40年以上の継続生産ののちに後継モデルとして初代ラングラー(YJ)が1987年に生まれました。


特にその3代目JK、4代目JLラングラーは日本でも高い人気を誇り、そのルーツからも分かる通りのタフネスさと悪路走破性能、7スロットグリルや丸型ヘッドライトの醸し出す伝統的なデザイン、オフローダーとしての機能を詰め込んだインテリアなど、数えきれないほどの魅力に溢れています。



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■紳士はエレガントにそして逞しく:ランドローバー 2代目ディフェンダー



都会派SUVに飽きた!そんなあなたにおすすめの本格クロカン5選


アメリカの伝統的な本格クロカンがラングラーなら、イギリスではランドローバー ディフェンダーがそれにあたります。


こちらはランドローバー社が戦後間もなく販売を開始したランドローバーシリーズがモデルチェンジにより改称されたもので、それまでのランドローバー90やランドローバー127などといった名称から、1990年モデルよりディフェンダーという名を与えられました。


このモデルを初代ディフェンダーとして数えると、現在販売されているものはその2代目。


初代が2016年に生産を終了した3年後の2019年に登場しました。


クラシックなランドローバーデザインを長きに渡って身にまとっていた初代と比較して一気に近代化したスタイリングやインテリアは英国流のエレガンスに満ちていますが、一目で「ああ、ディフェンダーだ!」と分かるアイコニックな仕上がりになっています。


3ドアショートボディのディフェンダー90と、5ドアのディフェンダー110が選択でき、迫力ある佇まいはアウトドアシーンでも映えるでしょう。



■都会派SUVにはないタフさと無骨さが魅力



都会派SUVに飽きた!そんなあなたにおすすめの本格クロカン5選


以上、国内外問わずクロカン的魅力を持つ5台をピックアップして紹介しました。


近年SUVはその利便性と性能のバランスが大きな注目を集め、すっかり市販車のメインストリームとなりました。


街にはクーペSUVやコンパクトSUVが多く走り、今や新車販売数においてはミニバンを上回る勢いのジャンルです。


そんな中でもずっと本格クロカンを作り続けてきたメーカーがあり、今の世においても手の届く範囲にタフなクルマがある事は喜ばしいことです。


都会派SUVは見飽きたという方は、次の愛車に本格クロカンを選んでみてはいかがでしょうか。


きっと新しい世界が広がりますよ。



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