【可愛いけどタフ!】トヨタ FJクルーザーの走行性能・安全性能をチェック!

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【可愛いけどタフ!】トヨタ FJクルーザーの走行性能・安全性能をチェック!

2022.03.08

FJ40型ランドクルーザーを彷彿とさせる、丸目のヘッドランプやオーバルグリルなど、どこかレトロで愛らしさを感じるFJクルーザー。


日本市場では2010年から2018年まで販売された本格クロカンです。


今回は可愛い見た目からは想像できない、タフなFJクルーザーの走行性能を紹介していきます。



■高剛性なプラットフォームはオフロードでもオンロードでも効果を発揮



【可愛いけどタフ!】トヨタ FJクルーザーの走行性能・安全性能をチェック!


すべての性能の基本となるプラットフォームにはラダーフレーム構造を採用。


ランドクルーザーシリーズと同様に車両全体の剛性が高く、ねじりや曲げといった力に対して十分な強度と耐久性を確保しました。


車体が大きく動きながら走行する岩場などの悪路を走行しても、ビクともしないボディの強さが魅力です。


【可愛いけどタフ!】トヨタ FJクルーザーの走行性能・安全性能をチェック!


高いボディ剛性は悪路だけでなく舗装路面でも良さを体感できます。


静粛性が高く、ボディロールが小さいため乗り心地が良く、万が一の際の衝突安全性能も高く設計されています。


より悪路での走行性能を重視するユーザーには、オフロードパッケージがおすすめ。


ビルシュタイン製ダンパーを装着し、凹凸の激しい路面にも対応できるように専用チューニングが施されています。


このダンパーは、路面からのショックを大きく緩和できる単筒式を採用しており、操縦安定性を高めています。


リアデファレンシャルロックも標準装備となり、悪路走破性ではランクルに引けをとりません。



■大排気量パワートレインながら環境性能と経済性も高い



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搭載されるエンジンは、パワフルな4.0L V型6気筒エンジンです。


最高出力は203kW(276PS)/5,600rpm、最大トルクは380Nm(38.8kgm)/4,400rpmを発生します。


組み合わされるトランスミッションは5速ATです。


大排気量ながら、使用燃料はレギュラーガソリン、JC08モード燃費は8.0km/Lとなっていて、本格クロカンのなかでは、お財布に優しい性能と言えます。



■自在に駆動方式を変えられるパートタイム4WDを採用



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FJクルーザーの駆動方式は全グレードで4WDを採用します。


電子制御の4WDモデルが多い中で、FJクルーザーは、ユーザー自身がトランファーノブで駆動方式を切り替えるパートタイム4WDを採用しています。


ドライバーの意のままに路面状況に合わせた走行モードを選択可能です。


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また、オプションではアクティブトラクションコントロールを設定。


雪道や険しいオフロードで、スリップ状態になってもタイヤのグリップが回復するまで、空転した車輪にブレーキをかけ、残りの車輪に駆動力を配分するため、悪路でも安定した発進や脱出ができるグリップ力を確保します。


また、2012年7月の一部改良では、オフロードパッケージにクロールコントロールを標準装備しました。


砂地や岩石路などの急勾配(上り・下り)時に、ステアリング操作のみで極低速走行を行えるものです。


アクセルブレーキ操作を行わずに、クルマがゆっくりと前進してくれるため、ドライバーはステアリング操作に集中して、シビアな悪路を走行することができます。



■年式からは十分な安全装備、電子制御やバックソナーで安心のドライブ



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発売されていた時期が2010年から2018年ということもあり、現在では当たり前になっている自動ブレーキなどの先進安全装備は装着されていません。


安全装備では、乗員を万が一の衝突などの際、衝撃から守るSRSエアバッグシステム(運転席助手席、前席サイド、前後席カーテン)を装備。


ブレーキを掛けた際のタイヤロックを防止し、車両状態に合わせて適切な制動力を各輪に配分するEBD付ABSと、滑りやすい路面での横滑りやスリップを抑制するVSC&TRCを装着します。


車両後方に対しては、後退時に超音波センサーを使い、障害物の接近をブザーで知らせてくれるバックソナーを全車標準装備しています。



■ライバル:トヨタ 4代目ランドクルーザー



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FJクルーザーのライバルとなるのは、やはりランドクルーザーでしょう。


特に車格が近い100系(1998年発売)は今も昔も人気のクルマです。


5ドアのワゴンボディに、セパレートフレーム構造を採用、エンジンは4.7LのV型8気筒エンジンを搭載し、副変速機能付きフルタイム4WDが、力強く悪路を進んでいきます。


サスペンションにはダブルウィッシュボーン・トーションバー独立式を採用。


十分なサスペンションストロークを保ち、悪路走破性と乗り心地の良さを両立する足回りです。


最上級グレードのシグナスも、話題を呼びました。



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北米市場での登場から日本でも人気に火が付いたFJクルーザー。


現在もファンが多く、独創的なデザインと、本格的なオフロードまで走れる走行性能の高さが心を揺さぶります。


中古車市場でも流通量が多いクルマなので、本格オフローダーが気になる方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。



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