【都会派プレミアムSUV対決】レクサス UX VS アウディ Q2
2022.01.03
コンパクトなプレミアムSUVは、都市部での使い勝手の高さと上質な内外装が魅力です。
日本の道路事情では特に重宝するサイズですが、充実した装備やワンランク上の乗り心地も求めたいですよね。
今回はそんなモデルから、レクサスUXとアウディQ2をピックアップして比較してみたいと思います。
この2台は価格帯も近いため(新車販売価格UX:397万3000円〜544万9000円、Q2:400万円〜437万円)、比較検討しやすいと言えるでしょう。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
※アウディ Q2の画像は発売終了した1.0Lモデルです。
■スポーティで力強いUX/独創的なQ2のエクステリアデザイン
レクサス UXのボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mm、ホイールベースは2,640mmとなります。
C-HRと同じGA-Cプラットフォームを採用していますが、C-HRよりやや大きいサイズです。
エクステリア(外装)は、レクサスのアイデンティティであるスピンドルグリルを中心に、三眼LEDヘッドランプで力強く精悍な表情を作り出したフロントセクション、しっかりとボリューム感のあるフェンダーで力強さと、そして流れのあるプレスラインで俊敏さを表現したサイドビュー、左右一体の翼形状で独創的なリアビューなど、SUVらしい力強さと走りを予感させるデザインに仕上がっています。
一方、アウディ Q2のボディサイズは全長4,200mm〜4,205mm×全幅1,795mm×全高1,520〜1,530mm、ホイールベースは2,595mmとなっています。
UXより一回り小さい印象ですね。
デザインは、斬新な多角形をモチーフとしたポリゴンデザインを採用しています。
深くはないものの直線的なエッジで構成されたボディパネルは他のアウディQシリーズとは一線を画す独特なもの。
コンパクトなボディながら存在感を放つデザインです。
UX、Q2ともに大きなポイントは、全高がほとんどの立体駐車場に対応した1,550mm以下となることです。
シティユース前提で検討される方には嬉しいところですね。
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※価格は支払総額
■機能的でスポーティなUX/シンプルで遊び心の感じられるQ2のインテリア
UXのインテリア(内装)は、レクサスらしいスポーティでドライバー中心の高揚感を高めるデザインです。
走りを予感させる低いドライビングポジションと、ドライバーに向けて角度が付けられたインパネ中央部、立体的な造形のダッシュボードパネルなど、機能的な印象に感じられます。
和紙のような質感を表現したインパネ上部のオーナメントなど、日本の美意識に寄り添った演出もレクサスらしい上品さが感じられます。
Q2は、アウディらしいシンプルな水平基調のダッシュボードを基本に、丸型の空調ルーバーや多角形のドアトリムなど、エクステリアに通ずる遊び心のあるデザインとなっています。
ダイヤモンドペイントフィニッシュシルバーグレーのデコラティブパネルをはじめとする質感の高いマテリアルを採用することで、プレミアムモデルらしい室内空間を演出しています。
■ハイブリッドも選べるUX/ダウンサイジングターボで軽快な走りが楽しめるQ2
UXには2種類のパワートレインが用意されています。
一つは2.0L 直4直噴エンジンで、最高出力は128kW(174PS)/6,600rpm、最大トルクは209Nm(21.3kgm)/4,000〜5,200rpmです。
トランスミッションはダイレクトシフトCVTで、駆動方式はFFとなります。
もう一つは2.0L 直4ガソリンエンジン+モーターで、エンジンの最高出力は107kW(146PS)/6,000rpm、最大トルクは188Nm(19.2kgm)/4,400rpmとなります。
フロントモーターの最高出力は80kW(109PS)、最大トルクは202Nm(20.6kgm)、四輪駆動のE-Fourの場合はリアにもモーターが搭載され、こちらの最高出力は5kW(7PS)、最大トルクは55Nm(5.6kgm)というスペックです。
Q2には1.5L 直4DOHCターボが搭載されます。
こちらの最高出力は110kW(150PS)/5,000〜6,000rpm、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/1,500〜3,500rpmというスペックです。
組み合わせられるトランスミッションは7速Sトロニック、駆動方式はFFとなります。
■先進安全装備の内容はややUXの方が上か
UXには、レクサスの予防安全パッケージ「LEXUS Safety System+(レクサスセーフティシステム+)」が搭載されています。
こちらは単眼カメラ+ミリ波レーダーの検知によるプリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)、レーダークルーズコントロール、レーントレーシングアシスト、道路標識読み取り機能「ロードサインアシスト」や、タイプ別でアダプティブハイビームシステムも用意されています。
Q2には、約10km〜65km/hで前方の横断中の方向者を、約10km/h〜250km/hで前方の走行中の車両を検知して作動する「アウディプレセンスフロント(衝突被害軽減ブレーキ)」や、駐車操作をアシストするアウディパーキングシステム、リヤビューカメラなどが用意されています。
またオプションで、ハイビームアシスト、アダプティブクルーズアシスト、サイドアシストといった安全装備も用意されています。
コンパクトなプレミアムSUVを紹介しました。
UXはレクサスならではのスポーティなデザインやハイブリッドモデル、4WDモデルが欲しい方、最新の安全運転支援システムを装備したい方におすすめです。
Q2は個性的なデザインが好きな方やヨーロッパ車のしっかりした乗り心地、ダウンサイジングターボに興味がある方におすすめです。