三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】

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三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】

2021.08.28

■唯一無二の個性派ミニバン デリカD:5



三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】


三菱 デリカD:5といえば、日本のクルマ市場において主戦場の一つであるミニバン界で、「SUVの特徴を持つミニバン」という唯一無二の個性を武器に、三菱の看板であり続けているロングセラー車です。


そのタフな性格から長距離旅行やアウトドアでの人気も高く、観光地でよく見かけるクルマでもありますね。


ここではデリカD:5(以下デリカと表記)で車中泊は可能か?という点を、デリカオーナーが紹介します。



■車中泊は可能なのか?



三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】


まず、表題の車中泊が可能か否かについてですが、ズバリ言ってしまうとかなり余裕をもって可能です 。


デリカは元々室内長が3,020mm(荷室含む)と、ミニバンボディを活かした長めの空間を持っていますし、室内幅も1,505mm、室内高(床面~天井)も1,310mmあるので、シートアレンジで平面さえ確保してしまえばゆとりのあるリラックス空間を作り出す事ができます。


後席のアレンジバリエーションですが、特に車中泊に向いているのは2、3列目を後ろに倒して繋げてしまう「セカンドシート+サードシートフラットモード」という方法です。


まずはセカンドシートとサードシートのヘッドレストを取り外し、フロントシート、セカンドシート、サードシート位置を最前端までスライドさせます。


あとはセカンドシート、サードシートを後ろに倒し、繋げるだけです。


生まれるベッドスペースは奥行き2,000mm、幅1,170mm(サードシートシートクッション部の幅)で、大人なら2人、小学生までくらいのお子様なら3人並んで寝られます。


ただしこれは8人乗り仕様の場合で、7人乗り仕様だと2列目の真ん中にウォークスルー用の隙間が生じるため、大人もお子様も関係なく2人までになります。


これだけスペースがあれば中で食事なども可能です。


三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】


収納スペースはドリンクホルダー&カップホルダーがフラット状態の後席からアクセス可能な部分だけで8つあり、フロントシート後ろにポケットもあるので、不便はありません。


また後席から操作可能なマニュアルエアコンも装備され、仕様によるオプションではありますがセンターコンソール後ろにAC100V電源まであります。


まさに至れり尽くせりですね。



■車中泊で不便な点:後席がフラットにならない



三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】


デリカで車中泊するのに一番不便な点は「後席がまっ平(フルフラット)になるワケではない」ということです。


乗り心地やシートの厚みを重視した結果ではあるのですが、ヒンジ形状がそもそも完全に倒す事に重きを置いた設計になっておらず、背もたれの下部がかなりぼこっとしてしまいます。


とはいえこれは国産ミニバンのほぼ全てに当てはまる特徴でもあり、取り立ててデリカだけが持つ弱点というワケではありません。


この部分の解決法としては、やはり寝るためのマットや枕などを持ち込むのが一番です。



■快適にデリカD:5で車中泊するには?



三菱 デリカD:5で車中泊は可能なのか?【デリカオーナーが解説】


マットは布団などでも代用は十分可能です。


しかし、好みの問題になりますが、どうしてもかさばりやすいのでおすすめはしません。


そこで便利なのがキャンプ用品のインフレーターマット(空気を入れて膨らませるマット)とシュラフ(寝袋)です。


これらは使う時にはバッと広げて、使い終わったら空気を抜いてぎゅぎゅっとコンパクトに収納可能なので、車内スペースの節約にもなります。


そしておすすめなのは車内各部に装備されているマルチユースフックやラゲッジフック、グラブバー(天井の手すり)を使って天井にネットを張り、そこに荷物を収納してしまう事です。


これについては「デリカ 天井収納」などでネットを調べれば、デリカオーナー達の創意工夫を見られるのでぜひチェックしてみて下さい。


加えて、車中泊を快適にする一番重要な物があります。


それは外から車内を隠すためのカーテンやシートです。


やはり周囲からの視線は気になりますし、深夜に近くを通る他車のヘッドライトの灯りなども目に入ります。


車種専用設計のメーカー品を使うのが一番ですが、厚手の布を使って自作しているオーナーさんも多く、調べればたくさんの情報を見ることができます。


ここを意識すると、車中泊そのものの質をグッと高める事ができますよ。


この他にもアフターパーツメーカーの商品を使えば、デリカを文字通りのフルフラットにするベッドキットや、虫の進入を防ぐ防虫ネットなどの様々なグッズをリリースしているので、眺めているだけでも車中泊が楽しくなります。


こういった選択肢が豊富なのもアクティブなユーザーと、アフターパーツメーカーが多いデリカの魅力ですね。


ここまで車中泊を何度となく行ってきた者の目線で紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。


デリカの持つ逞しさと安心感は、運転だけでなく快適な睡眠でも活きます。


世の中は今やキャンプブームといえる状況ですが、そんな中で選択肢の一つとして、他者とのソーシャルディスタンスを広く取れる車中泊はおすすめ。


そしてその相棒として、デリカはきっとぴったりな一台です。



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