【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説

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【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説

2021.08.22

2016年に2代目にフルモデルチェンジしたホンダのコンパクトミニバンフリード。


エクステリア(外装)のデザインには、どのような特徴があるのでしょうか。


今回は2代目フリードのベーシックなフリードや、クロスオーバータイプのクロスター、スポーティーなモデューロXのエクステリアを解説します。



■ドライバーズカーとしての要素を取り入れたエクステリアデザイン



【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説


2代目フリードは、躍動感と機能性を融合したDynamism and Functionality(機能の詰まった躍動感)をテーマとしたエクステリアを目指しています。


フロントビューは、ホンダのアイデンティティともいえるソリッド・ウイング・フェイスで、優しい、たくましいなどのキャラ付けをせず、多くの人に「いい顔してるね」といわれるデザインを目指して、開発されました。


【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説


サイドビューは、ボリュームアップしたフロントまわりからラインがサイドに続いており、面の曲率変化にこだわることで、豊かで軽快な表情を演出しています。


伸びやかなサイドラインを受けとめるリアパネルは、張りのある曲面を採用。


ウィンドウの広いグラッシーキャビンを実現するため、フロントクォーターウインドウを追加するという工夫も加えられました。


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リアビューは、大開口テールゲートで機能を表現しながら、全体のシルエットを下へ行くほどゆるやかに広がる安定感のある形状としています。


また、横基調のコンビネーションランプとハイマウントストップランプ、縦型リアリフレクターとのバランスにもこだわり、踏ん張り感を強調しているのも特徴です。


2代目フリードでは、最大3列シートのクルマとして、広そうに見えることを大切にしています。


しかし、多人数での使いやすさばかりを強調するのではなく、メリハリのきいた凝縮感、走りを予感させる塊感、ひとりで乗るのもいいかなと思わせるパーソナル感など、ドライバーズカーとしての魅力を磨きあげる方向でまとめ上げました。


全タイプ同一のワンスタイリングで実現した、3列シート車、2列シート車、福祉車両というワイドバリエーションの多さも大きなポイントです。



■親しみやすさと精悍さを両立したデザイン



【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説


エクステリアのディテールには工夫が加えられ、機能と魅力がプラスされています。


ヘッドライトは、コーナリングライト内蔵のLEDを採用しているグレードも用意。


運転のしやすさを高めながら目力の強い精悍な表情を演出します。


LEDのリアコンビランプは、リッドランプを加えることで面積を拡大してドライバーズカーらしさを向上させました。


また、スライドレールカバーは新構造を採用し、ボディとの分割線を目立ちにくくすることで、ボディの塊感を高めています。


2019年10月のマイナーチェンジでは、フリードの親しみやすさをそのままに洗練したエクステリア(外装)へ進化しました。


デビュー当初のボディカラーは

・ブルーホライゾンメタリック

・シトロンドロップ

・コバルトブルーパール

・プレミアムディープロッソパール

・マンダリンゴールドメタリック

・ホワイトオーキッドパール

・ルナシルバーメタリック

・モダンスティールメタリック

・クリスタルブラックパール


の9色でしたが、 2019年10月のマイナーチェンジ以降は

・シーグラスブルーパール

・プレミアムクリスタルオレンジメタリックⅡ

・シルバーミストグリーンメタリック

・プラチナホワイトパール

・スーパープラチナグレーメタリック

・クリスタルブラックパール

・プレミアムクリスタルレッドメタリック

・ルナシルバーメタリック(エントリーグレード専用)

・ミッドナイトブルービーム

・メタリック(エントリーグレード専用)


の9色となっています。



■専用装備を装着したクロスオーバースタイルのクロスター



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2019年10月に追加されたクロスオーバーSUVスタイルのフリードクロスターは、遊び心と力強さを表現し、専用装備を装着したエクステリアが特徴です。


クロスター専用のエクステリアパーツには、専用フロントグリル、専用前後バンパー、LEDフォグライト、ルーフレール、専用色のドアアウターハンドルやドアミラー、ダーククロームメッキのリアライセンスガーニッシュ、サイドシルガーニッシュ、専用15インチアルミホイールなどがあります。 フリードクロスターは、アウトドアシーンにも映えるクロスオーバースタイルに仕上げていることがポイントです。



■専用パーツや専用チューニングが施されたモデューロX



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スポーティーグレードのモデューロ Xは、2017年12月に追加された新しいグレードで、ホンダ専用のカスタマイズパーツを販売するコンプリートカーブランド「Modulo(モデューロ)」が手がけたコンプリートモデルです。


モデューロ Xの特徴は、専用開発のサスペンションや空力特性を活かしたパーツなどを装着し、上質でしなやかな走りを実現するチューニングを施していることにあります。


2020年5月のマイナーチェンジでは、新設計のパーツを装着し、存在感をより際立たせました。


エクステリアの専用パーツには、専用フロントグリル、専用フロントエアロバンパー、専用サスペンション、専用15インチアルミホイール、専用サイドロアースカート、専用リアロアースカート、専用LEDフォグライト、専用フロントビームライト、専用リアエンブレム(Modulo X)、専用ドアミラー(クリスタルブラック・パール)などがあります。



■初代と2代目のデザインの違い



【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説


2代目フリードと初代フリードでは、フロントとリアのスタイルに違いが見られます。


フロントは、初代よりも2代目の方がライトやバンパー開口部の形状が薄く広くなり、シャープでワイドな印象です。


リアのライトまわりの形状は、初代が縦型、2代目が横型になっています。


【親しみやすさと機能性を備えた】ホンダ 2代目フリードのエクステリアを解説


リアのナンバープレート取り付け位置は、初代よりも2代目の方が高い位置ですが、横基調のリアコンビランプと相まって2代目の方がワイド感が強くなっているといえるでしょう。


初代フリードでは、高さがあるミニバンらしいデザインでしたが、2代目では横方向への広がりを強調した造形を取り入れたことで、ワイドで低いドライバーズカーのようなスタイリングになっています。



■ライバルはコンパクトミニバンのトヨタ シエンタ



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トヨタ シエンタは、2015年7月にフルモデルチェンジをして2代目になったコンパクトサイズのミニバンです。


全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,675mm~1,695mmとフリード(全長4,265mm〜4,295mm×全幅1,695mm×全高1,710mm~1,735mm)よりも全高が若干低いという違いがあります。


しかし、全長がほぼ同じで、全幅は全く同サイズであることから、直接的なライバルといえるでしょう。


シエンタのデザインは、Active & Funをキーワードに、ミニバンは四角いという概念を打ち破るスタイリングとしていることが特徴です。


サイドシルエットやベルトラインは、車両前方から後方に向かって上がっていくスタイリングになっており、前傾姿勢に見せることで勢いを感じさせるデザインとしています。


フリードもドライバーズカーのようなスタイリングになっているので、まさにライバルといえる存在です。



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2代目フリードは、横方向への伸びを強調するデザインにより、初代の箱形ミニバンスタイルからドライバーズカーらしいスタイリングに変化しています。


また、ベーシックなグレードのフリード、クロスオーバーSUVスタイルのクロスター、スポーティーなモデューロXでデザインを変更したり、専用パーツを装着したりしているため、各グレードの個性が際立っているのもポイントです。


コンパクトミニバンで個性的なモデルを探しているのであれば、バリエーションが豊富なフリードを候補に入れておくことをおすすめします。



フリードの中古車情報を見てみる

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