【3種類のエンジンを用意】マツダ CX-30の走行性能を解説

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【3種類のエンジンを用意】マツダ CX-30の走行性能を解説

2021.08.09

【3種類のエンジンを用意】マツダ CX-30の走行性能を解説


高い環境性能と燃費の良さ、快適な走りで従来のディーゼルエンジンの常識を覆した「SKYACTIV-D」や、“夢のエンジン”と呼ばれ、新技術を搭載したガソリンエンジン「SKYACTIV-X」、人間特性に注力して作り込まれた新世代車両制御技術など、CX-30には「走る歓び」を追求したマツダ最新のパワートレインが採用されています。


今回はCX-30のパワートレインを解説していきましょう。



■話題の「新世代ガソリンエンジン」を含めた3つのパワートレインを用意



【3種類のエンジンを用意】マツダ CX-30の走行性能を解説


CX-30には3つのパワートレインが用意されています。


1つ目は、優れたレスポンスと力強いトルクを持つディーゼルエンジンの良さと、素早い操作にもリニアに反応し、高回転までスムーズに伸びるガソリンエンジンの良さを兼ね備えた2.0Lの新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」です(2020年12月から「e-SKYACTIV X」に名称変更)。


こちらは独自の燃焼方式「火花点火制御圧縮着火(SPCCI)」によって、ガソリンエンジンでありながら圧縮着火を制御する技術を実用化させています。


このエンジンには小型で高効率なハイブリッド「M Hybrid」が組み合わせられ、高い環境性能と走りの気持ちよさを両立させています。


エンジンの最高出力は140kW(190PS)/6,000rpm、最大トルクは240Nm(24.5kgm)/4,500rpm。


モーターの最高出力は4.8kW(6.5PS)/1,000rpm、最大トルクは61.0Nm(6.2kgm)/100rpm。


WLTCモード燃費は17.3km/L(2WD・AT)となっています。


2つ目のエンジンは、高効率の2.0L 直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」です。


最適化した吸気ポートやピストン形状、燃料の分割噴射、冷却水制御バルブなどの技術を採用し、走りと燃費、環境性能を高めています。


こちらの最高出力は115kW(156PS)/6,000rpm、最大トルク199kW(20.3kgm)/4,000rpm、WLTCモード燃費は15.4km/L(2WD・AT)です。


そしてもう1つは、日本市場でも高く評価されているクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.8」です。


超高応答マルチホールピエゾインジェクターにより急速多段燃焼を実現した1.8Lのディーゼルエンジンで、低燃費・静粛性・排出ガスのすべてを高次元でバランスさせ、ゆとりのある走りと実用燃費の向上を図っています。


こちらの最高出力は95kW(130PS)/4,000rpm、最大トルクは270Nm(27.5kgm)/1,600〜2,600rpm、WLTCモード燃費は19.2km/L(2WD)となっています。



■悪路でもドライな路面でも安定した走りが期待できるi-ACTIV AWD



【3種類のエンジンを用意】マツダ CX-30の走行性能を解説


CX-30の4WDには、状況に応じて前後輪へのトルク配分を自動的に最適化する「i-ACTIV AWD」システムが採用されています。


タイヤの動きやGセンサー等の情報から車両の走行状態をリアルタイムに検知し、路面状況やタイヤの荷重状況を素早く予測し、前後のトルク配分をコントロールしています。


これにより雨や雪などの滑りやすい路面だけでなく、ドライな路面でも4輪のタイヤの力を効率的に引き出し、スムーズで安定した走りを提供しています。


さらに、悪路走破性を向上させる新開発の「オフロードトラクションアシスト」を採用しています。


こちらは悪路からの脱出が困難な状況になった場合、システムを作動させることでAWDとTCS(トラクションコントロールシステム)が協調してタイヤの空転を抑制し、路面に接地しているタイヤへ適切に駆動力を分配することで、トラクション性能を最大限に引き出します。



■先進安全運転支援技術「i-ACTIVSNSE(アイ・アクティブセンス)」でプラスアルファの安心を



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i-ACTIVSNSE(アイアクティブセンス)は、マツダの先進安全運転支援技術です。


この技術には、次のような技術が含まれています。


■ドライバーモニタリング

運転中のドライバーの状態を赤外線カメラと赤外線LEDでチェックし、「居眠り」や「わき見」の有無を検知。システムが危険と判断した場合には警報やスマートブレーキサポートとの強調制御を行います(360°ビュー・モニターとのセットでメーカーオプション)


■前側方接近車両検知

発進時に左右前方の死角から接近する車両を検知すると、表示と警報音によりドライバーに危険を知らせる機能です。フロントサイドレーダーにより、ドライバーが直接視認できないエリアを検知してくれるため、見通しの悪いT字路などで高い安全性を期待できます。


■クルージング&トラフィックサポート

高速道路での渋滞時などにアクセル・ブレーキ・ステアリング操作をアシストし、ドライバーの疲労軽減に貢献する機能で、システム作動時は自動で車速を調整し、先行車との車間距離を保ちながら追従走行してくれます。



■ライバルは定評あるハイブリッドとダウンサイジングターボを用意するC-HR



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優れたパワートレインを搭載したコンパクトSUV、またMTモデルも選べるということで、定評のあるハイブリッドシステムや、爽快な走りと優れた燃費性能を両立させたダウンサイジングターボを用意している「トヨタ C-HR」がライバルとなるでしょう。


1.8LハイブリッドモデルのWLTCモード燃費は25.8km/L(G/S )です。


また1.2L直噴ガソリンターボモデルには6速MT(2WDのみ)も用意され、こちらのWLTCモード燃費は15.4km/Lという数字です。


好評のクリーンディーゼルエンジンをはじめ新世代ガソリンエンジン、また価格を抑えた2.0Lガソリンエンジンモデルも選べるなど、幅広い選択肢を提供するCX-30。


ますます厳しくなる環境性能に対応しつつも、人間の特性に合わせた車両制御技術を取り入れて「究極の人馬一体」を目指し、開発されました。


ドライバーの思いのままの自由な走りをぜひ一度体験してみてください。



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