トヨタ 4代目ハリアーのエクステリアの特徴は?
2021.08.02
2020年6月に登場し、瞬く間に大ヒットとなった4代目ハリアー。
現在でも人気は続いており、新車の納期にも時間がかかっています。
3代目と比べシンプルになった、4代目ハリアーのエクステリア(外装)デザインですが、流麗なクーペフォルムや、特徴的なキャラクターラインなど、魅力がたくさんあります。
今回は、4代目ハリアーのエクステリアにスポットを当てて、特徴や魅力をふんだんにお伝えしていきます。
■踏ん張り感がある力強いデザイン
ボディサイズは、全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmです。
ホイールベースは2,690mmと長めに取られ、直進安定性を高めるとともに、タイヤをボディ四隅に配置して、ボディの踏ん張り感も演出しています。
最低地上高はハイブリッドモデルが190mm、ガソリンモデルが195mmです。
PRこの記事に関連するクルマ
※価格は支払総額
■シンプルだけど奥深い、流れるようなクーペフォルム
フロントからリアへと、水滴に似たティアドロップ形状をしており、フロント周りの塊が、リアに向かってシャープな印象へと変化していきます。
後方に向かって絞り込まれるように描かれるラインは、非常に流麗です。
細かいプレスラインはあえて使わずに、シンプルな構成でまとめ上げたボディラインは、車両全体から、強い動感を感じられます。
フロントグリルから横方向に伸びていくヘッドランプは精悍さと、ボディのワイド感を強めます。
ランプ形状の外周を囲い込むように2本のL字ラインが発光する、クリアランスランプ・デイタイムランニングランプ・ターンランプは、常時2本の上質な光を使って、強い印象を残すデザインです。
ヘッドランプからボディサイドのキャラクターラインをつなぎ、後方へ伸びていくと、リアコンビネーションランプが横一文字に輝きます。
フロントとは対照的に薄さとシャープさにこだわったデザインは、スタイリッシュな印象と同時に、高級感を醸し出します。
流麗なクーペフォルムから絞り込まれたリアビューは、たくましさとエレガントさを感じることもできるでしょう。
一目でハリアーとわかるエクステリアデザインで、所有する喜びも高めてくれます。
■新世代プラットフォームGA-Kを採用
プラットフォームにはTNGA GA-Kを採用し、各部材配置や結合構造を最適化しました。
超高張力鋼板(ホットスタンプ材)、高張力鋼板、アルミ材を積極的に採用し、軽量かつ高剛性なボディに仕上がっています。
また、防音材や遮音材の配置を最適化し、燃費にも大きく影響する空力性能を向上させました。
振動や騒音の低減、素直なハンドリングなど、操縦安定性にも寄与するボディとプラットフォームとなっています。
足回りには、フロントにマクファーソンストラット式、リアにダブルウィッシュボーン式のサスペンションを採用し、入念なチューニングを行いました。
特に路面のアップダウンや、凹凸に対して、バネの特性を最適化することで、クルマの上下挙動を自然に制御しています。
また、旋回時などに、クルマの姿勢をピタリと決めるため、ショックアブソーバーに最適な摩擦特性を付与し、減衰力を最適化。
路面の凹凸を感じさせないフラットな乗り心地と、揺れの少ないボディコントロールを感じることができるでしょう。
■モデリスタとGRが純正エアロを展開
モデリスタフルエアロ エアロパーツには、2ブランドが様々なスタイルを用意します。
まず、モデリスタブランドからは、大胆なメッキ加飾が目立つグランブレイズスタイルと、ダイナミックなフォルムが迫力感を演出するアバンエモーショナルスタイルという、2種類のスタイルを設定しています。
ハリアーのデザインを生かしながらもより豪華により大きく迫力のあるクルマに見えるよう、工夫がされており、車両製作段階から共同開発するモデリスタならではのデザイン性の高さを感じることができるでしょう。
また、GRブランドからもエアロパーツが用意されています。
こちらは、グロスブラックとマットブラックのコントラストによる上質感とスポーティさを強調したデザインです。
バンパーコーナーをブラックアウトすることにより、スポーティなフロントフェイスを演出し、ブラック×レッドのGRカラーを基調としたサイドビューも魅力的です。
また、デザイン性だけでなく、空力機能を兼ね備え、スポーティな走りをより高めてくれる、グレードアップパーツとしての要素もあります。
■ライバル解説:高級感で選ぶならレクサス NXもアリ
プレミアムSUVとして人気のNXは、4代目ハリアーのライバルとなるでしょう。
エクステリアデザインは、ダイヤモンドをベースにしたものになっており、フロント、リアともに絞り込まれた美しいボディラインが特徴です。
プレスラインは細かく、精度が高く成形されており、レクサスならではの質の高さを感じることができるでしょう。
プラットフォームは、ハリアーと比べると旧世代のものを使用していますが、欧州や米国をはじめとする世界各国で販売されているNXは、走りの面でもしっかりと鍛えられています。
しっかりとした硬めの足回りは、車両の操縦安定性を高め、音や振動に関しても、レクサスならではのこだわりを持って制御していることが、感じられるでしょう。
ハリアーのエクステリアデザインについて、解説してきました。
4代目になっても高級SUVとしての迫力や、細部にわたるこだわりは健在です。
美しさと機能性を備えた、4代目ハリアーに注目してみてはいかがでしょうか。
PRみんながチェックしているクルマ
※価格は支払総額