【ファミリー世代に人気のミニバン】日産5代目セレナグレード比較
2021.06.29
スタイリッシュなデザインやe-POWER、プロパイロットといった先進的な装備でファミリー世代に大人気の日産セレナ。
人気車種だけにグレードも豊富で、どれを選んだら良いか迷ってしまいます。
そこで今回は、5代目セレナのグレードそれぞれの特徴や主な装備について解説していきましょう。
■基本情報
※画像はハイウェイスターVです。
5代目セレナは2016年8月に登場しました。
日産の新世代デザイン Vモーションや、フローティングルーフの採用でスポーティかつスタイリッシュなエクステリア(外装)が特徴です。
パワートレインは2種類。
まずは発電専用の1.2L 直列3気筒DOHCガソリンエンジンに駆動用モーターを組み合わせた「e-POWER」で、100%モーター駆動によるなめらかで力強い加速とレスポンスの良さが特徴です。
駆動方式はFFのみ、乗車定員は7名となります。
もう一つは2.0L 直列4気筒DOHCガソリンエンジン+モーターのスマートシンプルハイブリッド。
こちらは減速時の運動エネルギーで得た電気をバッテリーに蓄え、その電力を加速時のエンジン補助やアイドリングストップ、エアコン、電装品などに活用するハイブリッドシステムです。
こちらの駆動方式はFFもしくは4WD(ハイウェイスターGはFFのみ)、乗車定員は8名です。
基本となるエクステリアのタイプは2種類あり、先進性と親しみやすさを強調した標準モデルと、ダイナミックで力強くスポーティなエクステリアのハイウェイスターが用意されています。
さらに本記事では取り上げませんが、プレミアムな上質感が感じられる上級カスタムグレードオーテックもラインアップされています。
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※価格は支払総額
■もっともシンプルな装備のエントリーグレード
Xはセレナのエントリーグレードで、e-POWERとスマートシンプルハイブリッドが選べます。
メカニズムと乗車定員の違いがあるのでそれぞれに専用装備が用意されていますが、その他の装備は同じです。
ヘッドライトはハロゲンタイプで、LEDヘッドランプとLEDフォグランプはオプション設定がないため、装着することはできません。
また衝突被害軽減ブレーキや踏み間違い衝突防止アシスト等、基本的な先進安全運転支援機能は全車標準装備となっているものの、インテリジェントアラウンドビューモニター、ふらつき警報、SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステム、プロパイロットはオプション設定がないため、安全装備にこだわりたい方は装備内容を十分に確認しましょう。
また後席スライドドアは標準仕様で手動式、オプションで助手席側のみオート(電動式)に変更することができます。
ホイールはe-POWERが専用の15インチアルミホイールとなりますが、スマートシンプルハイブリッドは15インチスチールホイール+フルホイールカバーという設定です。
■豊富なオプション装備が選べる中間グレード
XVはセレナの中間グレードという位置づけで、基本的な装備はXよりも充実しています。
XVはセカンドシートが超ロングスライド+横スライド、そしてサードシートにもスライド機能が付きますし、両側オートスライドドアが標準装備(ワンタッチ式)となりますので、ファミリーカーとしての使い勝手が非常に高くなります。
またヘッドライトは標準でハロゲンタイプですが、オプションでLEDヘッドランプとLEDフォグランプが選べますし、本革巻ステアリングや電動パーキングブレーキ、インテリジェントアラウンドビューモニター、プロパイロットなど先進機能や安全装備、上質な装備で欲しいものがあればオプションで選ぶことができます。
ホイールは基本的にXと同じですが、2WDモデルのみオプションで16インチアルミホイールの選択が可能です。
■上質なインテリアと先進機能が充実の上級グレード
Gは上質な装備の多くが標準装備となる上級グレードです。
LEDヘッドランプ、インテリジェントルームミラー、本革巻ステアリング、本革巻シフトノブ(スマートシンプルハイブリッド車のみ)、合成皮革シート、プラズマクラスター搭載オートエアコン、プレミアムインテリアなどが装備され、充実した内容でセレナの魅力を十分味わうことができます。
ただし、プロパイロットや電動パーキングブレーキはオプション設定となります。
ホイールに関してはスマートシンプルハイブリッドが15インチアルミホイール、e-POWERは他グレードと同じ仕様です。
■スタイリッシュなエクステリアのエントリーグレード:ハイウェイスター /e-POWER ハイウェイスター
こちらはスポーティなエクステリアとなるハイウェイスターのエントリーグレードです。
エントリーグレードではありますが、エクステリアがハイウェイスター専用となるだけでなく装備もXよりやや充実しています。
たとえばハロゲンフォグランプ、本革巻ステアリング、オートデュアルエアコン(4WD)、リヤヒーターダクト(4WD)、15インチアルミホイールなどが標準装備となります。
スライドドアは標準で手動式ですが、オプションで助手席側のみハンズフリーオートスライドドアを選択できます(ワンタッチ式は選べません)。
また、標準モデルのXと同様、LEDヘッドランプや電動パーキングブレーキ、プロパイロットなどのオプションは選択できませんのでご注意ください。
■Gに匹敵する充実装備のハイウェイスター中間グレード:ハイウェイスター V /e-POWER ハイウェイスター V
こちらはハイウェイスターの中間グレードですが、標準モデルのXVよりやや装備が充実しています。
たとえばLEDヘッドランプや両側ハンズフリーオートスライドドア、電動パーキングブレーキに加え、このグレード以上でプロパイロットが標準装備となります。
ホイールは、e-POWERに関しては他グレードと同じ、スマートシンプルハイブリッド車は2WDが16インチ、4WDが15インチのアルミホイールという仕様です。
インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、ふらつき警報、SRSカーテンエアバッグシステム&サイドエアバッグシステムについてはオプションとなります。
■先進装備と便利機能が揃った最上級グレード:ハイウェイスター G /e-POWER ハイウェイスター G
ハイウェイスターGはオーテックを除くラインアップでのトップグレードで、こちらは2WDのみとなります。
このグレードではハイウェイスター Vの装備に加え、インテリジェントルームミラー、本革巻シフトノブ(スマートシンプルハイブリッド車のみ)、合成皮革シート、プレミアムインテリアなどが標準装備となります。
ホイールは全車16インチアルミホイールという仕様です。
LEDヘッドランプや両側パワースライドドアはファミリーミニバンであればぜひとも欲しい装備ですから、様々なオプションが選べるXV、e-POWER XV以上を検討すると良いでしょう。
見た目のスタイリッシュさや装備の充実度、価格とのバランスを考えるとハイウェイスター V、もしくはe-POWER ハイウェイスター Vを選ぶと非常に満足度の高い買い物ができるでしょう。