ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー

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ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー

2021.06.27

ミドルクラスミニバンの中でも特に人気なのはヴォクシーとセレナです。


ヴォクシーは基本的にエアロパーツが装着されたZSのワングレード構成ですが、その中でも特別仕様車の煌Ⅲは注目です。


こちらはクロームのパーツをふんだんに使ったスタイリッシュな内外装に特別装備も加わっており、カッコいいミニバンをお探しの方におすすめです。


セレナも2019年のマイナーチェンジで存在感のあるフロントグリルや専用設計のリアコンビネーションランプとなり、洗練された印象になりました。


e-POWERの運動性能もミニバンらしからぬレスポンスや加速感と評判ですから、気になるところですよね。


そこで今回は、ハイブリッドで同価格帯となるヴォクシー ハイブリッドZS“煌Ⅲ”(344万3000円)とセレナのe-POWER ハイウェイスターV(358万2700円)を比較してみたいと思います。



■上質感漂うヴォクシー、リッチで先進的なセレナのエクステリア



ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


ヴォクシーZS“煌Ⅲ”は2020年10月に登場しました。


煌シリーズの特別装備ですが、フロントロアグリル(黒艶塗装)、フードモール(中央:メッキ、上:ブラック、下:メッキ)、LEDクリアランスランプ(メッキエクステンション)、車名ロゴがダークスモーク塗装となったバックドアガーニッシュ、電動格納式リモコンドアミラー(メッキ)と、ベースのZSグレードに比べてさらにメッキパーツが際立つ上質なエクステリア(外装)が特徴です。


ボディサイズは全長4,710mm×全幅1,735mm×全高1,825mm。


ヴォクシーは全車3ナンバーとなります。


ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


セレナ e-POWER ハイウェイスターVは、大型のダブルVモーショングリルに、クロームを宝石のようにちりばめたグリルパターンを採用し、リッチで押し出し感の強いフロントマスクが特徴的です。


ボディカラーにもサンライズオレンジという明るくて印象的な色が設定されており、スタイリッシュなハイウェイスターの個性をより一層強調できます。


ボディサイズは全長4,770mm×1,740mm×全高1,865mmで、標準モデルが5ナンバーなのに対し、エアロパーツを装着したハイウェイスターは3ナンバーとなります。



■シックでゴージャスなヴォクシーと明るく開放的なセレナのインテリア



ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


ヴォクシーはベースとなるZSもブラックを基調としたシックなインテリア(内装)ですが、“煌Ⅲ”はクロームパーツやシルバーを使い、上質感を高めています。


具体的には、センタークラスターパネル(ピアノブラック塗装+シルバー塗装)、マルチインフォメーションディスプレイ(フード・シルバー塗装)、インサイドドアハンドル(メッキ)、ルームランプ(LED)、ドアトリムオーナメント(合成皮革・ZSはファブリック巻き)という特別装備です。


シート表皮もパーフォレーション付きブランノーブ+合成皮革の専用表皮で、両側パワースライドドア(ZSは標準で助手席側のみ)、リヤオートエアコン、ナノイーといった快適な装備も標準となっています。


ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


e-POWER ハイウェイスターVは明るく開放的な雰囲気のインテリアカラーと空間が特徴です。


シート地はトリコットですが、カラーはグレー&ブラックかブラックを選ぶことができます。


またオプション(オーテック扱い)で防水シートも選ぶこともできますので、アウトドアレジャーなどで重宝します。


その他装備は標準グレードとそれほど大きく変わりませんが、本革巻ステアリング、超ロングスライド+横スライドシート、サードシートスライド、両側ハンズフリーオートスライドドア、電動パーキングブレーキといった装備が標準装備となります。



■安定して高い性能を発揮するヴォクシーと、e-POWERによる鋭いレスポンスが魅力のセレナ



ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


ヴォクシーのハイブリッドは、1.8Lガソリンエンジン+モーターで駆動方式は2WDです。


ガソリンエンジンの最高出力は73kW(99PS)/5,200rpm、最大トルクは142Nm(14.5kgm)/4,000rpm、駆動用モーターの最高出力は60kW(82PS)、最大トルクは207Nm(21.1kgm)というスペックで、WLTCモード燃費は19.0km/Lとなります。


ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


セレナのe-POWERは、1.2Lのガソリンエンジンで発電し、100%モーターで駆動するシリーズハイブリッド方式で、駆動方式は2WDとなります。


エンジンの最高出力は62kW(84PS)/6,000rpm、最大トルクは103Nm(10.5kgm)/3,200-5,200rpm、走行用モーターの最高出力は100kW(136PS)、最大トルクは320Nm(32.6kgm)というスペックで、WLTCモード燃費は18.0km/Lとなります。


ヴォクシーは熟成を極めたトヨタのストロングハイブリッドが搭載され、扱いやすさとパワフルさ、燃費性能が魅力です。


セレナは100%モーター駆動によるミニバンらしからぬレスポンスや加速感、静粛性が特徴です。



■どちらも先進安全運転支援機能が充実だが、ロングドライブではややセレナが有利か



ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


ヴォクシーはToyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)を全車標準装備としています。


これにはプリクラッシュセーフティ(歩行者(昼)検知機能付)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームなどが含まれます。


その他安全装備として、インテリジェントクリアランスソナー、車両接近通報装置があります。


ハイブリッドのエアロミニバン対決 ヴォクシー


セレナは360°セーフティアシスト(全方位運転支援システム)を全車標準装備としています。


これにはインテリジェントエマージェンシーブレーキ、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)、踏み間違い衝突防止アシストなどが含まれます。


ハイウェイスターVにはプロパイロット、アダプティブLEDヘッドライトシステムが標準装備となります。


基本的な先進安全運転支援機能はどちらにも搭載されていますが、プロパイロットやアダプティブLEDヘッドライトなど、先進装備という面ではややセレナがリードといったところです。


ロングドライブや夜間の走行時にアドバンテージがある装備となるでしょう。


煌シリーズはクロームパーツがふんだんに使用されており、上質で高級感のある内外装が特徴です。


カッコいいスタイリングを求める方やシックな色合いが好きな方におすすめです。


一方セレナは存在感のある外観ながらモダンですっきりした印象のインテリアなど、男女問わず幅の広いユーザー層におすすめです。


モーター駆動の加速感が好みの方にも良いでしょう。



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