トヨタ ハイエースと日産 NV350キャラバンってどう違うの?
2021.06.25
ビジネスで活躍するワンボックスバンの代表格、トヨタ ハイエースと日産 NV350キャラバン。
最近はキャンパーにも注目されるようになり、アウトドアシーンで役立つオプションなども用意されるようになりました。
どちらも同じコンセプトのライバル同士という存在ですが、今回はベーシックなグレードをピックアップし、それぞれの特徴を解説してみましょう。
比較するのは2.0Lガソリン、2WD、標準ボディ、標準ルーフが基準となります。
・トヨタ ハイエース DX(6速AT・3/6人乗り・4ドア)
・日産 NV350キャラバン DX(5速AT・低床・6人乗り・4ドア)
の2台です。
■シンプルなデザインはビジネスシーンでも遊びでも馴染む
※ハイエースの画像はスーパーGL ダークプライムⅡです。
ハイエースもキャラバンもベーシックなグレードですのでエクステリア(外装)はシンプルなビジネス仕様という印象がありますが、どちらも飽きのこないスタイリングなので、生活上のあらゆるシーンになじむデザインだと言えるでしょう。
ハイエースのボディサイズは全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,980mm、ホイールベースは2,570mm、最低地上高は195mmです。
NV350キャラバンのボディサイズは全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,990mm、ホイールベースは2,555mm、最低地上高は170mmです。
お気づきのようにハイエースとキャラバンでは、全高が10mm違うだけで大きさはほぼ一緒です。
ハイエースの仕様ですが、バンパーはブラックの無塗装となります。
フロントグリルはシルバー塗装、フロント、フロントサイド、リヤサイドガラス、リヤクォーターガラス、バックドアガラスはUVカットグリーンとなります。
プライバシーガラスはオプション設定です。
ボディカラーはホワイト、シルバーマイカメタリック、ライトイエロー、ダークブルーマイカメタリックの4色の設定です。
キャラバンのエクステリアの仕様は、バンパー無塗装、フロントグリルはシルバー塗装の部分に関してはハイエースと同じです。
フロントとフロントドアのみUVカットグリーンガラスという仕様で、スライドドア、リヤサイド、バックドアはUVカット機能付プライバシーガラスをオプションで選べるという仕様です。
ボディカラーはホワイト、ブリリアントシルバー、ダークメタルグレー、ダークブルーの4色の設定です。
PRこの記事に関連するクルマ
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
437.0 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
472.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
429.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL 50TH アニバーサリーリミテッド
419.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
409.8 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライム
309.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL
297.7 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL 50TH アニバーサリーリミテッド
379.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
439.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
449.9 万円
※価格は支払総額
■ハイエースは直線基調、キャラバンは曲線で構成された機能的なインテリア
インパネのデザインは、ハイエースは直線基調の機能性重視、キャラバンは円形の空調ルーバーや曲線で構成されたメーターフードなどやや柔らかい印象があります。
どちらも機能的でシンプルなコックピットで、スイッチ類の配置も使いやすいですね。
その他インテリアの主な装備・使用を見てみましょう。
ハイエースのシート表皮はジャージ、運転席フルリクライニングシート、マルチユースシートバックコンソール、大型センターポケット、ファブリックサンバイザー(運転席・助手席)、アクセサリーソケット、助手席アシストグリップ、フロントエアコン(ダイヤル式)、AM/FMラジオ(2スピーカー)となります。
NV350キャラバンのシート表皮はメッシュフラットトリコット+トリコットで、運転席リクライニングシート、インストポケット、インストロアトレイ、前席サンバイザー(運転席:チケットホルダー付)、電源ソケット、前席乗降グリップ、マニュアルエアコン、AM/FMラジオ(2スピーカー)となります。
シートやインパネ周りの装備についてはほとんど両車に違いはないようですね。
■どちらもパワーはほぼ同じ、トランスミッションに違いあり
ハイエースの2.0Lガソリンエンジンは1TR-FE直列4気筒で、最高出力は100kW(136PS)/5,600rpm、最大トルクは182Nm(18.6kgm)/4,000rpm、JC08モード燃費は10.7km/Lとなります。
NV350キャラバンはQR20DE型直列4気筒で、最高出力は96kW(130PS)/5,600rpm、最大トルクは178Nm(18.1kgm)/4,400rpm、JC08モード燃費は10.0km/Lです。
トランスミッションはハイエースが6速AT(6 Super ECT)、キャラバンがフルレンジ電子制御5速AT(5E-ATx)で、燃費に関してはややハイエースの方が良いですが、気にするほど大きな差はありません。
■どちらも先進安全機能が全車標準装備
ハイエースには全車トヨタの先進安全運転支援機能「Toyota Sagety Sense(トヨタセーフティセンス)」が標準装備となります。
これにはミリ波レーダー+単眼カメラ方式のプリクラッシュセーフティ(歩行者(昼)検知機能付衝突回避支援タイプ)、レーンディパーチャーアラート、オートマチックハイビームが含まれます。
またVSC&TRC(車両安定性をサポートするシステム)、EBD(電子制動力配分制御)付ABS+ブレーキアシスト、ヒルスタートアシストコントロール、緊急ブレーキシグナルも全車標準装備となっています。
NV350キャラバンにはミリ波レーダー式のインテリジェントエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、VDC(ビークルダイナミクスコントロール/TCS機能含む)、EBD付ABS、ヒルスタートアシスト、発進時ATモード切替えなどが標準装備となっています。
オートライトシステムはDXには装備されません。
どちらも安全機能は充実していますが、衝突被害軽減ブレーキに関しては、ハイエースが「ミリ波レーダー+単眼カメラ方式」を採用して対象が歩行者にも拡大されているのに対し、キャラバンは「ミリ波レーダー」のみとなりますので対象が車両などに限定されます。
また、オートマチックハイビームの有無にも影響があります。
ただし、ハイエースがこの方式を採用したのは2017年11月からですので、中古車で購入する場合は安全機能についての確認が必要です。
装備や仕様に関しては両車に大きな違いはありませんので、どちらを購入しても不満はないでしょう。
ただ燃費や安全性能などでややハイエースの方がリードしている部分もありますし、中古車で購入する場合には全体的にハイエースの方が在庫数も豊富なので、安全装備重視など条件を絞り込んで探す場合にはハイエースの方がやや探しやすいでしょう。
PRみんながチェックしているクルマ
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
389.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL
219.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
449.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
444.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
364.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
412.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
319.9 万円
ハイエースバン
スーパーGL
319.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
462.9 万円
DATE
ハイエースバン
スーパーGL ダークプライムII
379.9 万円
※価格は支払総額