【低燃費で先進装備が満載】トヨタ RAV4 PHVを解説

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【低燃費で先進装備が満載】トヨタ RAV4 PHVを解説

2021.06.03

ハイブリッド技術で世界的に高い評価を得ているトヨタから、プラグインハイブリッドのSUVとして登場したRAV4 PHV。


発売当初はあまりの人気ぶりに一時注文を停止するほどでしたが、現在は再開しているようです。


今回はそんな快進撃を続けるRAV4 PHVの特徴を解説していきます。



■ハイブリッドで定評のあるトヨタが作るプラグインハイブリッドSUV



【低燃費で先進装備が満載】トヨタ RAV4 PHVを解説


RAV4 PHVのベースモデルとなる5代目RAV4は、2019年4月に発売されました。


4代目が日本市場に投入されなかったため、久しぶりに復活したモデルという印象はありましたが、その力強いデザインやTNGAに基づくプラットフォーム、最新装備の搭載などが話題となり、ミドルクラスSUVの市場を大いに盛り上げました。


もちろんRAV4にはトヨタが得意とするハイブリッドも用意されているわけですが、2020年6月にプラグインハイブリッドが追加され、注文を一時停止するほどの人気となります。


最近は国産・輸入問わずEV(電気自動車)モデルが少しずつ登場していますが、給電ポイントの不足や長距離移動への不安といった理由から、なかなか購入に踏み切れないという方も多いと思います。


そんな方にとってプラグインハイブリッドはまさにおすすめのモデルで、普段は近距離での移動が多く、たまにロングドライブも楽しみたいという方にとってはいいとこどりのベストな選択肢になります。


基本的なエクステリア(外装)はRAV4と共通ながらも、ブラックを基調にスポーティでエレガントな雰囲気に仕上げられ、都会的な上質感が感じられます。


RAV4 PHVは大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、モーター主体となる走行でパワフルな走りが楽しめますが、ハイブリッドモデルにそのままバッテリーを追加したという仕様ではなく、PHVのためにモーターを変更し出力をアップ。


重量バランスも最適化しています。



■ラインアップ中最もパワフルで最も燃費の良いパワーユニット



【低燃費で先進装備が満載】トヨタ RAV4 PHVを解説


RAV4 PHVの魅力はやはりパワートレインにあると言えるでしょう。


RAV4のハイブリッド車にも搭載されている2.5L 直4ガソリンエンジンをPHV用に最適化し、高出力化と燃費向上を両立させています。


エンジンの最高出力は130kW(177PS)/6,000rpm、最大トルクは219Nm(22.3kgm)/3,600rpmです。走行用モーターは前後に一基ずつ搭載され、フロントモーターの最高出力は134kW(182PS)、最大トルクは270Nm(27.5kgm)、リアモーターの最高出力は40kW(54PS)、最大トルクは121Nm(12.3kgm)というスペックになります。


システム最高出力は225kW(306PS)という数字で、RAV4ハイブリッドの163kW(222PS・E-Four)に比べて実に80PS以上も出力を高めています。


車重はハイブリッドに比べて300kg程度重くなっているにもかかわらず、よりパワフルで力強い走りが楽しめます。


また、WLTCモード燃費に関しても、PHVは22.2km/L、ハイブリッドは20.6km/Lと、PHVの方が良くなっています。


大容量リチウムイオンバッテリーの総電力量は18.1kWhで、EVのみの走行可能距離は95kmとなっています。


EVモード中でもエンジンを可能な限り作動させずに省電力で車内を暖める「ヒートポンプエアコン」と、外部充電中に自動で駆動用バッテリーの温度を上げる「駆動用バッテリー専用ヒーター」を搭載し、冬場のEV走行距離の減少に備えています。


バッテリーの充電は、付属の充電ケーブルによって行います。


専用の配線工事が必要な200V電源であれば充電時間は約5時間30分で、工事が不要な100V電源であれば約27時間で満充電となります。


毎日クルマを使う方であれば200V、休日利用が多い方や、家の近くしか運転をしないという方であれば100Vでも良いでしょう。


さらに、RAV4 PHVの駆動用バッテリーを外部電源として活用できるアクセサリーコンセント(AC100V)も備えています。


合計1,500Wまで対応しているため、ポットやドライヤーといった消費電力の大きな電気製品も使えます。


レジャーやアウトドアで活用したり、停電や災害などの非常時にも役立ちます。



■最新のコネクテッドサービスやスマホとの連携、先進安全機能も充実



【低燃費で先進装備が満載】トヨタ RAV4 PHVを解説


RAV4 PHVには、DCM(専用通信機)を使用したコネクテッドサービスが装備されています(初度登録日から5年間無料)。


走行中でも専用のオペレーターが対応し、ドライバーの希望に沿った目的地を検索してナビに送信する「オペレーターサービス」や、事故や急病時に警察や消防に取り次ぎ、緊急車両の手配を行ってくれる「ヘルプネット(エアバッグ連動タイプ)」、警告灯が出るとすぐにアドバイスをしてくれる「eケア」でドライブを快適にサポートしてくれます。


またPHV専用サービスをスマホで確認できる専用アプリ「My TOYOTA」を使って、リモートエアコンや充電・給電情報、充電ステーションの検索、離れた場所からスマホでクルマの状態を確認したり、ドアロックの操作を行うことのできる「マイカーサーチ」も便利です。


もちろん、ベースモデルのRAV4と同様にトヨタの先進安全運転支援機能「Toyota Safety Sense(トヨタセーフティセンス)」が全車標準装備となっています。


普段使いから長距離ドライブ、アウトドアレジャーでもメリットの多いプラグインハイブリッドSUV。


ベースモデルに比べてたしかに価格は高いのですが、近距離だけであればほとんどEV走行だけで済むのは大きなメリットです。


長距離ではガソリンハイブリッドとして走行もできますから、外出先での給電を気にする必要もありません。


EV化の波がどんどん大きくなっているところではありますが、その過渡期である今は、プラグインハイブリッドという選択肢がベストなのかもしれません。



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