トヨタ ハイラックスのグレードの違いを紹介

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トヨタ ハイラックスのグレードの違いを紹介

2021.05.26

2017年9月、13年ぶりに復活したトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」。


日本で唯一新車で買えるピックアップということで話題になり、本格クロカンファンやアウトドアレジャーを楽しむユーザーを中心に人気となっています。


ハイラックスはディーゼルエンジン+4WDのみというシンプルなラインアップですので、グレードもXとZと2つしかありませんが、今回は2018年11月に登場した特別仕様車「Z “Black Rally Edition(ブラックラリーエディション)”」も含め、グレードごとの装備の違いについて解説していきます(なお本稿では2017年9月登場時の初期モデルについて取り上げています)。



■搭載されるパワートレイン



トヨタ ハイラックスのグレードの違いを紹介


搭載されるエンジンは2.4L 直列4気筒 2GD-FTV型ディーゼルターボです。


最高出力は110kW(150PS)/3,400rpm、最大トルクは400Nm(40.8kgm)/1,600〜2,000rpmというスペックで、オフロード走行に求められる、低回転域での力強いトルク発生が特徴のエンジンです。


WLTCモード燃費は11.7km/Lとなっています。


このエンジンに組み合わせられるトランスミッションは6速AT、駆動方式は4WDです。


この4WDシステムはタフなオフロードモデルに採用の多いパートタイム式4WDです。


ハイラックスにはダイヤル式のトランスファー切替スイッチが搭載されており、路面の状況に応じて簡単に2WDと4WDの切り替えが可能です。


トヨタ ハイラックスのグレードの違いを紹介


また、スイッチ操作が可能なリヤデフロックも搭載されています。


また、トランスファースイッチがH4とL4状態の時、オフロードでの加速時にスリップを検知すると、空転した車輪にブレーキをかけることで残りの車輪に駆動力を配分し、トラクションを確保するアクティブトラクションコントロールや、下り坂での走行をサポートするダウンヒルアシストコントロールも搭載されています(どちらも上級グレードのZに標準装備)。



■ビジネスユースを想定したエントリーモデル:X



トヨタ ハイラックスのグレードの違いを紹介


主に作業でハイラックスを使用する方はまだ日本にたくさんいて、ハイラックスが一時日本の市場から消えた後も「復活して欲しい」という、そうした方々からの声がたくさんあったことが復活の一因でもあったそうです。


ですからエントリーモデルのXはビジネスユースを想定したシンプルな装備が特徴となっています。


エクステリア(外装)は、17インチのスチールホイール、ブラックのアウタードアハンドルやドアミラー、フロントグリルという仕様で、ヘッドランプとフォグランプもハロゲンタイプになります。


エントリーグレードとはいえ、近年のSUVモデルと比較するとやや寂しく感じるエクステリアではありますが、この飾り気のなさが機能美を強調し、本格クロカンモデルが好きな方にとっては逆に歓迎したい内容かもしれません。


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インテリアも全体的にあまり加飾はなく、快適装備も最低限というところです。


主な装備を取り上げると、 マニュアルエアコン、ワイヤレスドアロックリモコンキー、アナログメーター、ファブリックシート、一体チップアップシート(後席)となります。


アクセサリーソケットは1個で、4スピーカーという仕様です。


その他全車共通となる標準装備としては、


・サイドステップ

・グリーンガラス(フロントドア・リヤドア・バックドア)

・フロントウインドシールドグリーンガラス

・マッドガード

・リヤフォグランプ

・イルミネーテッドエントリーシステム

・防眩インナーミラー

・コートフック

・全席ドアボトルホルダー

・ステアリングスイッチ

・盗難防止システム

・シーケンシャルシフトマチック

・EBD付ABS&ブレーキアシスト

・VSC&TRC

・ヒルスタートアシストコントロール

・ドライブスタートコントロール

・バックカメラ(販売店オプションのナビ装着が必要)など


となっています。



■高級感が高められた上級モデル:Z



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ハイラックスの上級モデルZは、現代のSUVに求められる快適装備や上質な内外装が特徴のグレードです。


まずエクステリアは、17インチアルミホイール、メッキ加飾のフロントグリル 、ドアミラー、アウターハンドル、リアバンパーが装着されます。


ヘッドライトとフォグランプはLEDとなり、先進安全運転支援機能「プリクラッシュセーフティ」のための単眼カメラ+ミリ波レーダーが搭載されます。


トヨタ ハイラックスのグレードの違いを紹介


インテリアも乗用車として申し分のない上質感が感じられる仕様です。


主な装備は、


・本革巻きステアリングホイール&シフトノブ

・シルバー+メッキ加飾のセンタークラスター

・メッキ加飾インサイドドアハンドル

・スマートエントリー

・オートエアコン

・オプティトロンメーター

・クルーズコントロール

・エアコン送風機能付アッパーボックス

・上級ファブリックシート

・6:4分割チップアップリアシート

・リアセンターアームレスト


となります。


アクセサリーソケットは2個、6スピーカーで、アクティブトラクションコントロールとダウンヒルアシストコントロールが搭載されます。



■ハイラックス誕生50周年を記念したZ “ブラックラリーエディション”



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こちらは、2018年11月にハイラックスの誕生50周年を記念して登場した特別仕様車です。


上級グレードZをベースに、18インチにサイズアップしたアルミホイールやフロントグリル 、バンパーなどを専用デザインとし、ブラック塗装仕上げにすることでハイラックスのタフさをさらに強調した仕様となっています。


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具体的な特別装備として、


■エクステリア

・265/60R18タイヤ(ホワイトレター)+18インチブラック塗装アルミホイール

・専用デザインのフロントグリル

・フロントバンパー(ブラック塗装)

・ブラックメタリック仕上げのドアミラー

・アウターハンドル

・ブラック仕上げのテールゲートハンドル

・グレー塗装のリヤバンパー

・専用デザインのオーバーフェンダー


■インテリア

・ブラックメタリック加飾の本革巻きステアリングホイール&シフトノブ

・専用デザインのオプティトロンメーター

・ブラック+メッキ加飾のセンタークラスター

・シフトレバーベゼル、サイドレジスター

・ファブリック+ブラックメタリック加飾のドアトリム

・イラスト付き専用スマートキー


という内容になっています。


ハイラックスはバイクや汚れたものをそのまま荷台に積めますし、洗うのもラクなのでアウトドアレジャーの強い味方になってくれます。


またダブルキャブで大人4人が快適に移動できますし、濡れたら困るものを後席に置いて便利に使うこともできます。


トノカバーやヘッドライナーなど、荷台をさらに便利に使えるアクセサリーも用意されていますので、趣味の幅を広げたいと思っておられる方にぜひおすすめしたいモデルです。



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