トヨタ ハイエースバンの特別仕様車ダークプライムの特徴は?

1967年にデビューしたハイエースは、現行型で5代目。

商用のバンや、多人数乗車のワゴンなど、様々なモデルがあり、貨物車としてだけでなく、乗用車やキャンピングカーのベース車としても、人気のあるクルマです。

今回は、ハイエースバンに設定された、特別仕様車ダークプライムを紹介していきます。

■ダークプライムのベースモデルは？

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現行型が登場したのは2004年です。

H200系と言われるハイエースは、大きく4種類に分けられ、「ロング・標準ボディ・標準ルーフ」のバンDXとスーパーGLをベースに、「ロング・標準ボディ・ハイルーフ」、「ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ」、「スーパーロング・ワイドボディ・ハイルーフ」が用意されています。

ダークプライムのベースとなるのは、2013年11月に3度目のマイナーチェンジを受けたモデルです。

フロント周りのデザインを変え、LEDヘッドランプやアルミホイールのオプションを追加。

スーパーGLの2WD車ではサスペンションチューニングの見直しも図られました。

インテリア(内装)ではメーター内に様々な情報を表示する、マルチインフォメーションディスプレイを全車標準装備、バックドアイージークローザーをスーパーGLに標準装備しました。

2014年12月の一部改良では、ガソリンエンジンにDual VVT-iを採用し、燃費性能の向上が図られ、オートマチックトランスミッションは、4速から6速(シーケンシャルシフトマチック付)へ多段化されました。(ディーゼルは4速ATのまま)

2017年11月にも一部改良が施され、衝突回避支援パッケージのトヨタセーフティセンスP(レーダークルーズ非搭載)が全車標準装備されます。

また、ディーゼル車にも6速ATが採用され、燃費性能を向上させました。

■2014年12月にダークプライム初設定

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2014年12月の一部改良と同時に設定されたのが、特別仕様車ダークプライムです。

ベースグレードは、ハイエースの最上級グレードである、スーパーGLを使用しています。

ボディカラーには、特別設定(オプション)されたスパークリングブラックパールクリスタルシャインを含む5色を展開。

エクステリア(外装)にダークメッキを施したメッキフロントグリル、メッキバックドアガーニッシュで、力強い印象を演出しました。

機能性も向上させ、クリアスモーク加飾が施されたLEDヘッドランプ(ロービーム)［オートレベリング機能付］やスマートエントリー＆スタートシステム、ステアリングスイッチを標準装備しています。

インテリアでは、本革巻＋黒木目マホガニー調加飾を施した4本スポークステアリングホイールとシフトノブに加え、ダークシルバー加飾のステアリングスイッチペゼル、シフトペゼル、フロントオートエアコン＋プッシュ式コントロールパネルを装備します。

フロントドアトリムは合成皮革となり、シート表皮にはダークグレーのトリコットと合成皮革のコンビ素材を使用し、ダブルステッチがあしらわれる仕様です。

ボディタイプは「ロング・標準ボディ・標準ルーフ」と、「ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ」を選択できます。

パワートレインには、「ロング・標準ボディ・標準ルーフ」に2.0Lガソリン(2WD)と3.0Lディーゼル(2WD・4WD)、「ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ」に2.7Lガソリン(2WD・4WD)と3.0Lディーゼル(2WD・4WD)を設定。

ガソリン車には6速ATが、ディーゼル車には4速ATがそれぞれ組み合わされます。

■2018年8月ダークプライム2が登場

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2018年8月に登場し、2021年3月現在も展開されている特別仕様車が、ダークプライム2です。

2017年11年改良後の車体をベースにしているため、トヨタセーフティセンス(2018年5月にトヨタセーフティセンスPを名称変更)が標準装備されています。

前回のダークプライム同様、こちらも最上級グレードのスーパーGLをベースにし、ダークメッキのエクステリアパーツや、ブラック色のインテリアなどで質感を高めています。

エクステリアの特別装備は、ダークプライム同様に、クリアスモーク加飾のLEDヘッドランプ、ダークメッキのフロントグリルとバックドアガーニッシュを装備。

ボディカラーは特別設定色のスパークリングブラックパールクリスタルシャインを含む全5色の展開です。

インテリアもダークプライム同様に、黒木目マボガニー調加飾や本革ステアリング・シフトノブを採用。

それに加えて、車名ロゴ＆イルミネーション付きのスライドドアスカッフプレートも装着され、質感の良さを感じる仕様です。

また、SRSエアバック＋プリテンショナー＆フォースリミッター機構付シートベルトを助手席側に備えます。

シートにはダークグレーのトリコットと合成皮革のコンビシートを装備しています。

パワートレインには「ロング・標準ボディ・標準ルーフ」に2.0Lガソリン(2WD)と2.8Lディーゼル(2WD・4WD)を採用。

「ロング・ワイドボディ・ミドルルーフ」に2.7Lガソリン(2WD・4WD)と2.8Lディーゼル(2WD)をそれぞれ設定しています。

組み合わされるトランスミッションは、6速AT(シーケンシャルシフトマチック付)です。

商用イメージのあるハイエースですが、特別仕様車ダークプライムは、普段使いもしっかりできる、充実の装備内容となっています。

ファミリーカーとしても、趣味やレジャーに大活躍する積載量の多さは魅力的です。

カッコいいハイエースに乗って、アウトドアレジャーを楽しんではいかがでしょうか。

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