個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3

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個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3

2020.08.23

インプレッサから派生したクロスオーバーモデルであるスバル XVと、マツダのコンパクトSUVであるCX-3。


どちらも日常使いで扱いやすいパッケージングと先進技術による優れた走りで人気モデルとなりましたが、それぞれ違った個性や特徴があります。


そんな2台のスペックを比較しながら、それぞれの魅力に迫ってみましょう。



■ボディの全長ぶんだけ室内にゆとりがあるXV



個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


スバル XVのボディサイズは、全長4,465mm×全幅1,800mm×全高1,550mm、ホイールベースは2,670mm、最低地上高は200mmです。


全高はほとんどの立体駐車場に対応可能な1,550mmですが、ルーフレール装着車は+45mm高くなります。


室内寸法は、室内長2,085mm×室内幅1,520mm×室内高1,200mm。


荷室容量は定員乗車時で340L(VDA方式)で、標準的なゴルフバッグを3個収納することができます。


個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


対するマツダ CX-3のボディサイズは、全長4,275mm×全幅1,765mm×全高1,550mm、ホイールベースは2,570mm、最低地上高は160mmです。


室内寸法は、室内長1,810mm×室内幅1,435mm×室内高1,210mm。


荷室容量は定員乗車時で350L(VDA方式)です。


XVのほうが大きく、そのぶん室内空間にゆとりがありますが、荷室容量はどちらも同じです。



■ガソリン以外のユニットに特徴あり



個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


XVには、1.6L 水平対向4気筒ガソリンエンジンと、2.0L 水平対向4気筒ガソリンエンジン+モーターの「e-BOXER」という2種類のパワーユニットが設定されています。


1.6Lの最高出力は85kW(115PS)/6,200rpm、最大トルクは148Nm(15.1kgm)/3,600rpm。


e-BOXERは、2.0Lエンジンが最高出力107kW(145PS)/6,000rpm、最大トルク188Nm(19.2kgm)/4,000rpmで、これに最高出力10kW(13.6PS)、最大トルク65Nm(6.6kgm)のモーターが組み合わせられます。


駆動方式は全車AWD(フルタイム式四輪駆動)です。


個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


CX-3には、ガソリンとクリーンディーゼルが用意されます。


ガソリンエンジンは2.0Lと1.5Lが設定され、2.0Lは最高出力110kW(150PS)/6,000rpm、最大トルク195Nm(19.9kgm)/2,800rpm、1.5Lは最高出力82kW(111PS)/6,000rpm、最大トルク144Nm(14.7kgm)/4,000rpm。


注目の1.8L 直4ディーゼルターボは、最高出力85kW(116PS)/4,000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,600-2,600rpmです。


駆動方式は、それぞれのグレードにFF(前輪駆動)と4WD(フルタイム式)が設定されています。


XVのe-BOXERはモーターアシストの力強い加速や、発進と停止を繰り返す市街地などでの扱いやすさという点でメリットがありますし、CX-3はクリーンディーゼルの評判が良く、低燃費でトルクフルな走りが楽しめます。



■独自の技術で高められる走行安定性



個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


XVには、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールすることで悪路でのスムーズな脱出を実現する「X-MODE」が装備されています。


雪道や砂利道など滑りやすい路面を走行するときは、SNOW・DIRTモード、深雪やぬかるみなどタイヤが埋まってしまうような路面ではDEEP SNOW・MUDモードとそれぞれの路面を見ながら設定をすることで、悪路での安定した走行を向上させています。


個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


いっぽうCX-3には、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させ、タイヤの接地状態を最適化させる「G-ベクタリングコントロール」が搭載されています。


この機能には、カーブを曲がる際の無意識のハンドルの修正操作を減少させ、長距離運転での疲労が抑制されるという効果があります。


また、ドライバーや同乗者にかかるGが滑らかになることで、乗り心地の向上にも貢献しています。


オンロードでの走行性能はどちらも優れていますが、オフロードでは最低地上高も高く、X-MODEのメカニズムを持つXVのほうが強さを発揮してくれます。



■甲乙つけがたい安全装備



個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


XVには、スバルの先進予防安全技術 EyeSight(アイサイト)が搭載されています。


アイサイトはステレオカメラによる認識と制御を行なっており、人の目と同じように距離を測ることが可能です。


クルマや歩行者、白線を認識できるほか、カラー画像によるブレーキランプの認識など、高い認識性能があるのが特徴です。


この機能では衝突回避の支援はもちろんのこと、アクセル、ブレーキ制御に加えてステアリング制御も行う”ツーリングアシスト”による運転負荷の軽減にも活用されています。


個性際立つコンパクトSUV。スバル XV VS マツダ CX-3


対するCX-3には、マツダの先進予防安全技術「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」が搭載されています。


こちらはミリ波レーダーと単眼カメラによる認識で、カメラは夜間の歩行者認知精度を上げたフォワード・センシング・カメラを採用しています。



また、先進のLEDライトシステム”アダプティブ・LED・ヘッドライト”が、夜間の視認性を高めています(グレード別装備)。


どちらも走行時の安全や発進・後退時の安全、危険認知を促進する機能など安全装備が充実しています。


ほとんどの装備が全車標準となっているのも嬉しいところですね。



■新車価格 & 中古車価格



XVの新車価格は、220万円〜292万6,000円です。


中古車については、2代目モデルも含めて120万円〜290万円。


CX-3の新車価格は、189万2,000円〜316万2,800円で、中古車相場は、80万円〜250万円と、初期モデルなら100万円以下で狙うことも可能です。


ただし初期モデルはディーゼルしかラインアップされていませんので、ガソリンモデルが欲しい方は注意しましょう。


街乗りでも使いやすいコンパクトさとメーカーの特徴が魅力の2台のクロスオーバーSUV。


ロングドライブやアウトドアレジャーが多い方にはXV、街乗りや2名乗車の機会が多く、低燃費のモデルが欲しい方にはCX-3がオススメです。



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