売れてるロッキー/ライズ、ライバルはなにがある?
2020.08.21
5ナンバー規格に収まるコンパクトなボディサイズ、小排気量ターボエンジンによるキビキビした走りと低燃費、野性味あふれる外観などにより、大ヒット中のコンパクトSUV、ダイハツ ロッキー/トヨタ ライズですが、他メーカーにも負けない魅力を備えたモデルが揃っているのです。
■個性的なデザインに充実したパッケージ、スズキ クロスビー
クロスビーはロッキー/ライズと同様、5ナンバーサイズに収まる数少ない1台です。
エクステリア(外装)は、SUVらしい力強いフォルムのなかに、親しみやすいヘッドランプ&グリルデザインや、スポーティさを強調するルーフエンドスポイラーなど、細部まで丁寧に作り込まれた印象です。
ボディサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mm。
最小回転半径は4.7mと、普通乗用車のなかではかなり小回りの効くスペック。
室内寸法は、室内長2,175mm、室内幅1,355mm、室内高1,280mmで、ワゴンスタイルのパッケージングを生かし、室内長や室内高はライバルのロッキー/ライズより広くなっています。
1.0L直噴ガソリンターボエンジンにマイルドハイブリッドや、ヒルディセントコントロールの搭載など、メカニズム面でも充実しています。
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※価格は支払総額
■シンプルなデザインが独特の個性と存在感を放つ、スズキ イグニス
イグニスは、シンプルな線と面構成で洗練された印象の都会的なスタイリングが特徴です。
ボディサイズは全長3,700mm×全幅1,660mm×全高1,595mmと、クロスビーより少し小さなサイズで、最小回転半径はクロスビーと同じ4.7m。
室内寸法は、室内長2,020mm、室内幅1,365mm、室内高1,250mmと、ボディサイズの割には広く、フロントの高いアイポイントによる運転のしやすさと、乗り降りのしやすさとも魅力です。
エンジンは、1.2L NA(自然吸気)ガソリンにマイルドハイブリッドの組み合わせ。
約850kgの軽量な車重により、ゆとりのある加速と低燃費を実現しています。
街乗りの機会が多い方にとっては、非常に使いやすい1台となるでしょう。
■コンパクト本格クロカン4WDとして唯一無二の存在、ジムニーシエラ
ラダーフレームにFRレイアウト、機械式副変速機という伝統的なメカニズムを採用し、コンパクトながら本格的なクロスカントリー性能を持つ、唯一無二の存在であるジムニーシエラ。
2018年に登場した新型モデルは、丸型ヘッドライトや5スロットグリル、タフで力強いスタイリングでジムニーらしい機能美を継承しつつも、確実に進化したメカニズムやアウトドアで活躍する使い勝手の良いラゲッジスペース、新開発のパワフルな1.5Lガソリンエンジン、先進の快適装備や安全性能など、SUVとしても非常に魅力的なモデルに進化しました。
ボディサイズは全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,730mm、最小回転半径は4.9mと狭い山道でもどんどん進めるサイズです。
室内寸法は、室内長1,795mm、室内幅1,300mm、室内高1,200mm。さすがに軽自動車がベースとなっているだけに室内は手狭ですが、そもそも広さを求めるようなキャラクターのクルマではありません。
■日本でも扱いやすいサイズと基本性能の高さが魅力のクロスポロ
クロスポロは、フォルクスワーゲンの人気コンパクトカー、ポロをベースにSUVテイストの内外装で独特の個性を放つモデルです。
エクステリアはフロントとリアに専用のバンパーが装着され、サイドスカート、ドアミラー、エクステンショントリムなどの専用装備でSUVテイストが演出されています。
ボディサイズは全長4,000mm×全幅1,710mm×全高1,490mmで、全幅が1,700mmを超えてしまうため3ナンバーとなりますが、10mmしか出ていないため実質的には5ナンバーサイズと言っても良いでしょう。
また、今回のなかで唯一、ほとんどの立体駐車場に対応する1,550mm以下の全高というのもポイントです。
最小回転半径はロッキー/ライズと同じ4.9m。
市街地での取り回しも問題ありません。
ボディカラーに合わせたインテリアのコーディネイトは、カジュアルなアウトドアレジャーシーンに似合います。
長距離ドライブでも疲れにくい、基本性能の高さで人気のポロの走りを、SUVテイストという個性で味わう、新たなクルマの楽しみ方を提案してくれるモデルです。
ロッキー/ライズのライバルとも言えるコンパクトサイズのSUVには、個性的なデザインや優れたパッケージなど、多くの魅力を備えたモデルが揃っています。
予算と用途にあわせて、じっくりクルマ選びを行ないましょう。