ジープ ラングラー アンリミテッドとトヨタ FJクルーザーの荷室の使い勝手を比較!
2018.09.24
ジープ ラングラー アンリミテッドとトヨタ FJクルーザー
ジープ ラングラー アンリミテッドとトヨタ FJクルーザーの収納スペースや荷室容量は、どういった違いがあるのでしょうか。この記事では、荷室の使い勝手について比較します。
※ラングラー アンリミテッドは2018年8月現在に販売されているモデル、FJクルーザーは2017年1月モデルについて解説しています。
※FJクルーザーの画像は、 2011年モデルのものです。PRこの記事に関連するクルマ
※価格は支払総額
収納スペース比較
まずは両車の室内の収納スペースを見ていきます。ラングラーアンリミテッドの収納スペースは次の通りです。
・センターコンソール(キー付)
・グローブボックス
・カップホルダー(フロント2個・リヤ2個)
次にFJクルーザーの収納スペースです。
・グローブボックス
・運転席アッパーボックス
・カップホルダー(フロント2個・リヤ2個)
・ペットボトルホルダー(リヤ2個)
・シートバックポケット
ミニバンなどと比べると、両車とも最低限度の収納スペースです。
荷室の広さ比較
次に、荷室の広さを比較してみます。
■ジープ ラングラーアンリミテッドの荷室の広さ
・荷室長(定員乗車時):925mm
・荷室長(後部座席を倒した場合):1,710mm
・荷室幅(荷室開口部):1,045mm
・荷室高:1,050mm
■トヨタ FJクルーザーの荷室の広さ
・荷室長(定員乗車時):925mm
・荷室長(後部座席を倒した場合):1,505mm
・荷室幅(ホイールハウス間):1,085mm(最大1,450mm)
・荷室高:878mm
定員乗車時の荷室長は同じですが、後部座席を倒した場合の荷室長と、荷室高でジープ ラングラーアンリミテッドが上回り、荷室全体の容量でも同様です。また、フリーダムトップを外せば、荷室高を超える大きな荷物の積載も可能です。
シートアレンジ比較
どちらも後部座席は6:4分割可倒式で、前後スライド機構のない固定式です。そのためシートアレンジは両車とも「後部座席を全て倒す」「右席を倒す」「左席を倒す」のどれかになります。
後部座席を倒せば、長尺物を収納できる収納スペースが出現します。ラングラー アンリミテッドは、1,710mmの奥行きを確保できるので、短いスキー板やサーフボードを積載することが可能ですが、荷室長1,505mmのFJクルーザーでは、ほぼ不可能です。長尺物を積載するならルーフラックやジェットバックを利用したほうが良いでしょう
荷室の快適装備比較
ラングラー アンリミテッドの荷室には、タイダウンフックと床下小物入れが装備されています。床下小物入れには、前席のフリーダムトップパネルを取り外す際に使用する工具や、普段使わない小物を収納することができます。
FJクルーザーには、ラゲージトレイ+ラゲージボックス、デッキフック(フロア4個、サイド4個)が備わります。ラゲージボックスは、クルマの正面から見て右側に備えられており、工具や小物の収納が可能です。また左側のホイールハウス上にはラゲージトレイが用意されており、積載作業中になくしてはいけないビスなどを置いておけます。
フロア部とサイド部にそれぞれ4個ずつ設置されるデッキフックは、荷物を固定したり、ネットを張ることで荷物の飛び出しやペットの急な飛び出しを防ぐことができます。
ジープ ラングラーやトヨタ FJクルーザーは悪路走破用の本格オフローダーで、走行性能優先の車です。そのためか収納スペースは最小限に留まります。
荷室の広さはラングラー アンリミテッドが勝りますが、FJクルーザーのラゲッジは凹凸付きの樹脂ボードで覆われているため、濡れ物をそのまま積むことができます。アウトドアでの使い勝手を比べると、FJクルーザーの方がやや優れていると言えます。
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