中古なら300万円台で探せる高級SUV5選
2020.06.16
クルマの購入を検討する際、「もう少し予算を上乗せして上のグレードを狙えないだろうか」と考える方も多いと思います。
あるいは、「どうせ同じカテゴリーのモデルを狙うなら輸入車に乗ってみたい」ということもあるでしょう。
新車だと予算が厳しくても、中古であれば欲しかったモデルに手が届くかもしれません。
そこで今回は300万円台で探せる高級SUVをピックアップしてみました。
■レクサスブランドのコアモデル、4代目 レクサス RX
レクサス RXは2015年に現行型である4代目にモデルチェンジしました。
特に4代目は「RXでありながら、RXを超えていく」をコンセプトに開発され、レクサスブランドを体現するコアモデルとしての役割を果たすべく、力強いデザインや心地よい操縦安定性など、大きく進化しています。
4代目デビュー時のグレード構成は、2.0L 直4ガソリンターボエンジン搭載モデルである200tと、3.5L V6ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステム搭載モデルである450hに大別され、それぞれ豪華な装備が追加されたバージョンLと、より走りを追求した装備のFスポーツが用意されています。
300万円台の予算であれば、2017年12月に実施された一部改良前のモデルが狙い目でしょう。
200tであればどのグレードでも、450hであればベースグレードが選べます。
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※価格は支払総額
■マツダ CX-8の最上級グレード、XD Lパッケージ
マツダ CX-8は、2017年にデビューした、数少ない3列シートクロスオーバーSUVモデルです。
ミニバンのように広々とした室内空間でありながら、SUVの力強いスタイルとラフロードでの安定した走りが欲しい方にとっては、まさにCX-8がぴったりです。
またディーゼルモデルがラインアップされているのも魅力の一つであり、ミニバンからの乗り換えを検討する価値があります。
CX-8のディーゼルモデルという条件で考えると、エントリーグレードのXD プロアクティブ(2WD)でも車両本体価格は382万8000円となり、ギリギリ300万円台というところです。
しかし中古であれば、最上級グレードのXD Lパッケージ、しかも4WDが300万円台で狙えます。
CX-8はもともとどのグレードを選んでも装備は充実していますが、最上級グレードならボーズサウンドシステムや19インチの高輝度ダーク塗装のホイールが装着され、SUVの魅力をさらに引き上げてくれることでしょう。
デビューしてまだ間もないモデルなだけに、程度の良い個体が多いのもポイントです。
■迫力のあるフォルムと躍動感が魅力、ジャガー Fペイス
ジャガー Fペイスは、2016年にデビューしたSUVです。
ピュアスポーツカーや高級GTカーのイメージが強いジャガーが手がけるSUVですから、その迫力のあるフォルムと躍動感、エレガントなデザインに惚れ込んで、「乗ってみたい!」と思った方も多いのではないでしょうか。
Fペイスのデビュー時には、2.0L 直4ディーゼルターボエンジンのINGENIUM(インジニウム)を搭載したモデルと、3.0L V6スーパーチャージドエンジンを搭載したモデルがありましたが、新車価格はディーゼルモデルで639万円〜、ガソリンモデルで849万円〜となっており、ガソリンモデルはハイパフォーマンスカーという位置付けになっています。
ですから、中古で300万円台という予算であれば、初期モデルのディーゼルが選択肢となるでしょう。
2018年モデルはガソリンエンジンの中心を2.0L 直4ターボに置き換え、価格は648万円〜と初期モデルより低くなりましたが、まだ年式が新しいためエントリーグレードのピュアであればギリギリ300万円台で狙えるというところです。
■BMWの売れ筋ミドルサイズSUV、3代目X5
BMWの売れ筋ミドルサイズSUVといえばX5です。
その存在感と見た目に違わぬパフォーマンス、先進性はまさにセグメントを牽引する存在です。
2019年には4代目へとモデルチェンジしましたが、新車価格で約800万円〜という価格帯のモデルですから、狙うのは2013年にデビューした3代目です。
グレードは、3.0L 直6ガソリンターボ、3.0L 直6ディーゼルターボ、4.4L V8ガソリンツインターボの3種類のエンジンを軸に、それぞれにベースグレード、アクティブなキャラクターを強調した装備のXライン、スポーティな装備のMスポーツという構成になっています。
中古で300万円台ということであれば、2013年〜2017年式、35d、35iのXライン、Mスポーツが選べます。
特にMスポーツの在庫が豊富です。
また、2014年10月には装備をさらに充実させた改良があり、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などが標準装備となりました。
ACCが欲しい方は改良後モデルを検討すると良いでしょう。
■クロスカントリー4WD界のトップブランド、トヨタ ランドクルーザー 200
ランドクルーザーは、世界のあらゆる悪路を走破してきた、まさにクロスカントリー4WD界のトップブランドです。
その頂点に立つ200系は、2007年にデビューしてから13年が経過する、熟成を極めたモデルです。
とはいえランドクルーザーは中古車でも値落ちしにくく、その人気が長く続いていることも伺えます。
2011年末のマイナーチェンジによって新しい4WDシステム「マルチテレインセレクト」が搭載され、内外装も現代的な雰囲気になりましたし、2015年8月17日に実施されたマイナーチェンジで大掛かりなデザイン変更が行われ、現在の顔になりました。
中古車相場では、2015年のマイナーチェンジ前のモデルが300万円台で狙え、トップグレードのZX(新車価格635万円)も圏内に入ってきます。
ですから年式で言うと2012年〜2015年頃が狙い目となるでしょう。
300万円台で探せる高級SUVをピックアップしてみました。
特に輸入車では、新車価格で1000万円前後となるモデルもあります。
程度の良いモデルを見つけて、SUVライフをぜひ楽しんでください!