人気のSUV、燃費で選ぶならこの5台
2020.06.08
現在人気のSUVですが、車体が大きく、4WDも多いため「燃費が気になる」という方は多いはず。
しかし近年のSUVは、ハイブリッドやPHEVの登場で、SUV=燃費が悪いというイメージを払拭しつつあります。
そんな低燃費を誇る、国産普通車SUVをピックアップしてみました。
※記事中の燃費表記は、すべてWLTCモードです。
■リッターあたり25.0Kmオーバー!トヨタ C-HR
最初に紹介するのは、トヨタ C-HRです。
ハイブリッドのSUVと言えば、このモデルを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
2016年末にデビューしたC-HRは、1.8Lのハイブリッドと1.2Lターボの2つのパワーユニットをラインアップ。
燃費がいいのはもちろんハイブリッドで、売れ筋もハイブリッドです。
その気になる燃費は、25.8km/L(2WDモデル)と、軽自動車並みの数値をマークしています。
2019年10月にはマイナーチェンジが行われ、コネクティングサービスへの適応が進化。
スタイリッシュなエクステリアと、良好な燃費、全高1,550mm以下で都心部に多い機械式駐車場にも入庫可能というのが人気の理由です。
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※価格は支払総額
■C-HRと兄弟車。レクサス UXは、20km/Lオーバー
レクサスSUV兄弟で末っ子のUXは、GA-Cプラットフォームを採用するC-HRの兄弟車です。
エンジンは、2.0Lのガソリンと2.0Lハイブリッドの2つ。ハイブリッドモデルのUX250hの燃費は、22.8km/Lです。
2018年末にデビューしたUXは、充実装備がレクサスらしさを感じるコンパクトSUVです。
とくに充実しているのは安全装備で、従来からレクサスで採用されていた先進安全技術の「Lexus Safety System +(レクサスセーフティシステム+)」を進化させました。
カジュアルでありながら高級。
おしゃれなSUVが欲しい方にオススメのモデルです。
■唯一のクリーンディーゼルモデル。マツダ CX-3
ハイブリッドモデルの強さが目立つなか、マツダ CX-3は、クーリンディーゼルで国産SUVトップ5にランクインしました。
2015年2月、コンパクトSUV市場にマツダが投入したCX-3は、SKYACTIV TECHNOLOGYによるクリーンディーゼルエンジンの採用を中心に、ライバルとはことなるアプローチで販売を伸ばしているモデルです。
気になる数値は、1.8Lディーゼルターボ+6MT(2WD)で23.2km/L。
ATモデルも、20.0km/Lという低燃費。
またエンジンの静寂性にもこだわり、ディーゼルエンジンのノック音を抑制するナチュラル・サウンド・スムーザーを採用しているのもポイント。
価格もリーズナブルです。
■アメリカ生まれのハイブリッド。ホンダ CR-V
アメリカ市場では2016年から販売開始。
日本市場へは、2018年8月から販売が開始された現行CR-Vは、いまやハイブリッド帝国と呼んで差し支えないトヨタに対抗する一番手です。
パワーユニットは、ダウンサイジングの1.5Lターボと、2.0Lハイブリッドの2つ。
そのうちハイブリッドの2WDモデルが、21.2km/Lという低燃費を誇ります。
CR-Vのラゲッジスペースは、広さもさることながら、床面が低く、荷物の出し入れがしやすいのが魅力です。
また上級グレードには足先をリアバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートの開閉が可能な「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を装備。
使い勝手を向上させています。
■現在、人気上昇中。トヨタRAV4
最後に紹介するのは、2019-2020日本カーオブザイヤーを受賞したトヨタ RAV4。
2.0Lガソリンエンジンと2.5Lハイブリッドの2種類のパワーユニットをラインアップし、ハイブリッドモデルは20.6km/Lという低燃費を誇ります。
5代目となる現行RAV4は、先進の運転支援技術、コネクティッドサービス、優れたスペースユーティリティなど多岐に渡りますが、なんといっても運転のしやすさ、心地よさが魅力です。
大きく感じるボディも、運転席からの視界が良好で車両感覚がつかみやすく、アウトドア派にも、そうでない方にもオススメできるモデルとなっています。
■ライフスタイルに合わせて選ぼう
低燃費SUVでもそれぞれに個性が分かれているのが面白いとこです。
アクティブなアウトドア派にオススメのモデルもあれば、アーバンな雰囲気のモデルもあり、どれもとっても魅力的。
今回の記事を参考に、自分のライフスタイルに合わせたSUVを選んでみてください。