コンパクトだけど広々！トヨタ タンクのインテリア、ラゲッジルームの広さを紹介
2020.04.16
コンパクトだけど広々！トヨタ タンクのインテリア、ラゲッジルームの広さを紹介 トヨタ タンクは、2016年に登場したトールワゴン型のコンパクトカーです。
ダイハツ トールがベースのクルマで、トヨタとスバルにOEM供給され、トヨタではタンクとルーミー、スバルではジャスティとして販売されています。広い室内とコンパクトで扱いやすいのが特徴となっているタンクのインテリア(内装)とラゲッジルームを解説しましょう。
※ 画像はカスタムGです。
■狭い道でも見通しがいい運転席
運転視界を確保するために広くとられたガラスエリアは、ドライバーに優しいだけでなく、外の景色が良く見えるので同乗者も開放感が得られます。 Aピラーは、運転視界を遮らないように形状を工夫し、狭い道などでも見通しが良い設計です。
インパネデザインは水平基調で、車内をより広く感じさせることにひと役かっているほか、インパネ、メータークラスター、ドアトリムにはソフトな感触イメージやステッチを使用したレザー調デザインで、上質さを演出しています。
インパネ中央には、4.2インチ TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイを設置。
シフトインジケーター、時計、ODO/TRIP、航続距離や燃費情報、運転モードなど、多彩な情報表示が可能となっています。 インテリアカラーは、標準グレードに深みのあるオレンジアクセントを配したものを採用。上質で温かみのある空間を演出。
カスタムグレードでは、深みのあるブラックの内装にテックブルーとシルバー加飾が先進的な雰囲気を生み出しています。
シート表皮は、全グレードでファブリックを採用。カスタムG-T/カスタムGは、撥水加工が施された表皮になります。
シート調整は、Xを除くグレードで、運転席シート上下アジャスターを装備。最適なドライブポジションで運転をすることができます。 フロントガラスとフロントドア/フロントクォーターガラスには、UV加工が施され、フロントシート乗員を紫外線から守ってくれます。
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※価格は支払総額
■狭さを感じさせないリヤシート
タンクの売りは、コンパクトながらも広々とした車内空間にあります。
室内寸法は、室内長2,180mm、室内幅1,480mm、室内高1,355mmで、コンパクトな車体を最大限に活かしています。小さなお子様であれば立った状態で着替えなども可能です。
さらに前後のシートの間隔は1,105mmと非常に広く、タンクよりもサイズの大きいミニバンなどと同等以上のスペースを確保しているので、小さなクルマに押し込まれているという閉塞感は一切ありません。
またリヤシートは、前後に240mmスライドすることができるので、乗る人の身長や荷物の量に合わせてフレキシブルにアレンジすることができます。 後部ドアは両側にパワースライドドアを採用、開口幅は597mmもあり、荷物を抱えたままでも楽に乗り降りができます。
乗降用大型アシストグリップは大人と子供両方に対応しており、年配の方やお子様でも乗り降りしやすい設計です。
この後部ドアには、スライドドアに連動して点灯する後席ステップランプが装備され、暗い場所での乗り降りをサポートします。
上面中央には、エアコンセンターレジスターを配置し、快適な空気がリヤシートにもしっかりと届くよう配慮されているほか、温風を送るリヤヒートダクターは全車に標準装備されています。
■役立つ収納がたっぷり。5人乗車で5人分の旅行荷物も載せられる
収納スペースは、運転席と助手席にはスマートフォンやペットボトルが置ける回転式カップホルダー、センターコンソールには5.0Lの容量を持つ脱着式大型センターダストボックスをはじめ、フロントまわりのグローブボックス、インパネアッパートレイ、ショッピングフック、インパネセンターポケット、ドアプルハンドルポケット(フロント)、シートアンダートレイ(助手席)、ドアポケット&ボトルホルダー(フロント)。
セカンドシート以降には
〇シートバックテーブル(助手席/運転席)、
〇シートバックポケット、センターフロアトレイ
〇トレイ式サイドトリムポケット&ボトルホルダー
〇ラゲージアンダーボックスなど、日常使いからロングドライブまで、役立つ収納がたっぷり用意されています。
ラゲッジスペースは、奥行きは740mm(リヤシート最後端時500mm)、幅は1,300mm、高さ1,070mm。ラゲッジ容量は、通常時が205L。
シートアレンジも豊富で、シートを前方にスライドさせれば、5人分の乗車スペースを確保しつつも5人分の旅行用荷物を積載できるほか、すべてのシートの背もたれを倒せばフルフラットモードで足を伸ばして仮眠することもできますし、リヤシートを倒すダイブインでは、1,500mmを超える荷室長で、958Lの広々とした空間が生まれます。
トヨタ タンクは、4mを切るコンパクトなサイズのトールワゴンでありながら、車内はその小ささをまったく感じさせない広々空間であることポイントです。
豊富な収納や大きな荷物も収まる荷室など、クラスを超えたユーテリティを持っているクルマと言えるでしょう。
