現在のインプレッサは、3代目から始まった
2020.03.11
2007年にフルモデルチェンジが施され、3代目に進化したスバル インプレッサ。
世界戦略車として、それまでのセダンとスポーツワゴンから、メインのボディスタイルをハッチバックとし、セダンはその補完として用意されるというラインアップなど、進化を遂げたモデルでもありました。
ここでは、インプレッサに大きな変革をもたらした3代目インプレッサを解説していきます。
■スポーティーな走りを想起させるエクステリア(外装)
スバルのグローバルスタンダードを目指して開発された3代目インプレッサ。
当初、日本ではハッチバックのみの用意で、そのボディサイズは、全長4,415mm×全幅1,740mm×全高1,475mmと、全幅が3ナンバーとなりました。
またホイールベースは2,620mmと、先代より90mm延長するなど、室内のスペースが大幅に拡大されました。
スタイリングは、フード前端からリヤまで続く流れを感じさせるフォルムと、リヤを短かくまとめたことで生まれる軽快感、そしてシャープなキャラクターラインによって、スポーティな走りをイメージさせます。
リアコンビランプには、いち早くLEDを採用するなど、機能性を高めたエクステリアデザインが、インプレッサとしての走りの深みを増してます。
ちなみに、セダンはハッチバックの翌年、クロスオーバータイプのインプレッサXVは2010年に、それぞれ追加投入されました。
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■手触りがよく滑りにくいファブリックを使用
3代目インプレッサの室内サイズは、室内長1,985mm、室内幅1,475mm、室内高1,200mmとコンパクト5ドアハッチバックとしては、広い室内となっています。
フロントシートは、クッション部に新ウレタン素材を採用するとともに、新たにシートバックスプリングを開発。
シート表皮には、手触りが良く、運転中に滑りにくいファブリック素材を使用し、ロングドライブでも疲れを感じさせない快適性と、乗降性の良さや座り心地、運転中のサポート性を兼ね備えた形状となっています。
ちなみに、インタークーラー付きターボエンジンを搭載するS-GTグレードには、ホールド性の高い、バケットタイプをオプション設定しています。
ラゲッジは最大幅1,352mmで、5名フル乗車時でも、9インチのゴルフバッグを2個収納できる大きさが確保されています。
■1.5L・2.0Lの水平対向4気筒を搭載
パワートレインは、グレードによって3種類用意されています。
まず1.5L 水平対向4気筒DOHCは、最高出力81kW(110PS)/6,400rpm、最大トルク144Nm(14.7kgm)/3,200rpmで、10・15モード燃費は17.6㎞/L。
ラインアップの中心となる2.0L 水平対向4気筒SOHCは、最高出力103kW(140PS)/5,600rpm、最大トルク186Nm(19.0kgm)/4,400rpmで、10・15モード燃費は14㎞/L。
もっともホットな2.0L 水平対向4気筒DOHCインタークーラー付きターボが、最高出力184kW(250PS)/6,000rpm、最大トルク333Nm(34.0kgfm)/2,400rpmで、10・15モード燃費は13.0km/Lとなっています。
組み合わされるトランスミッションはスポーツシフト付き電子制御4速オートマチックと5速マニュアルを用意。
駆動方式は、FFとAWDがありました。
■SIシャシーを採用
3代目インプレッサから採用されているSIシャシーは、フロントのストラット式サスペンションのジオメトリーを最適化。
同時に、フロントクロスメンバーの断面形状をボックス化してサスペンション支持剛性や衝突安全性を確保するとともに、フロント部の軽量化を図ることで、リニアなステアリングの効きと優れた操縦安定性を実現しています。
またリヤには、しなやかな乗り心地と優れたスタビリティ、そしてラゲッジスペースの拡大を実現する、新開発のダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用。
すべてのリンクをサブフレームを介してボディに取り付けることで、路面からのショックやロードノイズが直接ボディに伝わらない構造とし、乗り心地と静粛性をともに高めています。
さらに水平対向エンジンの搭載位置を下げることにより、低重心のパワートレインによる優れた走行性能が一層際立ち、プロペラシャフトのレイアウトもよりストレートになったことで、静粛性の向上にもつながっています。
3代目インプレッサは、SIシャシーによる進化が非常に大きく、走行性能と居住性能が飛躍的に向上しています。
現在のつながる転換点となった3代目インプレッサは、良質な1台としておすすめのクルマになっています。
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