何にでも使える5代目スバル フォレスターとは?
2020.03.08
2018年に発売された5代目のスバル フォレスター。
さまざまな技術を一新し、ボディサイズを拡充しながらも4代目と変わらぬ取り回しの良さと、本格SUVにふさわしい悪路走破性で、人気のモデルです。
使うシチュエーションを選ばないマルチな性能を備えた、異色のクロスオーバーSUV、フォレスターの魅力に迫ってみましょう。
■優れた悪路走破性能を感じさせるエクステリア(外装)デザイン

SPG(スバルグローバルプラットフォーム)を採用したボディサイズは、全長4,625mm×全幅1,815mm×全高1,730mm、ホイールベース2,670mmという数値。
先代モデルと比較すると、全長(+15mm)、全幅(+20mm)、ホイールベース(+30mm)ともに拡大。
なかでもホイールベースの延長は、SGP採用による恩恵です。
また本格SUVとしての機動力を高めるため、最低地上高を220mmに設定。
結果、アプローチアングル20.2度、ディパーチャーアングル25.8度、ランプブレークオーバーアングル21.5度となりました。
これらの要素によって、雪道や未舗装路での走破性を高めるとともに、斜面に乗り上げるときや斜面から平地に降りるとき、あるいは斜面や丘部の頂上を越えるときでも優れた走破性が発揮できるようになっています。
エクステリアデザインは、SUVらしいダイナミックさや機能性を表現したモダンキュービックフォルムを採用。
立方体(キュービック)によって生まれる容積感と、左右のフェンダーの張り出しによるスタンスの良さを合わせ持ったフォルムで、運転する人の冒険心を掻き立てるような躍動感あふれる造形となっています。
またひとめでスバル車と分かるCシェイプモチーフは、力強さとワイド感を表現。
サイドは、ホイールアーチにクラッディングを追加することで、ホイールまわりを強調したデザインとして、走りの良さと悪路走破性の高さをアピールしています。
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■細部にまでこだわったインテリア(内装)

インテリアは、すべての乗員を包み込む安心感と、ゆとりある開放感が魅力です。
インスツルメントパネルは、中央から左右のドアにまで一体感をもって広がりを感じられるようなダイナミックな造形とし、ラウンド感のある形状にしたことでクルマに守られているという安心感を生み出すことに成功しています。
またセンターコンソールやドアトリムは、立体的な造形でふくよかさを表現。
ドアトリムは、アームレストから窓肩までを、やわらかな素材で覆い、触感からも快適性を高めています。
質感にもこだわり、メータパネルや操作系などの機能パーツは、金属製パーツで覆うケーシングモチーフを採用。
くわえて、インスツルメントパネルからドアパネルにかけては、ディンプル模様の幾何学模様テクスチャーを採用するなど、SUVらしい機能性や頼もしさ、タフさを表現しています。
ほかにもインテリア照明を夜間時の視認性に優れたホワイトLEDで統一し、左右空間の広がりが感じられるようになっています。
■動的質感の向上
5代目フォレスターでは、動的質感を高めるため、さまざまなノウハウが注ぎ込まれました。
ハード面では、SPGの採用、VGR(可変ギヤレシオ)ステアリングボックスの採用、サスペンションの刷新など、車体骨格のあらゆる部分に手が入っています。
それらの効果によって、ハンドルを切ったときの無駄な挙動を減らし、車体が路面に吸い付くような安定した、イメージ通りの走りを可能としました。
さらに不快な振動を徹底的にカットすることで、室内は高い静粛性が保たれています。
ほかにもブレーキシステムの刷新と、電動パーキングレーキの採用によって、アイサイトによる制御を進化させるなど、さまざまな面で質感の向上が図られています。
■2.0L・2.5L 水平対向4気筒のエンジンを搭載

パワートレインは、新開発の2.5L 水平対向4気筒直噴エンジンと、2.0L 水平対向4気筒直噴エンジン+電動モーターによるハイブリッドシステムの”e-BOXER”を用意。
e-BOXERは、最高出力107kW(145PS)/6,000rpm、最大トルク188Nm(19.2kgm)/4,000rpmを発生する2.0Lエンジンに、最大65Nmのトルクを発生する電気モーターを組み合わせ、モーターアシストならではのリニアで軽快な加速が味わえるようチューニングされています。
その際、モーターは車体中心に近い位置に、重量物であるリチウムイオンバッテリーは後輪車軸上に配置して、前後重量バランスを効率化し、応答性に優れたハンドリングと安心感をもたらす走りを両立しています。
もうひとつのパワートレインとなる2.5Lエンジンは、FB25型をベースに、高圧縮比化や排気側へのAVCS採用によって燃焼効率を向上。
結果、最高出力136kW(184PS)/5,800rpm、最大トルク239Nm(24.4kgm)/4,400rpmの性能を獲得しました。
いずれもトランスミッションは、レシオカバレージ拡大や低フリクション、軽量化など実現したリニアトロニックを採用。
アクセル開度で変速特性が変わるオートステップ減速や、マニュアルモードを1段増幅した7速マニュアルモード、トルクコンバータの刷新によって、走りや操作の質感を高めるとともに燃費性能も向上させています。
AWDの制御には、スイッチひとつで最適なモードが選べるX-MODEを採用。
路面状況にあわせて、深雪や泥道、あるいは砂地といった過酷な環境下であっても、優れた悪路走破性能を引き出すことができるようになってます。
車内のマルチファンクションディスプレイには、選択中の走行モードだけでなく、前後ピッチ角や左右ロール角などの傾斜角度が表示され、視覚的にもその効果が分かるようになっています。
■予防安全装備、アイサイトを搭載

安全性能は、0次、走行、予防、衝突という4つの視点から、それぞれを進化させました。
まず0次安全では、優れた視界性能や疲れにくいシートなどで、安全の基本を確保。Aピラーの付け根に三角窓を取り付け、カーゴルーム横にも小窓をつけることで、死角をなくし高い視界性能を実現しています。
またフロントシートは構造を変更することで、疲れにくいドライビングポジションを生み、運転に集中できるようインターフェースの配列にも工夫が施されています。
走行安全は、SGPが生み出す高い走行性能によって、危険回避性能を向上。
VDC(ビークルダイナミクスコントロール)も活用し、自動的に電動パーキングブレーキが作動するオートビークルホールドや、旋回中の左右駆動力を最適化するアクティブトルクベクタリングなどで、あらゆる路面状況でも安心して走り続けることができるよう躾られました。
予防安全では、アイサイトの性能を進化させることで、安全性を高めるとともに、運転時のストレスを低減。
具体的には、全車速で操舵を支援しあらゆる場面での運転負荷を軽減するアイサイトツーリングアシストや、後退時にぶつからない自動ブレーキシステムのRABなどを新採用するとともに、プリクラッシュブレーキやクルーズコントロール、車線逸脱抑制制御といった各装備の性能向上も図られました。
そして衝突安全では、すべての乗員を守るために世界トップレベルの衝突安全性に磨きをかけています。
あらゆるシチュエーションでその性能をいかんなく発揮するスバル フォレスター。
都会からアウトドアまで、高い性能を発揮してくれることが、フォレスターの絶対的価値といえるでしょう。
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