アウトドアでも使える?ミニ クロスオーバーの悪路走破性能を紹介

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アウトドアでも使える?ミニ クロスオーバーの悪路走破性能を紹介

2019.07.26

アウトドアでも使える?ミニ クロスオーバーの悪路走破性能を紹介


ミニシリーズの中で、人気のあるSUVモデル”クロスオーバー”。現行モデルではミニブランド最大まで拡大され、ガソリン、クリーンディーゼル、PHVという3つのパワートレインを揃えるなどラインアップも豊富です。そんな人気車種でもあるクロスオーバーの悪路走破性能はどうなのでしょうか?

※2019年7月時点の現行モデルについて解説しています。



ミニ クロスオーバーってどんなクルマ?


ミニブランドの新たなバリエーションとして、2010年にSUVのテイストと機能を加えた5ドアハッチバックのクロスオーバーです。同じプラットフォームを採用するクラブマンや、ホイールベースを延長したミニ5ドアという見た目の近いラインアップがあり、これらのモデルと差別化を図らなくてはなりません。


そこで、2017年2月に日本でも発売開始された新型ミニクロスオーバーでは、全グレードで4WDシステムが選択可能になっており、オフロードはもとより、オンロードでのコーナリングや加速時にも安定した走行性能が発揮されます。

ただし、ファミリーカーとしての用途も考慮するため、オフロード走行向けの過度なセッティングではなく、絶妙なさじ加減でミニらしさのある悪路走行性能を引き出そうとするセットアップになっています。



4WDモデル「ALL4」の実力は?


アウトドアでも使える?ミニ クロスオーバーの悪路走破性能を紹介


ミニクロスオーバーに搭載されている4WDシステムであるALL4は、電子制御クラッチはダイナミックスタビリティコントロール(DSC)と連携し、走行状態に合わせて、ミニツインパワーターボエンジンの駆動トルクをフロント・リアアクスル間で最適かつ無段階式に分配することで、通常の路面から滑りやすい路面や悪路での走行時には、安定した走りを可能にしています。


通常の路面では100%のトルクが前輪に分配され、FF車として無駄な燃料の消費を抑えて効率的に走行。凍結路など滑りやすい路面や雨で濡れた路面では前輪の空転を検知すると、トルクを後輪にも分配し4輪で走行。安定した走りを維持します。


急カーブの場合はトルクの一部を後輪へ分配することで、意図したラインよりも外側に膨らむことを防ぎ、理想的なライン取りを可能にします。



クロスオーバーならではの装備の数々


アウトドアでも使える?ミニ クロスオーバーの悪路走破性能を紹介

これも悪路や過酷な事前環境でのドライビングには欠かせないSUV性能といえます。


まず運転席・助手席シートヒーター。座面、背もたれ両方から身体を3段階の強さで温めることができ、寒い外気で固まった体をほぐしてくれます。このシートヒーターはALL4搭載モデルのみの装備となるので要チェックです。


冬のドライブでは常に起こりがちなフロントガラスの曇りや凍結は、非常にやっかいな問題です。ミニクロスオーバーはフロントガラスを温め、曇りや凍結を解消する機能が装備されており、さらにウィンドウウォッシャー液も電気で暖められるので、フロントガラスの雪や氷を除去しやすくなっています。


また、電気式ヒーター内蔵のサイドミラーも雪や氷を効率的に取り除いてくれるので、フロントガラス同様に良好な視界を確保することが出来、安心して冬のドライブが楽しめます。



限定車 ノーフォークエディションの魅力


ミニクロスオーバーはクーパーSを始めとする多くのラインナップを用意していますが、その中でも限定車は魅力的な選択肢となります。現在ラインナップしている限定車はミニクロスオーバー・ノーフォークエディションがあります。


ノーフォークエディションは、旅をテーマにミニクロスオーバークーパーD ALL4をベースとした300台限定の限定車となっており、ファッションブランドF/CE.のデザイナー、山根敏史氏とコラボレーションし、オリジナルパーツのデザインを共同開発した特別仕様となっています。旅人が進んでいく道をモチーフとした専用ボンネットには、左右非対称な道がダイナミックに描かれています。


また、テールゲートと左右のクォーターピラーに旅人を導くストリート・サインをモチーフとした専用ネームバッジを装備。フロントグリルにはアディショナルLEDヘッドランプセットや、ピクニックベンチ、セパレーションネット、18インチブラックアルミホイールなど、冒険心を駆り立てる特別装備が多いモデルとなっています。


なお、メーカー希望小売価格は495万円となっており、ベース車ミニクロスオーバークーパーD ALL4の439万円に対して56万円のアップとなりますが、このデザインや装備などに納得できれば、どんな悪路でもファッショナブルに挑むことが出来そうです。


アウトドアでも使える?ミニ クロスオーバーの悪路走破性能を紹介


ミニクロスオーバーは、ALL4の設定などでSUVとしての実力は十分です。一台ですべてをまかなう事の出来る多彩や性能を持っています。しかし、悪路をあえてガンガン攻めるオフロードモデルではありません。安全に、そして安心して走行できるクロスオーバーであり、日常生活において悪路も走れるミニとなっています。

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