ランドローバー ディスカバリー5のスペックを紹介
2019.07.25
ランドローバー ディスカバリーは定員7名のフルサイズSUVです。2016年に5代目のディスカバリー5となり、日本でも2017年5月に発売開始されました。
悪路走破能力の高さを感じさせるアグレッシブなデザインと強力なエンジンが人気となっています。今回はSUVの中でも異彩を放つランドローバー ディスカバリー5の各スペックを中心に紹介します。
エンジン
エンジンタイプ |
3.0L V型6気筒ディーゼル |
3.0L V型6気筒ガソリン |
最高出力 |
190kW(258PS)/3,750rpm |
250kW(340PS)/6,500rpm |
最大トルク |
600Nm/1,750〜2,250rpm |
450Nm/3,500〜5,000rpm |
JC08モード燃費 |
11.6km/L |
8.5km/L |
車両本体価格 |
867万円より |
861万円より |
ディスカバリー5には3.0L V型6気筒の、ガソリンエンジンとクリーンディーゼルがラインナップされています。ガソリンエンジンはスーパーチャージャーによって過給。 340PSという高出力を誇り、ダイナミックでレスポンスの良い俊敏な走りを実現。また、ディーゼルエンジンほどではないにしても、スーパーチャージャーにより450Nmという高トルクとなっています。
ディーゼルエンジンは、これまで以上に燃費を向上。オフロード走行とけん引に適した600Nmという高トルクを誇り、約2.4tにもなる車重の定員7名のフルサイズSUVにもかかわらず、道を選ばず長距離ドライブをこなします。
同じランドローバーのレンジローバースポーツにはPHEVの設定がありますが、ディスカバリーにはまだPHEVの設定はありません。
走行性能
ディスカバリーと言えば歴代モデルから続く卓越した悪路走破能力。それは現行モデルでも変わらず、クロスリンク式電子制御エアサスペンションシステム、ダイナミックスタビリティコントロール(DSC)、ヒルディセントコントロール(HDC)。
さらに、システムを状況に合わせて最適化するテレインレスポンス2、オールテレインプログレスコントロールシステム(ATPC)、そして最大渡河水深900mmを誇るウェイド・センシング。日常の走行からオフロードまであらゆる環境にも対応する、卓越した能力を持ちます。
|
最大渡河水深 |
最低地上高 |
電子制御エアサスペンション車 |
900mm |
207mm |
コイルサスペンション車 |
850mm |
215mm |
|
標準 |
オフロードモード |
アプローチアングル |
26°(電子制御エアサスペンション) 26.3°(コイルサスペンション) |
34°(電子制御エアサスペンション) |
ブレイクオーバーアングル |
21.2°(電子制御エアサスペンション) 22.2°(コイルサスペンション) |
27.5°(電子制御エアサスペンション) |
デパーチャーアングル |
24.8°(電子制御エアサスペンション) 25.9°(コイルサスペンション) |
30°(電子制御エアサスペンション) |
安全性能
ディスカバリー5は最新モデルらしい安全性能で充実しています。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)、エマージェンシーブレーキ、レーンキープアシスト、トラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッター、ブラインドスポットアシスト、リアトラフィックモニター、サラウンドカメラシステム、リアカメラ、クリアエグジットモニター、パークアシスト、360度パーキングエイドなどを標準装備するなどドライバー支援システムも充実させさせています。
また、2018年モデルでは新たな機能として、制限速度や追い越し禁止の標識をインストルメントクラスターやヘッドアップディスプレイに表示するトラフィックサインレコグニションや、後部座席の乗員が降車する際に、接近する車や自転車を検知して注意を促すクリアエグジットモニターを追加。
車線を認識して中央の走行を維持し、30km/h以上であれば車線のない道路でも前方車両を追従するステアリングアシスト機能付ACCを、オプションで用意するなど、次々と新機能を追加設定しています。
先代までと異なり初のアルミモノコックを採用したことで"普通のSUV"になったのでは?と、思いました。しかし、それは危惧だったようです。軽量化されたことと600Nmの高トルク、そして数々の新機能によって、今まで以上に悪路走破能力は向上。そして、フルサイズSUVならではのゆとりある車内空間も忘れてはいけません。