5代目スバル フォレスター アドバンスのスペックを紹介

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5代目スバル フォレスター アドバンスのスペックを紹介

2019.06.09

5代目スバル  フォレスター アドバンスのスペックを紹介


5代目フォレスターの発売から約2ヶ月遅れの2018年9月14日、ランナップに追加されたグレードがアドバンスです。スバルお得意のシンメトリカルAWDに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e-BOXER」を積んだアドバンスの、スペックを中心に紹介します。※2019年5月時点の情報です。




e-BOXER搭載の新エンジンの特徴は?


アドバンスを特徴づけているのは、エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステム、e-BOXERの存在です。


5代目スバル  フォレスター アドバンスのスペックを紹介


フォレスターのガソリングレードは、すべて2.5L の直噴エンジンを積んでいます。そのいっぽうで、アドバンスはモーターがエンジンをアシストする関係で、エンジンのダウンサイジングが可能となりました。


結果、JC08モード燃費は、2.5Lエンジンでは14.6㎞/Lなのに対し、e-BOXERでは18.6㎞/Lに向上しています。


ボディサイズは、全長4,625㎜×全幅1,815㎜×全高1,715㎜。室内のサイズは、室内長2,100mm、室内幅1,545mm、室内高1,270mmで、室内長が10mm短い以外は、ガソリングレードと変わりません。


5代目スバル  フォレスター アドバンスのスペックを紹介


ただし、ハイブリッドシステムを搭載する関係で、車両重量はガソリングレードと比べると110kg〜120kg重い1,640kgとなっています。




ハイブリッドとは違う価値観が魅力


このe-BOXERに搭載された電気モーターは、おもにエンジンのアシストのために働くので、大別するとマイルドハイブリッドに属します。


ただし、容量の小さな駆動用バッテリーとモーターを装備しており、バッテリーが十分に充電されている状態では、発進時や低速域でモーターのみの走行も可能なところが、通常のマイルドハイブリッドと異なります。


とはいえ、トヨタのプリウスなどのストロングハイブリッドとも違っており、モーターはあくまで脇役として走りを支えます。


最高出力107kW(145PS)/6,000rpmと最大トルク188Nm/4,000rpmを発生するエンジンに、最高出力10kW(13. 6PS)、最大トルク65Nmのモーターを組み合わせたe-BOXERは、アクセルペダルに対してのレスポンスも良く、気持ちよく加速できる、走りにこだわるスバルらしいパワートレインとなっています。




安心して運転ができるクルマ


前後ブレ―キは、ガソリングレードが前後16インチ対応ベンチレーテッドであるのに対し、アドバンスではフロントが17インチ対応ベンチレーテッドディスクに変更され、制動力が高められています。


5代目スバル  フォレスター アドバンスのスペックを紹介


あえてアドバンスに大きなブレーキを装備させたのは、ドライビングプレジャーを楽しめるフォレスターの性格を、e-BOXERによって殺さずに向上させるためでしょう。スバルの意識の高さが伺えます。



5代目にフルモデルチェンジして高評価を得たフォレスターの魅力を、さらに向上させたアドバンスの存在は、世界的流行中のSUV市場において、スバルの地位を引き上げることになるかもしれませんね。

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