CR-Vのマイナーチェンジの歴史を紹介

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CR-Vのマイナーチェンジの歴史を紹介

2019.06.06

1995年に初代が発売されて以来、CR-Vは、日本国内だけでなく海外でも人気を博すグローバルカーとなりました。初代CR-Vから現行5代目CR-Vまで、どういった違いがあるのか歴史をご紹介します。




CR-Vの開発コンセプトは?


1995年10月に発売されたCR-Vは、オフロードでの頼れる機動力と、都市部でも快適に乗りこなせることの両立を目指し、当時多かったヘビーデューティーなSUVとは異なるコンセプトで登場しました。「CR-V」という名前は、「Comfortable(快適に) Runabout(自由に走り回る) Vehicle(乗り物)」の頭文字をとって名づけられたもので、「いつでも、どこでも、気軽に、気持ちよく」というコンセプトを体現する名となっています。


従来のオフロード車とは異なる都会的でスタイリッシュなデザイン、ウォークスルーできる居住性の高さなど、セダンの乗り心地と操作性に加えて、クロスカントリー車の機動性やミニバンのユーティリティも追及するという、異なる資質を融合した贅沢な車でした。


ちなみに1990年代はバブルが崩壊し、人々の生活やモノに対する価値基準が大きく変わった時代でした。外側よりも、個々の人の心の満足や自分らしさといったものが、価値基準として求められるようになった時代にCR-Vは、本来のクルマに求められる乗る方が使いたいとき、行きたいところに楽しみを味わいながら行けるクルマとして開発されたのです。




その後のモデルチェンジの歴史


2代目CR-Vは2001年9月に発売されました。ボディは丸みを帯びたデザインとなり、より都会的で近代的なスタイルとなりました。初代は日本国内市場向けでしたが、海外の要望にこたえ、世界中で発売されることになり、人気のモデルとなっていきました。


CR-Vのマイナーチェンジの歴史を紹介


CR-Vの持つ価値、求められる価値を棚卸し、ユーザーのライフシーンを想定しながら、課題をクリアし、2代目CR-Vは生み出されました。


3代目CR-Vは2006年に発売、初代と2代目が海外で人気となっていたこともあり、9月に北米、10月に日本発売という海外先行発売となりました。開発コンセプトは変わらないものの、より海外市場向けのデザインとなりました。エンジンは当時のホンダの技術を結集した2.4L DOHC i-VTECエンジン。5速ATとの組み合わせで、走る環境にかかわらず快適な走りを実現。リアルタイム4WDシステムで、走行安定性も大幅に向上しました。


CR-Vのマイナーチェンジの歴史を紹介


2011年12月に発売された4代目CR-Vの開発リーダーは、F1チームの車体開発にかかわったメンバーです。F1で培った経験は、空力技術などに生かされ、それまで量産車にはなかった技術が反映されました。


CR-Vのマイナーチェンジの歴史を紹介


また、海外市場のニーズにこたえるため、エクステリアやユーティリティなど細かな部分に海外ユーザーに訴求するものが取り入れられています。例えば、エクステリアは鋭角なウインドウのエッジ処理や、大きなタイヤを収めるフロントフェンダーなど、よりシャープでスタイリッシュかつ、エンジン性能はそのままにより燃費の良い車になっていました。その結果、2016年SUV世界販売台数ナンバー1を達成しました。


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5代目CR-Vは、2016年10月に北米で発表、日本では2018年8月に販売開始しました。開発コンセプトは、「道具としての質実剛健さ」。同じ車体で2列シートと3列シートが選べ、さらに便利な使い方ができるようになりました。ハイブリッドモデルもこの5代目から導入。指先でシフトチェンジできるエレクトリックギアセレクターを採用し、ホンダの最新技術が多数取り入れられた、自動運転に近い運転支援システムも導入されています。車内のインテリアは木目調を採用するなど、さらに高級感も増しています。



5世代に渡るCR-Vは、その当時の最新のテクノロジーを搭載し、「快適で自由に走り回れる乗り物」と進化をしてきました。仕事とオフ、どちらも大事にする方のニーズにこたえつつ、自分らしい走りを応援するホンダのクルマとなっています。

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