水平対向6気筒も魅力。4代目 スバル レガシィ アウトバックとは？

2009年にレガシィ ツリーングワゴン、B4とともにモデルチェンジを行い、4代目へと進化したアウトバック。

2015年より5代目が登場しているため、すでにひと世代前のモデルとなっていますが、中古市場では狙い目のおすすめモデルです。

そんな4代目レガシィ アウトバックを、紹介していきたいと思います。

■独自のパーツで個性を際立たせたエクステリア(外装)

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ベースとなるレガシィツーリングワゴンとは、全体のプロポーションに大きな差はありませんが、SUVのテイストがプラスされることで、タフな印象と力強さがより際立つエクステリアデザインとなっています。

また、専用デザインのフロントグリルやDピラーの処理によって、ツーリングワゴンとの差別化を図ったこともトピックで、ボディカラーもセージグリーン・メタリック、サンライトゴールド・オパールという専用色が用意されました。

ボディサイズは、全長4,790mm×全幅1,820mm×全高1,605mm、ホイールベースは2,745mm、最低地上高200mm、車両重量1,520kg。

レガシィツーリングワゴン比で+50mmの車高アップは、雪道や悪路で有利となるだけでなく、乗降性の向上やドライバーの視界が良くなる効果が期待できます。

■機能性、質、広さを兼ね備えたインテリア(内装)

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インテリアは、「品格」と「ゆとり」をテーマに、機能性と質の高さを追求したデザインとなっています。

ステーションワゴンベースということもあり、居住空間とラゲッジルームの広さも折り紙付きです。 インパネまわりのボタン配置は、デザインだけでなく、ドライバーの視線移動が最小限に済むようにレイアウト。

マルチインフォメーションディスプレイは、全席から見えやすい位置に設置することで、車両の状態を把握しやすくなっています。

フロントシートは、高剛性シートフレームの採用により、むち打ち軽減効果を実現しながら、シートバック上部のクッション厚を十分に確保することで、包み込まれるような座り心地を実現しています。

センターコンソール周辺に、カップホルダーや収納ボックスを配置するほか、ドアポケットには500mlのペットボトルや薄型のボックスティッシュなども収納できるよう配慮されています。

ラゲッジルーム(荷室)はステーションワゴンという特性を活かし、通常時でも520Lの大容量を確保。

普段使いで狭いと感じることはほぼないでしょう。

■走りをつかさどるシャシー＆足まわり

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“SI-シャシー”コンセプトに沿って設計された車体に、最適化を実施したフロント：ストラット式、リヤ：ダブルウイッシュボーン式のサスペンションによって、しっかりとした走りと、しなやかな乗り心地を両立させました。

エンジンおよびトランスミッションのマウントには、クレードル構造を採用。

快適性、走り、衝突安全性を総合的に高めています。

このマウント方法はターボエンジンの搭載にも最適化され、触媒の排出ガス浄化性能も高めています。

■最後の水平対向6気筒エンジンに注目

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4代目レガシィ アウトバックには、2.5Lの水平対向4気筒と、3.6Lの水平対向6気筒という2種類のエンジンが設定されています。

2.5Lエンジンは、最高出力125kW(170PS)/5,600rpm、最大トルク229Nm(23.4kgm)/4.000rpmを発揮。

カタログ燃費は10・15モード燃費値で14.0km/L。

3.6Lエンジンは、最高出力191kW(260PS)/6,000rpm、最大トルク335Nm(34.2kgm)/4.400rpm。

カタログ燃費は10.0km/Lです。

近年はスバルでも、ターボエンジンが主流となっていますが、低回転から高回転まで気持ち良く吹け上がる自然吸気エンジンは、ドライビングプレジャーを高めるもの。

とくに水平対向6気筒は、新しいプラットフォームを使ったモデルには搭載がなく、レガシィ系では4代目アウトバックが最後のモデルとなっています。

ステーションワゴンとベースとしたクロスオーバースタイルの4代目レガシィ アウトバックは、実用性に特化した車内、上質な乗り心地と、オンロードでのユーテリティを高めることで成功したモデルです。

2020年1月現在の中古価格は49～119万円と手ごろなプライスレンジも魅力となっています。

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