SUVとハイトワゴンのクロスオーバー、三菱 EKクロス

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SUVとハイトワゴンのクロスオーバー、三菱 EKクロス

2020.03.03

ライバルひしめく軽ハイトワゴンのなかでも、斬新なスタイルで人気のekクロス。


これまでにもSUVテイストを備えた軽自動車は存在したものの、上級モデルのデリカD:5に通じる存在感のあるデザインが与えられることはありませんでした。


そんな見た目も魅力のekクロスの実用性や質感を解説します。



■SUVらしさを強調したデザイン




SUVとハイトワゴンのクロスオーバー、三菱 EKクロス


三菱 ekクロスは、2019年3月に発売された軽ハイトワゴンです。


ボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,640mm(4WDモデルは1,660mm)。その他の数値は、ホイールベース2,495mm、重量840〜920kg、最低地上高155mmとなっています。


スタイリングは、THE CUTE BEAST(キュート・ビースト) というコンセプトで、軽ハイトワゴンとしての性能を犠牲にすることなく、アクティブかつ存在感のあるSUVテイスト。


兄弟車のekワゴンとはまったく異なる表情を持っています。


デザインのキーとなるフロントマスクは、三菱のフロントデザインコンセプトであるダイナミックシールドを採用しています。


少し前に発表された新型デリカD:5とは、兄弟のような親子のような共通性を感じさせてくれます。


それにボディカラーは、イエローやレッド、ブルーなど、ビビッドな色を中心に展開。


ポップな印象のツートンカラーもラインアップし、親しみやすさも備えています。


インテリアは、インストルメントパネルに水平基調の「ホリゾンタルアクシス」というデザインコンセプトを採用。


オートエアコンパネルは、上質な質感と高い視認性を実現したタッチパネル式、インストルメントパネルは、透明パーツによる立体的なメーターリングを採用するなど、シンプルでスマートな印象です。


ekワゴン譲りの広々とした空間は、ブラックを基調にブルーを差し色とすることでスタイリッシュかつスポーティなもの。


またシートは、凹凸感のある生地にハニカム調エンボス加工を施すことで、タフで機能的なイメージを表現しています。




■三菱初のプロパイロット機能を搭載。長距離のお出かけでも安心




SUVとハイトワゴンのクロスオーバー、三菱 EKクロス


ekクロスには、普段のお買い物から長距離ドライブまで、安心な運転支援システムが搭載されています。


eアシストと呼ばれる運転支援システムは、衝突被害軽減ブレーキシステム、衝突防止アシスト、車線逸脱警報システム、オートマチックハイビーム、車線逸脱防止支援機能など運転に集中できるシステムで構成される運転支援システムのeアシストは、全グレード標準装備。


アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作を支援して、長距離での疲労やストレスを軽減してくれるとともに、高速道路の渋滞走行、巡航走行も快適にサポートしてくれるマイパイロットはオプションで用意されます。


またオプションのデジタルルームミラーは、荷物で後方が確認できない場合でも後方視界を投影できるほか、移動物検知機能つきのマルチアラウンドビューモニターも装備。車両の安全性を格段に高めます。




■最大29.8km/Lの低燃費



エンジンは、660cc 直列3気筒のNAガソリンとガソリンターボで、トランスミッションはCVT。


スペックは、NAガソリンが最高出力38kW(52PS)/6,400rpm、最大トルク60Nm(6.1kgm)/3,600rpm。


ガソリンターボは、最高出力47kW(64PS)/5,600rpm、最大トルク100Nm(10.2kgm)/2,400〜4,000rpm。


最高出力2.0kW(2.7PS)/1,200rpm、最大トルク40Nm(4.1kgm)/100rpmのモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドを採用することで、燃費はNAガソリンが18.8〜21.2km/L、ガソリンターボが16.8〜19.2km/L(いずれもWLTCモード)を実現しています。


減速時のエネルギーはリチウムイオンバッテリーの充電に無駄なく使われ、加速時のトルクフルな走り出しをアシスト。


ストップ&ゴーの多い街中でもストレスを感じることはありません。




■雪道やぬかるんだ道でも安心




SUVとハイトワゴンのクロスオーバー、三菱 EKクロス


軽トールワゴンベースの足まわりは、フロントがマクファーソンストラット式、リアがトーションビーム式(4WDは後:トルクアーム式3リンク)という構成。


タイヤサイズは、Mグレードが前後155/65R14、G、Tグレードは165/55R/15です。


ekワゴンと同じ155mmという最低地上高ながら、ekクロスには滑りやすい路面での発進、加速をサポートするグリップコントロールが装備され、雪道やぬかるんだ道などで駆動の空転を防ぎます。


また、横滑りを抑制しクルマを安定させるスタビリティコントロールと発進時に左右両輪が同時にスリップすると、エンジンの出力を抑えて駆動力とハンドルの操作性を向上させるトラクションコントロールが合わさったASC(アクティブスタビリティコントロール)が全車標準装備されています。


4WDシステムは、通常は前輪を中心に駆動しつつ、滑りやすい路面では後輪にも駆動力を伝達するオンデマンド式のフルタイム4WDで、雨や雪でも安心感があります。


ekクロスは、144万1,000円~と比較的手が届きやすい価格設定でありながら、安全性、デザイン性、質感のすべてが高水準であり、コストパフォーマンスの高さが魅力のひとつ。


個性的なデザインも所有感を満たすのには十分で、日常の良い相棒となってくれるのではないでしょうか?




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