トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介

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トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介

2019.04.17

トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介


トヨタ ランドクルーザー200系

トヨタが1950年代から現在まで生産を続けるランドクルーザー。日本では「ランクル」の愛称で親しまれ、その高い悪路踏破性から世界各国でも高い評価を集めるSUVの傑作モデルです。1954年に初めて「ランドクルーザー」の名前が使われて以降、70系や80系などを経て、現在も200系のランドクルーザーが販売されています。そんな世界が認めた本格4WDの実力をスペックを中心に紹介していきます。※2019年3月時点の現行モデルについて解説しています。


100系より全長、全幅が拡大

トヨタ ランドクルーザーGX
全長×全幅×全高:4,950mm×1,980mm×1,880mm
ホイールベース:2,850mm
トレッド(前/後):1,640mm/1,635mm
車両重量:2,430kg
乗車定員:5名
タイヤサイズ:275/65R17
サスペンション(前/後):ダブルウィッシュボーン独立懸架/トレーリングリンク車軸式


トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介


200系のランドクルーザーは、2007年のデビュー以来2回のマイナーチェンジを行なわれ、改良を重ねながら、現在まで生産され続けています。ボディサイズはGXの場合、先代の100系モデルよりも全長で60mm、全幅で40mm拡大される一方、全高は20mmほど低くなり、ホイールベースは100系と同じ2,850mmとなっています。


欧州でも大型サイズのプレミアムSUVが発売されていますが、多くは全長5m超という大きさ。それに対してランドクルーザーは、日本の道路事情に合わせた取り回しの良い大きさになっています。


存在感のあるフロントマスクは、縦方向の厚みを増すことで、トヨタの最上級SUVしての力強い風格を備えており、ランクルの伝統を感じさせつつ、近代的なデザインとなっています。ZXとAX系は、LEDヘッドランプとLEDフォグランプが採用されます。


トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介


インテリアは、ZXにプレミアムナッパの本革を使用するなど贅沢なつくりとなっており、インパネは、ZXとAX系が木目調、GXはブラックとなっており、高級感あふれる空間に仕上げています。


エントリーグレードのGXのみ5名乗車ですが、それ以外のグレードでは3列シートによる8名乗車が可能です。3列目シートは左右に跳ね上げることができ、ZXはスイッチひとつでシートが跳ね上がるセミオートを標準装備しています。


トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介


さらに2列目シートを前方へ跳ね上げれば、最大1,685mmもの奥行きを備えた大容量ラゲッジスペースが生まれます。


また、ZXにはリヤシートエンターテイメントシステムや18ものスピーカーを備えたトヨタプレミアムサウンドシステムなどがオプションで選択でき、タフなエクステリアと悪路走破性の高さに相反するかのように、インテリアの装備は充実しています。


トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介


力強い走りと優れた環境性能を備えた4,6L V型8気筒を搭載

トヨタ ランドクルーザーGX
エンジン:1UR-FE型 V型8気筒
排気量:4,608cc
最高出力:234kW(318ps)/5,600rpm
最大トルク:460Nm(46.9kgm)/3,400rpm
JC08モード燃費:6.9km/L
トランスミッション:フレックスロックアップ付きスーパーインテリジェント6速オートマチック
駆動方式:フルタイム4WD


200系ランドクルーザーが搭載するエンジンは、4.6L V8エンジンの1種類のみ。アルミダイキャストブロックとDual VVT-i(吸排気連続可変バルブタイミング機構)によって、同排気量クラス最高水準の動力性能を獲得。低速から高速まで伸びやかなパワーを発揮し、力強い走りと優れた環境性能を実現しています。


組み合わされる6速ATは、滑らかでスムーズな変速が可能で、ギヤ比のワイドレンジ化により、燃費向上や高い静粛性の獲得に大きく貢献しています。またシーケンシャルシフトマチックによってMT感覚でのシフトアップ/ダウンが可能です。


フルタイム4WDは、オフロード走行時にトラクションやブレーキを最適に制御する最新システム「マルチテレインセレクト」を搭載。5つのモード(ロック/ロック&ダート/モーグル/ルーズロック/マッド&サンド)から路面状況にマッチするモードを選択すると、路面状態に合わせて、駆動力を4輪に最適に分配します。


ほかにも凹凸が大きいオフロード走行時にステアリング操作のみで極低走行ができる「クロールコントロール」や、クロールコントロール作動時に回頭性を高める「ターンアシスト機能」など、悪路踏破性に特化した電子制御デバイスが搭載されています。


また急傾斜を安全に乗り越えるための性能にも特化。アプローチアングルは32度、デパーチャーアングルは25度となり、最大安定傾斜角44度、登坂能力は45度にも達するなど、屈強な足まわりを備えているのもランドクルーザーの魅力です。



トヨタ・セーフティー・センスを標準装備


トヨタ ランドクルーザーGX
・トヨタ・セーフティー・センス
 -プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼]検知機能付/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
 -レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)
 -レーンディパーチャーアラート
 -オートマチックハイビーム
・LEDヘッドランプ(オートレベリング機能付)
・LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)
・緊急ブレーキシグナル
・VSC(ビークルスタビリティコントロール)
・EBD付マルチテレインABS&ブレーキアシスト
・デュアルステージSRSエアバッグ(フロントシート)+SRSニーエアバッグ(フロントシート)+SRSサイドエアバッグ(フロントシート)
・全席ELR付3点シートベルト&ヘッドレスト など


ランドクルーザーには、トヨタの衝突回避支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」が標準装備されています。これは発生割合の高い事故に対応する先進安全機能をパッケージ化したものです。


警告や自動ブレーキによって、衝突回避または被害軽減をサポートする「プリクラッシュセーフティ」、先行車を認識し、追従走行ができる「レーダークルーズコントロール(ブレーキ制御付)」、車線を逸脱した場合に警告する「レーンディパーチャーアラート」、夜間の見やすさをサポートする「オートマチックハイビーム」の4つの先進安全機能があります。この機能は、ミリ波レーダーと単眼カメラによって歩行者と先行車を認識・検知することでシステムの作動を可能にしています。


トヨタの最上級SUV、ランドクルーザー200系のスペックを紹介


さらに、車線変更時の後方確認をサポートし、後退時の死角を検知して注意喚起する「ブラインドスポットモニター」がZXに標準装備。AX系にメーカーオプションのとして用意されているほか、駐車時に上から見下ろすようにしてまわりの安全を確認する「マルチテレインモニター」も選択できます。こちらはT-Connect SDナビゲーションシステム装着車にメーカーオプションとして、設定されています。


ほかにも、駐車時の接触や衝突の回避に貢献する「クリアランスソナー&バックソナー」がGX以外に標準装備。タイヤの空気圧低下を知らせる「TPWS(タイヤ空気圧警報システム)」がZX、AX系のメーカーオプションとして用意されています。



果てしなく続く大地を駆け抜けるためにあらゆる性能を搭載した、日本の誇るプレミアムSUV。そのシーンは砂漠でもジャングルでも、もちろん都会のハイウェイでも場所を選ぶことがありません。一切の妥協を排したクルマづくりを半世紀に渡って続けてきたトヨタの矜持が、このランドクルーザーには集約されているのです。



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