スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?

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スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?

2019.04.18

1992年にデビューした小型車、インプレッサには、ラリーカーのベースとして有名なセダンの他に、独自のコンセプトで作られた5ドアハッチバックが用意されました。スポーツワゴンと名付けられたこのモデルが、後にインプレッサスポーツへと発展。2010年には、インプレッサスポーツにSUVテイストをプラスしたインプレッサXVが登場しました。

※20193月時点に販売されているモデルについて解説しています。


SUBARU XVとインプレッサスポーツの関係は?


2007年のモデルチェンジで、スポーツワゴンに代わって登場した5ドアハッチバックの3代目インプレッサをクロスオーバーSUVに仕立て直し、2010年にデビューしたモデルがインプレッサ XVでした。


スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?


スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?


その後、インプレッサは2011年のモデルチェンジ5ドアハッチバックをインプレッサ スポーツに改名。翌2012年にはインプレッサスポーツをベースとした、新型XVが誕生し、同時に独立した車種と位置付けるために車名からインプレッサを省きました。


この2代目は、2013年にスバル初のハイブリッドモデルが用意されたことでも話題となりましたが、インプレッサスポーツにハイブリッドの用意はありませんでした。


2016年になると本体のインプレッサは、新しいプラットフォームを使った5代目に進化。翌年には、XVも新型プラットフォームを採用したモデルになり、現在へと続いています。


スペックの比較は?


XV全長4,465mm×全幅1,800mm×全高1,550mmでホイールベースは2670mm、車両重量は1440kg対するインプレッサスポーツは全長4,460mm×全幅1,775mm×全高1,480mmで、ホイールベースは2670mm、車両重量は1350kgです。



スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?


スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?


ボディは、フェンダーアーチに樹脂パーツを追加したXVのほうが若干大きく、車重は装備品の違いで40−50kgほど増加しています。


全高の70mmの差は、そのまま最低地上高の違いで、スポーツの130mmに対して、XV200mmが確保されています。共通のボディなので居住性に差はないものの、乗降性はXVのほうが優れています。


搭載エンジンは、1.6L2.0Lの水平対向4気筒DOHCが共通。XVのみ2.0L水平対向4気筒+電気モーターのハイブリッド(e-BOXER)が用意されます。


スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?


スバル XVとインプレッサスポーツの違いとは?



駆動方式は、すべてAWDモデルのXVに対し、インプレッサスポーツには、AWDのほかにFF2WDが用意されます。JC08モード燃費も良好で、1.6i-L アイサイト同士で比較した場合、XV16.2kmLに対し、2WDのインプレッサスポーツは18.2km/Lをマークします。


また小さいところでは、最小回転半径がXV5.4mなのに対し、インプレッサスポーツは5.3m優位です



エクステリア・インテリア・カーゴルーム


エクステリアデザインは、同じボディを使うため酷似していますが、XVには専用のフロントバンパー、サイドクラッディング、リアバンパー、ルーフレールなどが装備され、ワイルドで躍動感ある印象に仕上がっています。

インテリアデザインも基本は共通で、内装のカラーやシートの意匠によって違いを出しています。カーゴルームは、ともに385Lで、XVe-BOXERのみ340Lとなります。



インプレッサスポーツの最低地上高を上げ、アウトドアシーンにも似合う万能な5ドアハッチバック(ショートワゴン)XVです。フォレスターほどのサイズと性能は必要ないけれど、アウトドアシーンで活躍できる走行性能と、流行中のスタイリッシュなクロスオーバーSUVが欲しいという方には、XVはベストマッチな1台といえるでしょう。


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