ハイエース バンに搭載されているエンジンは?走行性能をご紹介

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ハイエース バンに搭載されているエンジンは?走行性能をご紹介

2018.04.17


運送業や建設業、小売り業、さらには趣味の個人ユーザーからも、圧倒的な支持を得ているハイエース バン。仕事でも趣味に使っても十分なキャビンスペースに、故障知らずのエンジン、そしてタフな足まわりで、多くのユーザーに選ばれています。 この記事では、そんなハイエース バンのエンジンの性能と、走行性能について解説します。

ハイエース バンに搭載されているエンジン

ハイエース バンのエンジンは、2Lと2.7Lの直4ガソリンと、2.8Lの直4ディーゼルの合計3種となります。使い勝手が良いのは、高トルクと低燃費の2.8Lディーゼルですが、スキーやサーフィンなど、それほど重量物を乗せない趣味用に使うのであれば、ガソリンの2Lモデルでも十分です。

ガソリンエンジンのスペック

型式:1TR-FE 排気量:1,998cc 最高出力:100kw(136ps)/5,600rpm 最大トルク:182N・m(18.6kgf・m)/4,000rpm JC08モード燃費率:10.4㎞/L 型式:2TR-FE 排気量:2,693cc 最高出力:118kw(160ps)/5,200rpm 最大トルク:243N・m(24.8kgf・m)/4,000rpm JC08モード燃費率:11.0㎞/L

ディーゼルエンジンのスペック

型式:1GD-FTV 排気量:2,754cc 最高出力:111kw(151ps)/3,600rpm 最大トルク:300N・m(30.6kgf・m)/1,000~3,400rpm JC08モード燃費率:13.0㎞/L ※燃費はすべてDX・DX“GLパッケージ”の数値です。
ちなみに、スーパーGL(2/5人乗り・5ドア 、ロングバン・標準ボディ・標準ルーフ・標準フロア)で比較した場合、 スーパーGL2.0ガソリン車:2,974,320円(メーカー希望小売価格) スーパーGL2.7ディーゼル車:3,562,920円(メーカー希望小売価格) で、ディーゼルの方が約58万円高になります。

ハイエース バンの走行性能


ハイエース バンに求められる走行性能は、乗用車に求められるそれとは根本的に異なります。それは車両総重量に限りなく近い人や物を載せた時でも、空荷時と同じように走行できることです。そのために、さまざまな工夫が施されています。
強固なボディ構造に加え、足まわりはフロントにダブルウィッシュボーンサスペンションとベンチレーテッドディスクブレーキの組み合わせ、リアはリーフリジッドサスペンションとし、荷物積載時にも安定した走行を可能にしています。さらにトランスミッションは、エンジン性能を引き出し、低燃費にも貢献する6速ATをディーゼル車、ガソリン車ともに設定。2.0Lガソリン車には根強い需要がある5速MT車も用意されます。
すべてのエンジンに用意される6速ATは電子制御式で、低速域から効果のあるフレックスロックアップと下り坂などで便利な登降坂制御付とされ、またシーケンシャルシフトマチックによってマニュアル感覚の操作も可能としています。
また、フルタイム4WDはビスカスカップリング式で、駆動力を効率良く配分し、未舗装路や凍結・積雪路など滑りやすい路面での走行をサポートし、降雪地域などでの使用にも対応しています。

安全確認のしやすさと安全装備

特筆すべき点はその安全性能で、商用バンでありながら、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した“Toyota Safety Sense P(トヨタ セーフティ センス P)”を標準装備しています。自動ブレーキと一般的に呼ばれる「プリクラッシュセーフティシステム」は、クルマだけではなく、歩行者も検知するもので、衝突回避や被害軽減役立ちます。
また、「レーンディパーチャーアラート」は、車線を逸脱する可能性がある場合、ブザーとディスプレイ表示による警報で、車線からのはみだしを予防する装備。そして、安全はもちろん、手動操作の煩わしさを軽減するオートマチックハイビームも装備されています。
ハイエースの高いアイポイントは、遠くまで見渡せることに加え、狭く左右の見通しの悪い路地でも前方の確認が容易で、ストレスもたまりにくく、乗用ユースにおいてもそのメリットは感じられるはずです。
乗用車とは比較にならない過酷な環境で酷使されることを想定して作られたハイエースは、日本の輸送を支えてきたと言っても過言ではありません。そんなハイエースですから、趣味のツールとして活用すれば、最強のパートナーになってくれることでしょう。

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