トヨタ C-HRの挑戦的なデザイン!

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トヨタ C-HRの挑戦的なデザイン!

2018.03.21

201612月、発売と同時にコンセプトカーのような近未来的なデザインが皆の度肝を抜いたC-HR。発売後に大ヒットしたことで街中で多く見られるようになりましたが、今でもその姿を間近で見ると、やはりその斬新なデザインに見入ってしまいます。そんなC-HRの開発コンセプトやデザインの特徴を改めてみていきましょう。


「我が意の走り」という開発コンセプト


C-HRの開発コンセプトは「我が意の走り」、そしてdistinctive(=個性的であること)。久々の投入となるSUVなだけに、走りと個性的なデザインを求めるトヨタの強い姿勢が垣間見えます。特にデザインに関しては相当こだわったようで、極端なまでに独創的なスタイルを追求しました。
これは、C-HRの属するコンパクトSUVクラスにおいて、悪路走破性や機能的で力強いデザインといったこれまでのSUVイメージから、スタイリッシュで都市に似合うイメージへと脱却する流れ…にに沿ったもので、今では世界中の自動車メーカーが相次いでクーペスタイルをまとったSUVデザインを採用しています。
クロスオーバーSUVというジャンルを作り出したトヨタとしては、新しく投入するSUVもまた、世界をリードし、アッと驚かせる存在にしたかったわけです。コンセプトカーがそのまま実売車のようなデザインになったことがその証左でしょう。

デザインの特長


C-HRのデザインは、フロントのキーンルック、ダイヤモンドのようなボディ、そしてクロスオーバーSUVとしては低い全高と大きく傾斜したリアウインドウこそ、最大の特徴といえるでしょう。日本車の挑戦的なデザインが止まっていたと言われる現代においてここまで攻めたデザインは素晴らしいと思います。ボディの複雑なシルエットとシャープなプレスラインは、もはや芸術といえる造形美で、よくも作れたなと関心するほど。
ボディカラーはモノトーンで8色、ツートンも同じく8色の展開となっています。

特別仕様車“LED Edition”


現在設定されているC-HRの特別仕様車は、2017年の11月に発売された“LED Edition”です。
“LED Edition”は、すべてのランプをLED化した大型ヘッドランプ(オートレベリング機能付Bi-Beam LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ+LEDシーケンシャルターンランプ+LEDデイライト)を特別装備します。
ボディカラーには、メインカラーのブラック×センシュアルレッドマイカを含むツートーンが4色、メタルストリームメタリックを含むモノトーンを4色の全8色を設定しています。
価格はそれぞれのベース車プラス24,000円アップとなっており、すべてのグレードに設定されています。“LED Edition”に装備される LEDランプ類は、これまでもメーカーオプションに設定されていましたが、価格は151,200円となっており、単純に127,200円安く装備することが出来て、非常にお買い得感がある仕様となっています。

“LED Edition” メーカー希望小売価格(ベース車の価格) S-T“LED Edition”:2,540,400円(2,516,400円) G-T“LED Edition”:2,799,600円(2,775,600円) S“LED Edition”:2,670,000円(2,646,000円) G“LED Edition”:2,929,200円(2,905,200円)

好き嫌いの出るデザインのトヨタ C-HRですが、同じく斬新なデザインのプリウスのデザインが「嫌い」の声が多い中、C-HRはそのデザインが大好評。嗜好性の高いSUVだからということもありますが、プリウスやアクアと並ぶほどの台数を売り上げ、女性も気軽に使っているのを見ると、ファミリーカーとして定着しているのがわかります。
どうやら日本人の感性に突き刺さったのは、王道を行くプリウスではなく、挑戦的なC-HRの様です。それは、ありきたりの低燃費車や、広さと機能性を求めたミニバンから、車に個性と何よりもカッコ良さを求め始めた、ユーザーの意識の変化なのかも知れませんね。

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