2代目の日産・エクストレイルってどんなクルマ?

お気に入りの中古車一覧

SUVバイヤーズコラム

2代目の日産・エクストレイルってどんなクルマ?

2018.01.31

2代目エクストレイルについて見てみましょう。


2代目エクストレイルってこんなクルマ!




初代エクストレイルの成功をうけて、2代目エクストレイルは2007年に登場しました。プラットフォームには、日産・セレナやルノー・メガーヌと同様のCプラットフォームが採用された一方で、2001年より連続して国内SUV販売台数1位を獲得するほどの人気であった初代エクストレイルを踏襲し、エクステリアデザインはキープコンセプトとなっています。一方で、インテリアデザインでは、初代で採用されていたセンターメーターは廃止されています。



心臓部には、最大137馬力を発揮する2リットル直列4気筒エンジンと、最大170馬力を発揮する2.5リットル直列4気筒エンジン、そして2008年にはコモンレール式ディーゼルエンジンを搭載したクリーンディーゼルモデルが導入されました。2012年以降国内市場ではにわかに人気が高まったクリーンディーゼルですが、当時はまだネガティブなイメージも多く、国内で導入するブランドは皆無でした。

一方で、世界戦略車としてディーゼルエンジンが優勢な欧州市場を含むグローバルで販売されていたエクストレイルは、クリーンディーゼルエンジンモデルも当初より開発されており、非常に完成度の高い仕上がりでした。このクリーンディーゼルモデルは、2009年には第19回省エネ大賞における資源エネルギー庁長官賞を受賞しています。



2代目エクストレイルのトランスミッションには、CVT6AT、そして6MTが一部のグレードに採用されています。駆動形式は引き続き、FF4WDが用意されました。ボディサイズは全長4590mm×全幅1785mm×全高1685mmと、初代に比べてわずかに大型化されています。2代目エクストレイルは、2010年にマイナーチェンジが施された後、2013年まで販売されました。



一貫したコンセプト




初代エクストレイルは、市場のニーズと競合他社の動向を徹底的に研究した上で開発されました。加えて、一貫したコンセプトによるマーケティング活動が功を奏し、2001年より国内SUV販売台数の1位を走り続けるほどの成功をおさめました。

フルモデルチェンジでは大きな変更が施されることが多い一方で、デザインやコンセプトをキープした2代目エクストレイルは、変わらぬ成功をおさめました。変わることが重要である中で、あえて変わらなかったエクストレイルは、勇気のある決断だったと言えるでしょう。

SUVバイヤーズコラムの一覧に戻る

買取&下取強化中!
査定もお気軽にご依頼ください!

トップへ戻る