120系 ランドクルーザー プラドってどんな車?

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120系 ランドクルーザー プラドってどんな車?

2018.01.31

クロスカントリービークルの代名詞にして、トヨタが世界に誇る名車と言えば、ランドクルーザーをおいてほかにはありません。1954年に登場して以来、度重なる改良を経て、64年が経過した2018年現在でも、その名が受け継がれています。


ランドクルーザープラドは、そんなランドクルーザーの派生車種として、1990年に登場しました。ランドクルーザーがもつクロスカントリービークルの性能はそのままに、より乗用車ライクなタウンユースなSUVとして登場したランドクルーザープラドについて、ここでは120系と呼ばれる第3世代について紹介したいと思います。



120系ランドクルーザープラドってこんなクルマ!




3代目となる120系ランドクルーザーが登場したのは2002年のことでした。日常使用のできるライトデューティーなクロスカントリービークルとしてのコンセプトや、5人乗りの3ドアショートボディと8人乗りの5ドアロングボディというパッケージングに変更はありませんでしたが、欧州市場をメインマーケットとするために、より洗練されたデザインが採用されました。

ランドクルーザーに比べて、曲線が強調されたデザインや、縦型のフロントグリル、ボディ同色のフェンダーなどにより、高級感のあるSUVとしての性格が強められました。


一般ユーザー向けモデルの性格をより強めたことで、ナビゲーションシステムなどの先進整備に加え、盗難防止のためイモビライザーが装着されました。また、日本国内ではMTが廃止されたことからもわかるように、実際のユーザーによる使用は、オンロードが中心となりました。



高級SUVの時代へ




同じく100系へと進化したランドクルーザーも、高級SUVとしての性格を強めました。2代目ランドクルーザープラドが登場した2000年代は、本来のクロスカントリービークルとしての性能はそのままに、もしくはクロスオーバーSUVでも、高級感をもたせるというのがSUVにおける全世界的な潮流でした。トヨタでも、クロスオーバーSUVのハリアーが人気を博していました。


ランドクルーザープラドの魅力は、ランドクルーザーのような大型高級SUVと、ハリアーのようなよりライトな高級クロスオーバーSUVの間を埋めるポジションであることでしょう。ランドクルーザーよりも値段も手頃であり、大型の機械式駐車場に収まるサイズ感は、都市部のユーザーにも手を出しやすいモデルでした。もちろん、その居住性や積載能力、悪路走破性は言うまでもありません。

一方で、グローバル戦略モデルとしてのランドクルーザープラドは、欧州市場を開拓するという使命を果たすべく、様々なニーズをうけて第4世代へと進化していきました。

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