ガソリン車のエスティマの7人乗りと8人乗り、収納スペース、荷室の広さはどれぐらい違う?
2019.02.28
エスティマのガソリン車には、7人乗りと8人乗りがあり、当然ながらシート配置が異なります。
そのシート配置の違いは、収納スペースや荷室容量にどれぐらいの影響をおよぼして、実際の使用環境では使い勝手にどのような差が生まれるのでしょうか?考えてみました。
※2019年2月現在販売中のモデルで解説しています。画像はトヨタ エスティマ アエラス プレミアムです。
コンソールボックスが唯一の違い
運転席・助手席周りには、プッシュオープン式カップホルダー(2個)&コインボックス、運転席前方と助手席前方に、手帳やスマホなど小物を収納可能なアッパーボックス&アンダーボックス、ドアにはフロントドアポケット+ボトルホルダーを装備します。
また後部座席周りには、地図や雑誌など収納可能なシートバックポケット(助手席側)、コンビニでの袋を下げられる買い物フック(運転席シートバック)、ボトルホルダー(左右スライドドア1個ずつ)、クォータートリムポケット(右側)+ボトルホルダー(右側2個)。荷室には、洗車道具などを収納可能な床下ラゲージボックスがあります。
8人乗りと7人乗りで異なるのは、運転席と助手席の間にあるコンソールボックスで、通常は前方にカップホルダーを備えた固定式のハイブリッドコンソールボックスですが、7人乗りのみロングスライドコンソールボックスに変わり、セカンドシートでコンソールボックスを利用できるようになります。
また、荷室の床下ラゲージボックスは、サードシート格納時に使用できなくなるので、注意が必要です。
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※価格は支払総額
シートアレンジによって変わる荷室容量
・7人乗り
荷室長(通常時/サードシート格納時/フロントシートのみ使用):565/1,450/1,640mm
荷室幅:1,265mm
荷室高:1,325mm
荷室容量(通常時/フラットラゲージモード時):465/1,780L【VDA方式】
・8人乗り
荷室長(通常時/サードシート格納時/フロントシートのみ使用):565/1,450/1,870mm
荷室幅:1,265mm
荷室高:1,325mm
荷室容量(通常時/フラットラゲージモード時):465/2,250L【VDA方式】
7人乗り(2列目キャプテンシート)のシートアレンジは、すべてのシートを展開させたフル乗車モード、サードシートを床下収納させた4人乗りモード、セカンドシート(リラックスキャプテンシート)を最大800mmロングスライドできるスーパーリラックスモード、セカンドシートをめいっぱい前方にスライドさせ、座面を折りたたんだフラットラゲージモードがあります。
8人乗り(2列目6:4分割チップアップシート)のシートアレンジは、フル乗車モード、5人乗りモード、フラットラゲージモードで、基本は7人乗りと同じです。ただし、2列目に6:4分割チップアップシートを採用する関係で、収納時は7人乗りよりも広いラゲッジスペースが確保できることにくわえ、乗車定員に応じたアレンジも可能です。
サードシートは7人乗り8人乗りともに床下収納なので、収納時には出っ張りのない荷室が現れます。
エスティマの7人乗りは、セカンドシートが独立したキャプテンシート、8人乗りは3人掛けが可能なベンチシート(6:4分割チップアップシート)を採用しています。
乗車定員とそれにともなうシートアレンジにより、荷室容量が変化しますが、フル乗車時の荷室容量は同じです。
荷室は8人乗りのほうが広い。より多くの荷物を載せるなら8人乗りがおすすめ。
8人乗りはセカンドシートをチップアップすれば、最大で1,870mmの荷室長を作り出せますが、7人乗りの場合、荷室長は最大でも1,640mmです。
いざというときの使いやすさや、車中泊を想定するなら、8人乗り。2列目の居住性を重視するなら、7人乗りがオススメとなります。
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