スバル レガシィ アウトバックとマツダ アテンザを比較!

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スバル レガシィ アウトバックとマツダ アテンザを比較!

2019.01.30

スバル アウトバック 2015


ツーリングワゴンが廃止され、レガシィ唯一のワゴンボディとなったアウトバックと、マツダのアテンザ ワゴンは、ともに欧州のDセグメントに属するモデルで、いずれも国産離れしたデザインがポイント。


また水平対向4気筒、クーリンディーゼルという特長あるエンジンを積んでいることでも、注目されます。この2車種には、はたしてどのような違いがあるのでしょうか。


それぞれの上級グレード、レガシィ アウトバック リミテッドと、アテンザ XD Lパッケージ(4WD)を、エンジン、4WD、安全の3つから比較してみましょう。


両車のエンジンをチェック!

スバル アウトバック 2015

レガシィ アウトバックには、スバルの代名詞でもある2.5Lの水平対向エンジンが搭載されています。


軽量かつコンパクトで、低重心であることが特長の水平対向エンジンは、直列やV型とはひと味違うエンジンフィーリングを味わうことができます。


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マツダ アテンザワゴン XD Lパッケージ

一方、マツダ アテンザには、スカイアクティブ-D 2.2と呼ばれるクーリンディーゼルが搭載されています。


2018年の大幅改良で採用された急速多段燃焼と、速度域で使い分ける2つのターボチャージャーにより、最高出力、最大トルクともに向上。さらにディーゼルの欠点である加速フィールの悪さと静粛性を、独自の技術で解決。上質で余裕のある走りを実現しています。


4WDの走行性能はいかに

スバル アウトバック 2015

レガシィ アウトバックのAWDはアクティブトルクスプリット型です。


路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分するアクティブトルクスプリットAWDを、重心位置が低く、前後左右のバランスにも優れるシンメトリカルAWDに組み合わせることで、安定した走りと安心感の高い悪路走破性、さらにはスポーティなハンドリングをもたらしています。


また足回りには、コーナーリング中の横滑りを抑えるVDC(ビークルダイナミクスコントロール)を装備することに加え、タイヤが空転してしまうようなシーンで、エンジン、ミッション、AWD、VDCを統合制御することでスムーズな脱出を実現するX-MODEなど、先進の車両安定制御技術が搭載されています。


マツダ アテンザワゴン XD Lパッケージ

対するアテンザですが、ディーゼルエンジン搭載車両の4WDモデルにのみ、i-アクティブ AWDが採用されます。


このi-アクティブ AWDは、4輪の駆動力を積極的に制御するシステムで、ドライバーが感じ取れないほどのわずかなスリップから路面状況を予測して、2WDから直結4WD状態まで駆動を変化させることで、安定した姿勢を保ちます。


さらにスリップしにくい路面では、後輪へのトルク伝達を抑え、燃費向上にも貢献するものです。


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両車の安全性能はいかに

スバル アウトバック 2015

レガシィ アウトバックには、アイサイトと呼ばれる運転支援システムが搭載されています。

前方の自動車、人、障害物、白線をステレオカメラで認識することができるようになっていて、衝突の可能性がある時に運転手に注意喚起を行い、それでも運転手が衝突回避操作をしなかった場合に自動ブレーキを発生させるプレクラッシュブレーキや、先行車に追従する全車速追従機能付クルーズコントロール機能などが搭載されます。


マツダ アテンザワゴン XD Lパッケージ

アテンザには、i-アクティブセンスが搭載されているグレードも選ぶことができ、パッケージには、マツダレーダークルーズコントロール(AT車)、レーンキープアシストシステム、アドバンストスマートシティブレーキサポート、AT誤発進抑制機能に加え、アダプティブLEDヘッドライトやスマートブレーキサポートなど、充実した安全装備が搭載されている印象です。


レガシィ アウトバックとアテンザ XD。どちらも、エンジン性能、4WDの走破性、安全性能において優れたものを備えていますが、車高をアップしたアウトバックのほうが、悪路では優れた性能を発揮しそうです。また、水平対向のガソリンエンジンと、先進のクリーンディーゼルは、大きな違いです。


経済性で選ぶならアテンザ XD、トータルな走破性で選ぶならレガシィ アウトバックということになるでしょう。

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